路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

福岡県宗像市鐘崎・織幡神社

2020-03-24 18:30:11 | ツーリングレポート
2020年3月21日土曜日 快晴。

 道の駅むなかたでかわし飯弁当を食べた後、さつき松原と海岸線道路でも走ろうとハンドルを切った。
山は良くいくが、海へはあまり来ない。
潮風がおじいちゃんのKLEに良くないだろうというのがその理由の一つだが、
景色は良くても、単調な道が多いのもその一つだ。
しかし、実際走るともう最高!
青い海と空を見ながらのツーリングは本当に気分が良い。
気持ちよく走っていると鐘崎漁港へ迷い込んだ。
あら、早く元の県道に戻ろらなくてはと思っていると、ちょっと先の岬の山頂付近に立派な社殿が見えた。
先を急ぐ訳でもないし、何となく引き寄せられるようにそちらへ向かって走ると趣きのある立派な神社にたどり着いた。

◆海が目の前に広がる織幡神社へ。

◆結構な段数の階段の先に本殿はあるようです。

◆とても綺麗ですね。地元の方々が大変敬っているのが伝わります。

◆祭神は武内宿禰で、宗像大社の摂社らしい。

万葉集に「ちはやふる 金の岬を過ぎぬとも 我は忘れじ志賀乃すめ神」と歌われていて歴史も古いようだ。

社名は神功皇后由来とかで、神社にあったカラーコピーの印刷物によるとこうだ。

引用開始:社名「織幡」の由来は「三六九年に神功皇后が宗像大社に征新羅の神勅を給う(「三代実録」貞観十二年の条)」とあり、鐘崎で赤白二流の旗を織って、宗像大菩薩の御手長(竹竿)に着けたので「織幡(オリハタ)」と名付けられたとされています。:引用終わり。

土地柄とこの岬の地理的特徴から、恐らく神代前から地元の漁師たちの信仰の場となっていたに違いない、と、素人目でも想像は容易い。

 さて、はじめの鳥居を潜ると初めに目につくのは左手に鎮座する巨石である。

◆なんじゃこりゃ。えらくパワーを感じますけど!

◆何やら書いてます。

 沈鐘伝説というのが日本各地にあるようで、地名である鐘崎、金の崎は、その昔、朝鮮からの献上品だった立派な釣り鐘が難破して沈んでいるからというものだ。
この碑文を全部引用するのは面倒なので搔い摘むと、地を収める歴代の偉い人がその沈鐘を何度も引揚げようと試みるが失敗、ついに大正八年に山本菊次郎が大金を投じて伝説の沈鐘を引揚げたらこの巨石で皆がっかりしたが、ロマンを捨てきれずここに飾ってあるとのこと。
大正時代に、こんな巨石を海中から引揚げるのには相当なお金と労力が必要だったろう。
菊次郎乙!

◆右手には海女さんが。海女発祥の地とあります。

◆長い階段の途中に今宮社がある。後から参れとあるのでそうします。

◆ようやく到着。立派な社殿です。

◆振り返ると鐘崎漁港が眼下に広がります。
 近くだと宮地嶽神社もこのような作りですね。

◆なんと、御朱印はこの箱の中にスタンプがありセルフで!

 さすがに、セルフの御朱印は戴きませんでした。
これやっちゃうともうただのスタンプラリーになっちゃうようで・・・。

いやぁ、思いもかけず素晴らしいお社に辿り着いて参拝できたのは良かった。
あの巨石が私を呼んだのかもしれない。

 そんな、福岡県宗像市鐘崎・織幡神社へのクルーズは、登場が早すぎたトランス・ネイチャー・アドベンチャーツアラーKawasaki KLE400。
躍動感あふれるパラレルツインとトレールボディ、400ccという大きすぎずひ弱でないパワーユニットで人・道・旅も選ばない。
大自然と通い合う意思。
それがKawasaki KLE400。
by Nagichin.

つづく。

・ここまでの旅費 100円(お賽銭)


宗像大社御朱印と道の駅むなかたのかしわめし弁当でランチ。

2020-03-22 21:01:57 | ツーリングレポート
2020年3月21日土曜日 快晴。

 なかなか妻と一緒にする御朱印集めの旅が進まない。
今のところ宇佐神宮、祐徳稲荷神社、厳島神社、多賀神社、出雲大社の五社。
妻と一緒という縛りをなくせば、私のツーリングテーマも増えるというもの。
ただ、私一人だとスタンプラリー化する恐れがあり躊躇もしていたが、思い切って私一人で行っても良いかと尋ねると了とのことで助かった。

