
頂上で眺望をゆっくり楽しんだ後、槍の肩に無事到着。
夏休みの真っ盛りにしては空いている槍ヶ岳山荘前でのんびり昼食。
後はテント泊して一般ルートを下山だけなので、のんびり、のはずが、最後の試練が。
昼過ぎから雲に覆われ、槍のテント場は飛騨沢から吹き上げる突風が一晩中
テントを叩く。ロープを足し念入りに立てたテントが飛ばされるんちゃうか
と思いながら、一晩過ごす。

槍でテントを張るなら、槍の肩より、槍沢を少し下った殺生ヒュッテのテント場の方が
おすすめです。
翌朝、収まらない風の中、テントをたたんで下山。
槍沢を下るのは前やってるので退屈なので、飛騨沢を下りました。

千丈乗越下のお花畑を愉しみ、

槍平小屋を通り、

滝谷の出合を過ぎ、ひたすら歩いて、

正午ごろ、無事、新穂高に下山。
平湯で温泉に入り、飛騨牛を食べて帰宅。
長年憧れた北鎌尾根を踏破し、2020年、特別な夏の山行
は終わりました。
