フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

Bakit namman

2024-03-20 | フィリピン

中国の工員がフィリピンへ来てホテルへロングスティ。

しかも人数が結構多かった。

新製品の生産開始支援との事で来比、ホテルへ滞在し、2交代で支援していた。

帰国してからすでに半年経過。

ホテルマネージャーから電話があった。

中国の工場へ電話をかけて、集金して下さい。との依頼。

私は取り立て屋じゃあるまいし、何故あなたのホテルの渉外活動しなくてはいけないのか。と尋ねた。

3ヶ月ほど前に電話をかけた。まったく言葉が通じない。

未払い金が大きいので、早急に解決をしたい。

なぜ社員でもない、無関係のものが電話をしなくてはいけないのか尋ねた。

私の周りで中国語を理解できるのはあなたしかいません。(Bakit naman)

 

経緯を聞いてみた。

当初から、支払いが悪かった。

大企業はそのような支払いをするのかと思い込んで待った。

フィリピン国内にも工場があるので余計に安心した。

金額は4百万ペソ。日本円で約1,800万円。

人数から2ヶ月間以上支払っていない勘定だ。

現地工場へ問い合わせたのか聞いてみた。

中国とフィリピンはまったく無関係。と言われた。

予約は誰がしたのか聞いてみた。

フィリピン工場とのこと。

であれば、フィリピン工場へ請求するなり、あるいは訴えれば良いのでは。

何度か電話をした。

ホテルの担当営業員はすでに退職、宿泊人数と日数は把握できたが、契約内容はわからない。

膨大な金額。何故今なのか?ただ単に、あなたの職務怠慢なのでは。と申し上げた。

毎日の仕事が忙しく、営業部門へ任せっきりだった。

是非電話をかけて事情を聞いて下さい。

 

はっきり断りました。

たとえ電話をしたとしても、宿泊契約とサービスが著しく違った。

あるいは、名簿に記載された者は弊社には居ない。騙り詐欺ではないのか。くらいで終わりそうだと伝えた。

マネージャー曰く、毎日中国人宿泊客から食事内容のクレームがあった。

中には、食事で体調を壊し中途帰国した者もいる。

中国人工員が滞在中にそのようなトラブルが頻繁にあった。とのこと。

状況から、ホテルの状況をよく調べ上げた計画的な未払い?

 

私は、弁護士ではない。

そのような問題は、時間を空けないで早々に弁護士に依頼した方が速い。と申し上げた。

「お金がかかります。海外事案で費用が高すぎます」

相づちを打ちながら心の中では「ふざけんじゃねーよ。あんたのホテルの従業員でもなんでもない。冗談は休み休み言え」

にこにこしながら、私の中国語では全く説明も会話も無理です。

フィリピンは中国華僑がたくさんいて、通訳もいるはず。

そちらへお願いするのが問題が大きくならずにすみます。と申し添えた。

 

なぜなのか、関与したばかりに、あなたが通訳したおかげで問題がさらに大きくなった。あなたが弁償して下さい。

こういう話もあり得るのです。

フィリピンでは痴情喧嘩の仲裁。

賃貸の仲裁。勿論借金話には絶対乗らないことです。

関与したばかりに責任を押し付けられることが多々あります。

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