 早速、私の吉方位方向で何故か毎年参拝しているにもかかわらず御朱印を戴いていない宗像大社へ向かった。

◆交通安全祈願で駐車する場所のすぐ近くに駐車。

◆各種受付はこの社務所にて。

◆先ずはお参りです。午前10時前ですが、参拝者はまばらです。
 コロナのせいでしょうか。

◆池の鯉の餌売り場です。

◆もの凄く飢えた鯉が集ってきます。

◆手水舎には柄杓はありませんでした。コロナ対策でしょうか?
 もともとここにはなかった?記憶がありませんが手と口を清めて先へ進みます。

◆この先に進んで参拝します。

参拝が終わってから社務所へ行き御朱印をお願いします。
初穂料は五百円。
申し込むと数字を書いた札を渡されしばし待ちます。

◆5です。本日の5番目ということでしょうか。

◆しばらくして御朱印を戴きました。プラ製の特製栞も付いてきます。

◆交通安全ステッカー(200円)も買いました。
 KLEのどこに貼っても美観を損なうので、車検証ケースに入れました。

◆車両のお払いです。その後ろに私のKLEが駐車しています。
 KLEも購入後このお払いを受けた事があります。

◆道の駅むなかたへ。

◆コロナなんて関係ないとばかりの大盛況です。
 濃厚接触は勘弁なのでエチケットとしてマスクをして入店しました。

◆お目当てのかしわ飯弁当と宗像牛コロッケ。

本当は、いつものお弁当を買うつもりだったが、いつの間にか210円から300円に値上げになていた。
まぁ、一つ白飯からかしわ飯に代わっていたが安い方が良い。
300円でもお手頃価格かもしれないが、こちらはなんと180円(税込み)です。
グラシアス!篠原さん!

◆コロッケ一口パクリ!ブォノ!!

 そんな、宗像大社と道の駅むなかたへのクルーズは、登場が早すぎたトランス・ネイチャーアドベンチャーツアラーKawasaki KLE400。
躍動感あふれるパラレルツインとトレールボディ、400ccという大きすぎずひ弱でないパワーユニットで人も道も旅も選ばない。
大自然と通い合う意思。
それがKawasaki KLE400。
by Nagichin.

つづく。

・ここまでの旅費 1,880円

由布院塚本温泉火口乃泉と宇佐市鷹栖観音堂を往くラーツー。

2020-03-19 19:33:00 | ツーリングレポート
2020年3月18日水曜日 快晴。

 二日前に季節外れの寒波で英彦山は雪化粧と地元ニュースで流していた。
その後、気温は高めに推移しているので恐る恐る油木ダムから野峠越えで山国へ向かった。

◆路肩に雪が残るが走行には問題なし。

平地は温かい春の空気だけど、英彦山の上の方はやっぱりまだ寒い。
路肩の雪を見て、少しアクセル開度が緩まった。
道の駅やまぐにで小休憩し、玖珠方面へ南下、更に日出生台演習場方面へ進む。
演習場はいつ見ても不気味な風景だ。
今日は一面野焼きの跡で黒焦げている。
立木もそのまま黒焦げである。
この周辺は道が良いので気持ち良く走れるが、まぁ非日常の風景も相まって旅感は高い。
そのまま別府方面へ走り、高速道路を並走する県道を走って今日の目的地へ到着したのは午前11時だった。

◆ゆふいん塚本温泉火口乃泉へ到着。

ここの温泉の特徴はなんと言っても超酸性湯だということらしいです。
口コミなどだと傷があると酸でピリピリするくらいだとか。

◆駐車場は砂地です。

◆私にKLEではサイドスタンド埋まってw
 石拾って何とかなりました。


◆活火山の火口が近くに!煙が見えて気分も上がります。

入湯料が内風呂、露天、その両方、家族風呂とありますが今回は露天のみ(600円)入ってみます。

◆露天風呂はこの奥です。

◆因みに、火口見学もできます。大人200円です。
 今回はパスです。

◆露天風呂です。男女別ですよ。

で、お風呂がそんなに広くなく大人5人も入ると即上がりたくなります。
なので、空いている時間帯を狙うのが吉でしょう。
私が戸を開けると60代男性と20代二人組男性の三人が入浴中でした。
が、私が脱衣し終わったら若い男性二人組は上がったのでラッキーです。
これで濃厚接触する恐れもなくなりゆっくり入浴を楽しめます。
湯は噂程熱くはなく温いくらいで、噂の酸性度も?な感じ。
ぜんぜんピリピリしませんでした。
清潔度についての口コミも多いのですが、まぁこんなもんでしょう。
この手の温泉で潔癖症だしても仕方のないこと。
そういう方にはこの辺の古めの温泉は不向きかもしれない。
泉質のせいで石鹸・シャンプーの使用は禁止です。
肌に付着して取れなくなるそうです。
汗だくだくになっても洗髪できないのはつらいです。
もちろんヘアドライヤーなんて備え付けはありません。
コインロッカーもないので、貴重品は見える脱衣所に気を配るか車上荒らしが居ないと信じて車に置くかするしかないです。
30分以上湯を愉しんでいたら40代前半くらいの遊んでいそうなお兄さんが入ってきた。
そろそろ上がる潮時かと思い体を拭いて上がることに。

