複数の作業をこなす際の順序の決め方の話なの
です。過去にも何回か簡単に記述した記憶があり
ます。
FIFOとは「Fast In Fast Out」のことです。
例えるとしたら、レストランなどで、客に食事を
提供する順序のことです。先に注文した客の料理
を、先に出さねば客に叱られます。
スタックとは、例えとしては、子供がお菓子を
盗み食いをするときのことを想像してください。
食品棚を空け、お菓子が入っている缶を取り出し
缶の蓋を開けて、その中からお菓子を取り出して
食べます。食べ終わったら缶の蓋を閉めて、缶を
戸棚の中に入れ、食器棚の扉を閉めておく必要が
あります。この手順がスタック処理です。
跡を残さないようにしておかないと、お母さん
に見つかってしまうので、幼児とはいえこの手順
を実行するしかありません。
おそらく 3歳児くらいでは、このような処理が
できないのですが、 5歳くらいになるときちんと
できるようになります。つまり、”知恵がついた”
状態になるのです。(^o^)
それでも、あとでお母さんがおやつをあげよう
として、お菓子の缶の中を見れば、結局はバレて
しまうのですがね。^^;
スタックとは、後のものを先に処理する順序の
ことを指します。何かを順に積み重ね、上から順
に取り出すイメージです。FIFOとは逆ですね。
実際の人間生活では、これらの処理が複合的に
組み合わされて、物事が処理されているのです。
普通は気にもかけることなく、自然に処理をして
いますが、作業の手順を考えたり、ソフトウエア
を組む際には、これらの処理の違いを、きちんと
意識せねばなりません。
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