日本人、其の多くの方がマグロを主に多く世界中のマグロを食い捲っている人種。フィリピン人、鶏を世界一気捲っている人種かも。何に付け鶏を良く食べる。
機会があり、とある飲食業の新入社員採用後のトレーニングに立ち会う機会があった。総勢25名。新品のトレーニングTシャツを着用、慢心の笑顔にとても丁寧な言葉使い。何事にも「イエッサー」テキパキと指示された部屋へ移動(移動中とにかく無駄話が多い)トレーナーを待つ。大先生が笑顔で部屋へ入ってきた。この大先生、月額1万ペソで企業と契約、其の社員のトレーニングを請け負うらしい。
基本講座が始まった。客の接待方法だ、持参した何処かの誰かが書いた本。棒読みである。しかし、棒読みの途中に「皆俺が読んでいる内容本当に理解しているのか?」「イエッサー」このトレーニングは居眠りしただけでその場で退室、即刻首になるためか全員根性入れて居眠りしない努力中。
大凡3時間経過、大先生「お腹はすきましたか」「イエッサー」一言である。「これから45分間、休憩します。食事をし、用を足しておくよう」「イエッサー」大先生は企業オーナーと食事のため外出した。この渋滞の中45分で帰ってこれるのかな?
食事をしながら新入社員と話をした。「先生の話を良く理解できた」「イエッサー」こいつらイエッサーと言っていればいいと思いやがって。「お客様が入ってきたらなんていうの?」「何と言えば良いのですか?」「何で俺が質問しているのに、俺に質問するんだ?」「ソリーサー」結局は居眠りしないことに重点を置いていて、大先生の棒読みは全く理解もしていないし、理解しようとしていないようにも思えた。45分が過ぎ各自部屋へ戻った。その後1時間経過。先生が来ない。全員居眠りモード。とにかく暑い。エアコンも無い部屋。睡魔に襲われ新入社員諸君居眠りモード。大先生の居ない間眠っても別に罰則は無い。鼾まで聞こえる。2時間30分も待たせられ。ペコペコしながら先生が再度教壇へ。目はうつろ、暑さで頭ボー。早々に棒読み。1時間ほど経過して其の先生ニコニコしながら「今回の新入社員諸君は非常に礼儀正しく、良く私の話を聞いているせいか、質問も無く、順調に指導が出来ました。明日も叉行います。」といって部屋を出て行った。新入社員、解放され、帰途に。翌日も同じようなことが続けられ、トレーニングが終わった。
今回採用された新入社員は其の殆どがHRM(ホテルレストラン管理)学部を卒業した者が多い。年齢も様々である。
いよいよ、開店の日が。
膨大な費用を費やしたトレーニングの成果を待ち望んだオーナー。開店当日に発したのは「オンマイゴット!」
居眠りをしないようにすることに一生懸命の諸君。講義などはどうでも良い。単なる抗議を受ければ採用が決定されたくらいの程度のようであった。
全く基本どうのではない。やることなすことは論外。湯気を猛然と立てたオーナー閉店後、トレーナーを呼び問いただした。トレーナー曰く、私の指導方針に全く間違いはありません。全員抗議も良く聞き理解しておりました。
オーナー曰く、君はこのような事業を良く理解しているのか?「イエッサー」「先生はこのような事業形態の店へ行ったことがあり、事業内容を理解されていましたか」「ノーサー」
開店から2ヶ月がたった。店員は店内で携帯メールにご執心。ホール係は客からの要求はほったらかしバスケットボール中継のテレビに夢中。
まもなくであろう。
この店の基本給:日給150ペソ。その他にサービスチャージ、チップの分配とか。・・・・・・・・・・
フィリピンの商売、形だけはさすが。しかし、内容は全く無かったようで。
離乳食がジョリビーのフライドチキン。日本の諺、鶏は三歩歩くと忘れる。事実であった。
けっして「イエッサー」に騙されないように。
機会があり、とある飲食業の新入社員採用後のトレーニングに立ち会う機会があった。総勢25名。新品のトレーニングTシャツを着用、慢心の笑顔にとても丁寧な言葉使い。何事にも「イエッサー」テキパキと指示された部屋へ移動(移動中とにかく無駄話が多い)トレーナーを待つ。大先生が笑顔で部屋へ入ってきた。この大先生、月額1万ペソで企業と契約、其の社員のトレーニングを請け負うらしい。
基本講座が始まった。客の接待方法だ、持参した何処かの誰かが書いた本。棒読みである。しかし、棒読みの途中に「皆俺が読んでいる内容本当に理解しているのか?」「イエッサー」このトレーニングは居眠りしただけでその場で退室、即刻首になるためか全員根性入れて居眠りしない努力中。
大凡3時間経過、大先生「お腹はすきましたか」「イエッサー」一言である。「これから45分間、休憩します。食事をし、用を足しておくよう」「イエッサー」大先生は企業オーナーと食事のため外出した。この渋滞の中45分で帰ってこれるのかな?