◆湯上がりに自動販売機を見たら観光地価格だった。

◆駐車場から日出生台方面を望む。

 しかし、老若男女カップルが多いね。
由布院、別府という九州屈指の観光エリアだからだろうが羨ましい限りです。
てか、平日のこんな時間に中年カップルとかどう考えても不倫だろ!


 温泉堪能後、一路家路へ。
とは言っても、まだ時間も早いですし、お弁当もこしらえてきたので適当に北上しながらラーツーポイントを探します。

来た道を戻っても面白くないので反時計回りで。
国道500号から国道387号を宇佐市方面へ走っていると、今まで気に留めたことのない所に目が行った。
鷹栖つり橋公園?公園ならベンチとかあってラーツーするには持ってこいかもと寄ってみることに。

◆鷹栖つり橋公園駐車場にて。

だけどベンチには先客がいてお弁当を食べていた。
良いお天気だからお外でランチは美味しいよね。
折角なので少し散策。


◆鷹栖観音堂とかを中心で整備されている様子。

◆この通り歩行者専用で132.5mもあります。
 つり橋と言ってもコンクリ製で揺れたりはしません。
◆橋の中央部から。むむ、対岸にお寺?河川敷でラーツーできそう?

観察してみると、車道があるのでバイクでも行けるだろうと道を探して走ってみるとなんとか到着できました。

◆断崖の穴にお堂が!鷹栖観音堂で、1300年前に僧法連により開基とのこと。

◆なかなかの雰囲気。

◆お堂からの景色です。大楠で良く見えませんが・・・

◆対岸の向こう側にある観音寺というお寺の奥之院として作られたそうです。

さて、ようやくラーツータイムです。
境内で火気はNGですので河川敷に降りてお湯を沸かします。
今日はお弁当も詰めてきました。


◆トランギアメスティンを弁当箱に。


◆きゃーーかわいい!

◆パッケージの写真だと、このかやくがてんこ盛りだったけどこれくらいしか入っていないw

お腹も一杯になったし、さぁ帰ろうか。

・本日の走行距離 236.5km
・本日の旅費   2,175円

大分県国東半島、富来神社参拝と開運ロードとみくじを往く。

2020-03-15 12:51:31 | ツーリングレポート
2020年3月吉日 くもり。

 実は最近、吉方位旅行を密かに実行している。
オカルトは基本的に信じていないといいつつも、日常的なゲン担ぎや神仏への祈祷祈願などの行為、虫の知らせや感まで言い出したら広義に信じているといっているようなものである。
占いやまじないの類を馬鹿げていると一蹴するのは簡単だが、まぁツーリングテーマが枯渇している私にとって乗っかるのも面白い。
で、何か変わったことがあるのかと尋ねられると答えは「さぁ?」だろう。
まぁしかし、こうやって35年以上バイクから降りることもなく乗り続けられている事が良である。
講釈はこの辺で。

 先生方によってご意見が異なるが、今の私にできないものは気にしない。
吉方位方向のパワースポットへツーリングし、温泉入ったりその土地のものを戴いたりっていう何でもないことをするだけです。
出来る限り長く滞在したり、エリア内を走行して大地から良いパワーを体内に取り込むイメージで旅を満喫します。

 そんな訳で今回は、大分県国東半島の東、八坂社(富来神社)と、開運ロードとみくじへ。

 富が来る!そんな縁起の良さそうな名の国東市富来地区にある八坂社は『富来神社』として知られ、金運アップ・厄除け・開運のご利益があるとのこと。

 また、『開運ロードとみくじ』を通るだけで開運、金運アップという道があるらしい。
富来港から文殊仙寺までの10kmほどの長閑な道で、間に富来神社がある。
町おこしで名づけ、整備したようだけどさてどんなものか。

◆先ずは開運ロードとみくじの起点へ。


◆宝船の様ですが、痛みが進んでいます。

◆なんだろう、この感覚・・・。


◆朽ちてます。開運大丈夫だろうか?

