大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

醤油

2024-11-15 11:10:00 | 日記
 中国から伝わった味噌は日本で魔改造された
と言えるのでしょう。しかも、それの上澄み液
が日本の醤油になったのではないでしょうか。
 醤(じゃん)は、本来はもろみで発酵させた
もののことのようです。金山寺味噌がその名残
でしょうか。

 魚を貯蔵し発酵させたのが魚醤です。秋田の
”しょっつる”がそれです。タイのナンプラーも
有名ですよね。
 若い頃、出張先で時間があるときは、地元の
魚醤を探して見ましたが、繁華街や空港では、
なかなか見つけられなく断念しました。(:_;)
 代わりに地元の醤油を見つけてはそれを持ち
帰りましたが、地方空港の搭乗ゲートで問題が
起こりました。
 醤油は液体ですから、チェックに引っかかり
ます。で、ゲートの職員(だいたい地元の人)
が、「なぜ醤油なんかを?」と疑問に思うので
しょう。その度に「東京では手に入らない醤油
なので購入した」とは言っても、なかなか納得
してくれなくて、難儀したものでした。^^;

 しかし、各地の醤油製造所が、大手の会社に
買収されてしまいましたので、今は地方の醤油
を入手することも困難になってしまいました。
 今なら、”特産品おみやげ”として売り出せる
のにね。

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発表当時のTRON

2024-11-14 09:33:00 | 日記
 リアルタイムOSであり、1980年代に開発され
ました。当初のラインアップとしては、ほかに
ビジネス用途のB-TRONや、情報処理用、通信用
システム用のC-TRONなどが公表されました。

 で、当時、学習用コンピュータに採用予定で
あったが、アメリカから「関税障壁」として、
やり玉に上がってしまったので、学習用として
の採用が断念され、OSはWindwsになってしまい
ました。今ならば、オープンソースのOSを採用
ことでしょうね。

 国が採用を断念したために、国内メーカーも
TRONを採用するわけにはないので、Windowsの
世界となってしまったのです。ったくう。

 他に、M−TRONも含めた総合的なコンピュータ
の世界を描いたものでした。
 まあ、今は全てがTRONというわけではないの
ですが、今のコンピュータの利用形態は、当時
考えられていたのと同様のものになっています
よね。当然のことですが、スマホの構想はあり
ませんでした。

https://zer0tech.co.jp/database/post-5389/

 B-TRON を使いたかったのですが、アプリが
開発されなければ、利用する方法がないのです
よねぇ。^^; ビジネス用アプリなんて、自分で
作れませんからね。^^;
 
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「噂をすれば影がさす」

2024-11-13 09:30:00 | 日記
 今は、「噂をすれば」と「影がさす」が省略
された言い方が多いように感じます。
 誰かの噂をしていると、件の人がひょっこり
姿を表す際に、こういった言い方をすることが
あると思います。
 でも、本当はこの”影”とは良からぬ出来事を
指しているのだそうです。噂をすればその本人
になにか不幸なことが起こるということのよう
です。
 このことわざは、聖書の一節の「speak of
the devil and he shall appear(悪魔の話を
すると悪魔が現れる)」に、由来しているそう
です。
 日本でも同じような言い伝えがありますね。

 今では、噂をすれば、ひょっこりとその本人
が現れるという意味で使われているように思い
ます。

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”TRON”というOS

2024-11-12 09:30:00 | 日記
 仕事上のとある理由で、MSが嫌いでしたので
一時はほかのOS(OS/2)をいじっていた時期が
ありますが、なにせ対応アプリが発売されない
などの市場の圧力により、仕方なくWindows-XP
を利用していました。でも、XPは比較的出来の
良いOSでしたね。
 しかし、今はUbubtuを使っています。MS社の
対応に不安がありましたので、16年前から切り
替えました。

 MS嫌いは私だけではないようで、当時は東大
の助教授だった坂村教授が発表したのが、TRON
です。
 このTRONには用途別にいくつかの種類があり
ます。その中のi-TRONというのが、今や世界中
の機械制御に使われており、米国電気電子学会
の標準規格として、認定される手続きが進んで
いるようです。
 機械や通信機器を制御するのですから、装置
を使用している最中に、フリーズだリセットだ
なんてのは厳禁なわけです。安定第一です。

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パソコンの創世記

2024-11-11 09:35:00 | 日記
 パソコンを弄りだした当時(50年ほど前)は
MS-DOSの時代であり、マシンは NECのPC-9801
でした。
 OS(当時はMS-DOS)の内部も公開されていた
ので、多くの人々が内部の夫々のレジスタの値
を取り出し活用したものです。
 私も、40年ほど前に、たった8Byte サイズの
ツールを作ったことがあります。これより小型
のツールはないものと思います。
 ファイルのディレクトリ情報を、ドライブ、
ディレクトリ、ファイル名などを文字列に分割
して環境変数として外部に渡すものです。これ
を作業用のバッチファイル用のコマンドどして
活用しました。他にもいくつか作りましたね。
必要な機能のコマンド類が作れると、なかなか
便利でした。(^_^)

 他に、 2台のパソコンを用いて、 1台を通信
サーバーに見立て、RS-232C を介しメインから
通信サーバーを制御していました。毎日定時に
当時のNifty-Serve が運営していたフォーラム
への自動アクセスし、各フォーラムの巡回と、
自動投稿も行っていました。当時の通信は電話
回線経由のモデムを介して通信していました。

 米国では IBMがメインフレームコンピュータ
の端末用として売り出したのがIBM−PC 5150
というマシン。その後に、多くのメーカーが、
公開された情報を元に、これと同様なマシンを
多くのパソコンから販売され始めました。後に
PC/AT 互換機と呼ばれるマシンたちです。
 日本では、独自のPC-9801 では、世界の潮流
に乗れないため、日本語が扱えるDOS/V という
規格が発表され、マニアがこぞってパソコンの
組み立てに走ったものです。これにより日本は
独自路線から脱却できたのでした。

 それと同時に、新たな装置やシステムが開発
された際には、規格を公開することの重要性が
大事で、その後の発展に寄与するのです。近年
ではQRコードの無償公開もその一例です。

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