食事をしながら新入社員と話をした。「先生の話を良く理解できた」「イエッサー」こいつらイエッサーと言っていればいいと思いやがって。「お客様が入ってきたらなんていうの?」「何と言えば良いのですか?」「何で俺が質問しているのに、俺に質問するんだ?」「ソリーサー」結局は居眠りしないことに重点を置いていて、大先生の棒読みは全く理解もしていないし、理解しようとしていないようにも思えた。45分が過ぎ各自部屋へ戻った。その後1時間経過。先生が来ない。全員居眠りモード。とにかく暑い。エアコンも無い部屋。睡魔に襲われ新入社員諸君居眠りモード。大先生の居ない間眠っても別に罰則は無い。鼾まで聞こえる。2時間30分も待たせられ。ペコペコしながら先生が再度教壇へ。目はうつろ、暑さで頭ボー。早々に棒読み。1時間ほど経過して其の先生ニコニコしながら「今回の新入社員諸君は非常に礼儀正しく、良く私の話を聞いているせいか、質問も無く、順調に指導が出来ました。明日も叉行います。」といって部屋を出て行った。新入社員、解放され、帰途に。翌日も同じようなことが続けられ、トレーニングが終わった。
今回採用された新入社員は其の殆どがHRM(ホテルレストラン管理)学部を卒業した者が多い。年齢も様々である。
いよいよ、開店の日が。
膨大な費用を費やしたトレーニングの成果を待ち望んだオーナー。開店当日に発したのは「オンマイゴット!」
居眠りをしないようにすることに一生懸命の諸君。講義などはどうでも良い。単なる抗議を受ければ採用が決定されたくらいの程度のようであった。
全く基本どうのではない。やることなすことは論外。湯気を猛然と立てたオーナー閉店後、トレーナーを呼び問いただした。トレーナー曰く、私の指導方針に全く間違いはありません。全員抗議も良く聞き理解しておりました。
オーナー曰く、君はこのような事業を良く理解しているのか?「イエッサー」「先生はこのような事業形態の店へ行ったことがあり、事業内容を理解されていましたか」「ノーサー」
開店から2ヶ月がたった。店員は店内で携帯メールにご執心。ホール係は客からの要求はほったらかしバスケットボール中継のテレビに夢中。
まもなくであろう。
この店の基本給:日給150ペソ。その他にサービスチャージ、チップの分配とか。・・・・・・・・・・
フィリピンの商売、形だけはさすが。しかし、内容は全く無かったようで。
離乳食がジョリビーのフライドチキン。日本の諺、鶏は三歩歩くと忘れる。事実であった。
けっして「イエッサー」に騙されないように。
彼らは「近代社会」を造り維持する能力が、先天的に欠如しているのではないかとさえ思える。
マゼラン来航以前の、原始共産制社会のままでいた方が幸せだったんじゃないかな。皮肉でも嫌味でもなく真摯にそう思う。ほかにもそんな国はあるんだろうけど。
なのに近代国家の装いだけはして、諸外国と付き合おうとするから色んなところでボロがでる。そのボロを指摘されると開き直ったり逆ギレして「プライドが傷ついた」とおっしゃる…。
「生産」は苦手だけど、その代わり「消費」は上手いよ、天才的だ。つまりバランスシートの「貸方」と「借方」がどうにも合わないんだな、国家・民族として。
付き合うのがしんどい国家、民族です(笑)
バランスシートは机上の紙。大企業の代表者は別として事業主はバランスシートを読めるのかな?
コメント有難うございました。