 町おこしでこういうの整備しても、継続した保守をしなければならないから大変でしょうね。


◆富来港から西へ延びる県道652号。文殊仙寺までが『開運ロードとみくじ』。

◆参拝者駐車場へ。人気と聞いていたので誰も居ないことに拍子抜け。

◆駐車場にこの看板。案内に従って参拝します。


◆富来神社正面へ。

◆うむ、水が動いていないのでちょっと怖いですが夏場じゃないから大丈夫か。

◆さぁ、参りましょう。

◆ブーツを脱いで上がります。

 お賽銭入れ礼拝し、千円の木札を戴きました。
さだまさし氏の名が書かれた熨斗紙が何枚か壁に貼られているのに気が付いた。
ご本人なのだろうか?
著名人の名があるとご利益も一層増す気がするのは私が俗物だからだろう。

◆次は運玉唐獅子へ参拝します。

◆参拝後はお土産店へ。

◆この通り、平日は開店していません。

 無人の神社なので御朱印もこのお土産店で戴くようです。
御朱印集めをしている方は要注意ですよ。

◆富来神社を後にして県道652号を更に西へ。途中分岐があり、文殊仙寺へ向かいます。

 開運ロードとみくじ』の終点である文殊仙寺まで良好な道が続きますが、文殊仙寺の駐車場から更に先へと細い道へ入ると細く緑色に苔むしった狭路になる。
雨の日には生きた心地がしないだろう酷路なので大型ロードバイクは気を付けて。

 時間も押してきたので帰路に就くが、おむずび握ってきたので行入ダムのベンチでランチに。


◆こんな場所から鯉が居ても見えないだろう・・・って、その鯉じゃない?

◆爆弾むすびとカレーヌードル。ツーリングの〆はラーツーで。

◆イヤッッホォォォオオォオウ!国東最高ー!!

はい、おしまい。

・本日の走行距離 301.5km
・本日の旅費        2,000円

大分県耶馬溪ツーリング~とろろ乃湯温泉と青の洞門~

2020-03-11 18:10:59 | ツーリングレポート
2020年3月3日火曜日 晴れ。

 新品のバッテリーに交換して初のツーリング。
新型コロナウィルスで巷は大騒ぎだが、こんな時こそ濃厚接触者ゼロのソロツー最強である。
目的地もできる限り人気のない場所を選んで出発したのは午前8時30分過ぎ。
10分ほど暖機して走り出しても、しばらくは調子が出ないKLE。
燃料を補給して10kmほど走行すると調子も良くなり、いつものコースで油木ダムから野峠越えで山国へと至る。
三月初旬、このルートで何度か積雪で引き返したこともあったが、今期は暖冬だったのでその心配は無用だった。
国道212号を中津方面へ向かい、耶馬渓ダムのある県道28号へ折れる。
途中の橋を渡って対岸へ出てクネクネ山道を走ると今日の目的地『とろろ乃湯』へ到着。
ほぼ計画通り、開店午前11時の5分前に到着するとは気持ち良い。

◆開店少し前に到着。

◆駐車場はこの通り。前日の雨で少し地面が柔らかくスタンドの効く場所を選んだ。
 板持ち歩けばなんてことないんだけどね。

◆ちょっと早かかったのでまだ準備中。

◆午前11時を回って暖簾が掛かった。さぁ行こう。

 レジで400円を払いお風呂へ向かいます。
男女の湯船は月ごとに入れ替わり、今月は右側です。
計画通り、誰も居ません。
一番風呂ゲットです。
しかも、昨日は店休日でしたから尚更気持ち良いです、はい。
100円玉を使うコインロッカーがあり、貴重品はその中へ。
しかも使用後返金されるので本当にありがたいです。
体を洗い湯へ入ると生き返ります。
あまり大きくない温泉なのでお客さん多いとがっかりしますが、誰も居ないと得した気分。
小さいながら露天風呂もあり、そちらは少し湯が温いです。
温いがその分長く入れます。
一時間近く内風呂、露天風呂と交互に入りながら温泉を愉しみました。
他のお客さんが来たので上がることにしましたが、本当、ゆっくりできました。
今度はお食事ですよ。

お食事処には中年カップル一組の先客が鶏の炭火焼を愉しんでいた。
お風呂には来なかったので、先に食べているのか、食事だけなのか。
他にはお客さんはおらず、離れた場所の席に座る。


◆とりあえず湯上りのノンアルビールでも!

◆唐揚げ単品頼んじゃいました。

◆お一人様でも注文できるというので鶏の炭火焼き定食を注文、このボリュームです。

◆我が家では特別な日にしかでない『かしわめし!』

◆炭火でジャンジャン焼いてモリモリ食べました。

 うーん満足です!
とろろ乃湯を後にして国道212号へ復帰。
中津から国道10号へ出て、京築アグリラインで帰る予定ですが少し寄り道。

◆綺麗な駐車場が整備されている馬渓橋。

耶馬渓には、他に羅漢寺橋と耶馬渓橋という立派な石橋がある。
そういや、大分県はこういう石橋が結構多い。

ついでに近くを通るので超久しぶりに青の洞門へも寄ってみた。

◆とても綺麗なトイレのある駐車場へ。

◆これぞ耶馬渓、青の洞門という風景です。

◆禅海和尚。この方が手彫りでこのトンネルを掘ったとか。

◆ちょっと覗いてみましょう。

◆この下です。

◆昭和ですね?

