内覧会は、売主が買主に対し、「お部屋が完成したのでご覧下さい」ということです。従い、買主にとっては、引渡し前の最終確認ということになります。確認ですから、パンフレットやモデルルームの契約内容と一致しているか、建具の動きはどうか、傷や汚れなどの不具合はないか等の確認をすることになります。この確認作業には、当然のことながら、売主(施工会社)が立ち会わねばならないでしょう。なぜなら、不具合を直すのは、売主だからです。売主によって、内覧会の進め方は異なります。マンションの最大手、Hコーポレーションについて考えてみます。この会社が内覧会を実施する時は、内覧会の受付時に、内覧シートとペンを渡され、「お客様が、お部屋を見て、気になるところはここにお書き下さい。書き込んだら、1階で施工担当者が待ってますので、そこで確認下さい」と説明されます。
私は、この方法に対し不満を持っています。それは、買主が部屋を見る時は、施工担当者も同行すべきで、買主が指摘する不具合は施工担当者が責任を持って、内覧シートに記載すべき、と思うからです。不具合を直すのは、売主側の役目です。その役目を負っているのですから、現地で、不具合を指摘する買主の言い分を聞かなければならないでしょう。また、内覧シートは、下請けに対する作業指示書にもなるわけですから、適切な表現がされてなければなりません。施工会社の手間を惜しまず、買主に対し、最後まで丁寧に対応するのが売主の使命と思います。
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