◆このボコボコした岩肌が、手彫りの痕跡?。

◆出口ですが、ここも入口とあります。

小学生の時の社会科見学で来た以来の訪問です。
その当時、和尚が一人で掘り貫いたと教えられた気がしたがそうではない様子。
子供の頃の記憶とはいい加減なものである。
ノミと槌だけで掘ったのは本当みたいだけど、托鉢勧進(要は寄付)を募って集めた金で雇った石工達がせっせと掘った。
しかも、開通後は通行人四文、馬牛八文の通行料を徴収したと伝わり、これをもって日本初の有料道路と言われているそうだ。

◆詳しくはここに書いてある。

うむ、なんか子供の頃の記憶、印象と違う。

因みに私の子供の頃の記憶では『目と耳が不自由な和尚さんが、貧しい人々が困っているのを見かねてノミ一本でこのトンネル掘りに生涯を捧げた』である。
〇〇先生!なんか違いますけど!

と、こうして大人の社会科見学も終了、予定通りのコースで家路についた。

帰り着くと、帰省中の娘がいるので、妻が張り切ってお雛様祭りだとちらし寿司に唐揚げにかしわめしを用意していた。
私が昼食に何を食してきたかは絶対に言えない雰囲気である。

・本日の走行距離     167km 
・本日の旅費   4,037円

別府ひょうたん温泉へ行く。

2020-01-26 19:30:46 | ツーリングレポート
2020年1月21日火曜日 快晴。

 昨日は西へ走ったのでの今日は東へ向かうことにした。
朝は良く晴れ、放射冷却で昨日より冷え込んでいる。
ガソリン補給を済ませて京築アグリラインを南下し、別府温泉に入ろうというのが今日の目的である。
朝食を抜いてきたので、入湯前に少し食べておきたかったが走り出すと止まれない性分の私。
結局何も食べずに別府まで来てしまった。

◆良く晴れた別府湾を望む。

それでもあきらめ悪くラーメンの一杯くらい腹に入れてゆっくり入湯しようと国道10号線から鉄輪方面へ右折し、食べてみたいと思っていたラーメン屋に向かう。
亀川にある元力士琴別府関の営む『ラーメンいっちゃん琴別府店』だが、店に着くと火曜日店休日だった。
はぁ、本当にこんなのばかり。
結局空腹のまま目的地のひょうたん温泉へ到着した。

◆駐輪場へ駐車。大型バイクだと5~7台くらいのスペース。

なぜ、ひょうたん温泉を選んだかというと昨年秋にリニューアルオープンしていて様子を見たかったから。
日帰りで気安く立ち寄れる古いお風呂だったけど、最後に入ったのはいつだろう。
そうとう前だけど、結構年季が入った施設だったのを覚えている。
駐車場からして全く違う。
結構長い期間休業して改装工事をしていたようだが、本当に全てやり替えた様子だ。
何もかも綺麗になっている。

敷地内に入るとまずは無料で利用できるという足湯がある。


◆足湯コーナー。

◆暖簾をくぐると受付です。

◆入場料は観光地なのでこんなもんかな。

 靴のロッカーはブーツも入れられる縦長タイプもありそこへブーツを入れた。
券売機で券を買い、券とロッカーのカギと引き換えに更衣室ロッカーのカギが渡される。

中庭を経て男湯へ。
平日の午後12時前後とあってお客さんは少なめで貸し切り気分。
冷えた体をゆっくり温めます。
湯温は表示がないから分からないが、そんなに熱くはなかった。
小一時間ほど入湯して中庭に戻り、今度は休憩室と食堂へ伺う。
どうせなら地獄蒸し体験でもしてやろうかと思たが、蒸し時間とか考えて止めた。

◆売店で地獄蒸しご飯300円を購入していただく。

普通のかしわ飯だった。

次は温泉たまご。

◆こんな感じで卵があります。

◆一つ70円。セルフです。

◆温泉で変色している茹で卵にお塩を振っていただきます。

しかし、温泉で体が温まっているのでバイク用の防寒着着込むと汗が出ます。

ひょうたん温泉を後にして、まだお腹空いていたのでどうするか。

◆お天気良いので弁当でも買って海を眺めながら食べようか。

人気三品弁当580円を一つ購入してタンクバッグに押し込んでリスタート。
観光港かその近くの公園のベンチにでも座って食べようと思っていたのに走り出すと止まれない性分が災いする。
停まろう停まろう、どこか良い場所あったらそこで弁当食べようと思いつつ、気が付けば道の駅なかつまで来てしまった。


◆道の駅なかつへ到着。

とりあえずベンチに座り、すっかり冷えた人気三品弁当(チキン南蛮、塩唐揚げと唐揚げ一つずつ)を食べることにした。


◆別府で買って、中津で唐揚げを食べることになろうとは・・・。

因みに、ここのレストランの唐揚げ定食は680円である。
この冷え切った弁当は580円、私の旅は、こんなもんですよ。
さて、帰ろうか。





武雄市の2大ソウルフードを喰らう3。~餃子会館~

2020-01-25 23:00:05 | ツーリングレポート
2020年1月20日月曜日 曇り。

 井出ちゃんぽん本店を後にして、今度は餃子会館へ向かう。
新幹線工事か何かで立ち退きになって店舗を移転してからは二度目の訪問となる。
が、前は車で妻と一緒で場所もうろ覚え。
確か武雄バイパス通りのコスモスか何かの裏手だったと適当に走っていたらあっけなく見つかった。
なかなか感が冴えている。
午後12時半前くらいに到着。

◆餃子会館。

◆バイクは店舗右手奥へ。四台は停められます。

井出ちゃんぽん程の行列はないが15名程は外の椅子に座って待っている。
私も名前を書いて空いている椅子へ座った。
ツーリング時は行列ができるお店は出来る限り敬遠している。
待っている時間でどれだけ走れることか。
ここの名物と言えばもちろんホワイト餃子だけど、もしもしラーメンというのも看板メニューだ。
なぜ「もしもし」なのか?
興味があったら適当に調べてください、直ぐにヒットします。
外とはいっても風よけをきちんと設けている場所なので寒さは感じなかった。
この辺の気配りは流石人気店ということだろう。
客の捌きが良すぎる店だと、逆にモノ扱いされている気分になる。
「あそこへ並べ、ここに座れ」といちいち店員に指示されながら餌でも与えらるるかの如く狭いカウンターに詰め込まれて食べることほど味気ないものはない。
近くの若い女子グループの会話がなかなか面白く、トークのテンポの良さ、ウィットに富んだ友達いじりやジョークを感心して聞いていた。
盗み聞きじゃないよ、待っている多くのお客さんが黙ってスマホいじっている中、結構なボリュームでキャッキャウフフしていたら嫌でも聞こえます。
いいね、若いって。
10分ほど待ってカウンター席へ通される。
店内の床面積に比べてゆとりのある客席の配置だ。
行列店で回転率ファーストならもっとギュウギュウに詰めそうだけどそうじゃない。
流石に先ほどちゃんぽん食べたばかりだから餃子単品を注文した。
隣のオッサンが食べ終わると、次に通されたのはおひとり様の中年女性だった。
メニュー表にはないが、餃子ハーフ(4個)と味噌ラーメンを注文すると、テーブルに置いた鞄から輪ゴムを取りだし肩まである髪を後ろに束ねた。
へぇ!小泉さんかよ!とラーメン食べなれた感アリアリの一連の作法に感心する。
注文受けてから焼いているというより、常に焼いて直ぐに出せる状態なのだろう、あの餃子を焼いているにしては早すぎる提供で直ぐにテーブルへ奴が来た。

◆これが餃子会館のホワイト餃子。

 結構なボリュームの餃子が8個、これで450円。
リーズナブルで本当にうれしいですね。
先ほどの女子グループは初めての来店らしく店員さんにホワイト餃子について質問していた。
店員さん「大きい大きいと言われるけど、タコ焼きと同じくらいの大きさよ」
女子客「そうですか、じゃぁそれを、まず人数分下さい。それともしもしラーメンも」
私『まじか!?』
そこら辺のタコ焼きより確実に大きいですよ!
と思いつつ餃子を平らげ席を立った。
ここより佐世保まで一時間半ちょっとか、と思うと佐世保バーガーも喰ってやろうか!
しかし、さすがに腹いっぱいで思い直した。
来る道は遠回りしたけど、帰路は最短コースで帰ろうか。



武雄市の2大ソウルフードを喰らう2。~井出ちゃんぽん本店~

2020-01-23 21:37:15 | ツーリングレポート
2020年1月20日 月曜日 曇り。

 八丁トンネルを後にして、国道322号を終点へ向けひた走る。
終点は久留米市の東町交差点まで一応行こうと思っていた。
その後、富松のウナギでもご褒美に喰ってやろうかとも。
が、久留米市街に入ると交通量が多くて走り難い。
渋滞なんて本当に大嫌いな私には耐えがたく、東町交差点を過ぎると、右往左往と渋滞を抜けようと知らない道を感だけで走った。
気が付くと筑後川下流の土手沿いの県道へ出る。
最初の目的だった富松は相当行き過ぎている様だった。
来た道は戻らず。
ツーリング時の私のポリシーでもある。
ここで、ナビやスマホに頼っていたら、恐らく立ち止まって検索し富松に行っただろう。
それが悪いとは言わないが、味気ない気がする。
道に迷い、間違った自分の感に頼ったが故の様々な事象・・・。

 さて、先へ進む。
こうなったら何を食べたいかを考えながら更に西へ進む。
佐賀市を抜けて、一番近めで食べたいものと言ったら・・・ちゃんぽんか!
で、武雄の井出ちゃんぽん本店が頭に浮かんだ。
そうと決まれば一目散に目的地へ向かう。

◆午前11時40分頃に到着。で、この行列。

この本店、昨年水害被害にあったようだが、その面影はない。
天災は本当に恐ろしいが、これから毎年でも起こりえる可能性があるから恐ろしい。

おひとり様なのでカウンターが空くまで待たされた。
座敷が結構空いていて、後から来たマス客の何組かが先に通される。
店員の一人がそれを見てすかさず私に「カウンターが空きましたら直ぐにご案内しますので」とフォローを入れた。
待つこと10数分、ようやく出入口近くのカウンター席に通される。
とにかく狭い。
両隣のオッサンと肩や肘が当たるのが嫌で仕方ないが我慢するしかない。
ちゃんぽんを頼んだ。
本店ではかつ丼も押しで何度か食べたが、私好みなかつ丼ではない。
ほどなくしてちゃんぽんがやってきた。

◆ちゃんぽんノーマルです。

 久しぶりの井出ちゃんぽんだが、何となくボリュームダウンしている印象だ。
特に野菜はモヤシしかない感じ。
これはもはやモヤシちゃんぽんである。
しかも、熱々ではない・・・。
消費増税で値上がりしているのは仕方ないが・・・、ちょっと前から一割以上値上げしてこれではね。
わざわざ本店の長い行列に並んでまで食べるには一度経験すればもう良いかな。
九州北部では支店も多く出店されていて、私は新宮店には時々妻と行っていましたが、まぁ支店で十分。
本店だからと特別感はなく、むしろ時間の無駄だった。
ちゃんぽんを食べながらむしろ更に腹が減ってくる。
普通のちゃんぽんを頼んで正解だとこの時思う。
だって、少ないからまだまだ他を食べる余地があるじゃないか!
左隣の先に提供されたオッサンがまだ半分くらい残しているうちに私は一杯平らげて店を後にした。
まだまだ食べれるぞ。
こうなったらアレも食べてやろうか!と、KLEに跨った。








武雄市の2大ソウルフードを喰らう1。~八丁トンネル訪問~

2020-01-21 18:43:18 | ツーリングレポート
2020年1月20日 月曜日 曇り。

 20日21日と久しぶりに連休が取れた。
数か月ぶりの連休なのでキャンツーを考えていたが、考えていただけで装備を整えることができなかった。
ならばと、以前から気になっていた昨年11月に開通したばかりのトンネルを通ってう「うなぎ」でも食べてやろうかとKLEに跨ったのは息子を学校に送り出してからの午前8時過ぎである。

 福岡県嘉麻市から朝倉市秋月、甘木、大刀洗、久留米市まで伸びる国道322号の急所であった八丁峠。
大雨や台風などで、毎年崖崩れで必ずと言ってよいほど通行止めや交通規制になり、大型車も通れないような狭路の峠道の国道、まさに酷道である。
ここにトンネルを!と言い出してどのくらいの年月が流れたのだろうか、ようやく昨年の11月に開通となったのだ。
もっと早く訪れたかったがならず、ようやく通ってやろうという訳である。
天気予報は曇りで晴れ間ものぞくとあったが、山田を抜けた辺りで小雨になった。
古処山の峰々は白くガスで曇っている。
午前9時、ようやく今日の目的地の一つである「八丁トンネル」へ到着した。

◆八丁トンネル嘉麻口。

◆出来たばかりで綺麗です。

3791mと、結構な長さのトンネルです。
従来の八丁峠を通行するより約20分短縮できると国土交通省の資料ではあったが、時間よりもあの酷道を通行しないで済むのはありがたいことです。
とても綺麗な路面であっという間に朝倉に到着する。

◆朝倉口側。

◆朝倉口側。

 嘉麻口側は小雨でしたが、トンネルを抜けると晴れていた。
路面は濡れてまだ乾いていない場所もあり、少し前に上がったのだろう。
バイクだとクネクネの酷道なんて何の苦にもならず、寧ろ好んでそういうルートを走るのだけれど、自動車だと大変だった。
朝倉と言えば県下でも有数の野菜と果物の生産地だ。
このトンネルのおかげで、トンネルの向こう側にももっと流通し入手が容易になれば良いですね。

折角、国道322号を終点側に向かって走っているので終点の久留米市まで行ってやろうと思いついた。
ならば、奮発して昼は富松のウナギでも喰ってやろうかと再びKLEに跨ってイグニッションを回した。


九州本土最北端で愛を叫ぶ。

2019-11-13 16:17:15 | ツーリングレポート
2019年11月10日 日曜日 曇り時々晴れ。

 前回のツーリングで九州最東端へ行ったので、今回は九州本土最北端へと思いKLEへ跨った。
九州本土最北端、これが結構難しくて埋立地のコンテナ基地で一般人立入禁止。
それではと、自然海岸線上の九州本土最北端の地、潮見鼻へ向かいます。

 潮見鼻は、和布刈(めかり)公園として整備されている企救(きく)半島最北部に位置している。
自宅からゆっくり走っても一時間位なんですが、この辺りは用事がないのでかなり久し振りに訪れます。

◆一方通行の公園入口から侵入し古城山をクルクルと登ります。
 そして、まずは門司港市街地が展望できる公園駐車場へ。

◆あら、こんな所にも南京錠が。ラブパドロックも大変です。

◆現在地。

◆駐車場からクルっと回って出口方面へ向かうと関門橋、門司港市街地、九州自動車が一望できる展望所があります。


◆関門海峡、下関、九州自動車道。

◆関門橋。

 関東圏のナンバープレートを付けた荷物満載のバイクのライダーが写真を撮っている。
いいなぁ、私もまた遠くへ旅をしたい。
本当に若い時か、無職になって一度人生リセットする時に位にしかできなよね。
体が動くうちに、時間があるうちにやった方がいい。
お金?そんなもんどうにでもなるよ。
無いならないなりの旅があり、楽しみ方もある。

 このまま一方通行を下ると海岸線沿いの道へ出る。
右手直ぐにプール駐車場がありそこへ駐車する。
プールがあり、その横にはタコ型造形遊具としては日本最大級という通称「タコ山」がある。

◆高さ約6m、最大幅約20m、製作費約4000万円という「タコ山」。

◆たこ足型の水飲み場。

 ここは潮風公園として整備されていて、門司港レトロ地区から観光トロッコ列車「潮見号」で連絡されている。
更に、少し歩くと関門トンネル人道入口があり、歩いて下関へ渡ることができる。

◆関門トンネル人道入口。ここから下関、壇之浦へ。

 下関側出口は壇之浦古戦場、みもすそ川公園として整備されている。
人気の唐戸市場まで下関側出入口から約1.6km、もう少し頑張れば水族館だから気候の良い時ならお散歩に丁度良いかもしれない。
バスも走っているので無理に歩かなくても良いけどね。

◆こんな時間に魚釣れるんかな?と思いつつ見ていたが誰一人釣り竿は曲がっていなかった。

◆九州最北端の神社、和布刈神社。

◆二行目まで読みました。

◆目の前に海が迫ります。

 さて、そろそろ目的地へ向かいます。
門司で有名な灯台と言えば部埼(へさき)灯台です。
何しろ、日本灯台の父と言われるリチャード・ヘンリー・ブラントンが手掛けたもの。
そういや、私のブログでも登場した角島の灯台もこの偉人さんによるものだ。
しかし、灯台の位置は北緯33度57分22秒、東経131度1分31秒で、潮見鼻にある門司埼灯台北緯33度57分44秒、東経130度57分47秒(現地説明板表記)とありこちらが最北となる。
因みに、灯台位置ではなく、海岸際だととうだろうか?と思い地理院地図電子国土Webで見ると北緯33度57分36.67秒辺りだから、やはり潮見鼻の方が北側みたい。
という訳で、目的地の九州本土最北端(自然海岸線上の)へ到着。

◆門司埼灯台。釣り人が陣取って撒餌だらけにしています。

 うむ、先客が陣取ってます。
折角わざわざここまで来たのに残念ですが、釣りをしているなら直ぐには退いてくれそうもないので少し離れた岩場へ移動し目的を果たします。

◆思いっきり愛を叫びました!大事なことだったので三度叫びます!

振り返ると、後ろの遊歩道で私を生暖かく見守るオッサンが立っていましたが、目が合うと立ち去りました。
そのくらいで心が折れて堪るものか!

さ、帰ろう。