路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

九州最東端で愛を叫ぶ。

2019-11-01 11:42:51 | ツーリングレポート
2019年10月31日木曜日 快晴。

 修理完了でバイク屋さんから連れ帰ったKLEを放置して約二週間経過。
佐世保ツーリングのトラブルからKLEに乗る気力が減退していたが、
先々の予定を考えるとそろそろ乗って様子を見ないとまた先延ばしになってしまう。
もう、西側はどうにもツイていないので今回は東側へ向かうことにした。

 息子と自分の弁当を詰め、出発できたのが午前9時。
いつものGSでガソリン補給を済ませると、一路南下。
気持ちの良い秋晴れで心もエンジンも弾んている。
スカイファームロードひたを走るが、本当に気持ちよい。
大型バイク数台に道を譲りながら我がKLEが心地よく出せるそこそこの速度を保ち、
ファームロードわいたを経て国道442号を竹田市へ向け走る。

◆道の駅たけたに到着。

◆唐揚げ買ってもうた。

 丁度午後12時頃に道の駅たけたに到着。
休憩がてらお散歩するといつの間にか唐揚げを買って食べていた。

 再出発後、今年開通したという中九州横断道路竹田IC(無料区間)から犬飼ICまで走る。
いや、とっても便利になりましたねぇ。
犬飼ICから国道10号を南下して佐伯市へ入り、本日の目的地である九州最東端の鶴見崎灯台へ向かいます。
市街地から鶴見半島の先端まで行くのですが、岬めぐりはクネクネと海沿いを走るので時間が掛かるのが常。
行きは南回りで米水津経由、帰りは北側の松浦、吹浦経由とした。
時間的には北側の方がやっぱり早かった。
午後2時、ようやく鶴見崎灯台の駐車場へ到着。

◆先ずは360度パノラマ展望ブリッジ入口。


◆展望ブリッジへはここから登ります。
 杖が用意されている事からお察し下さい。

 出発が遅かったこともあるが、時間がないので展望ブリッジは諦めた。
もう少し上行くと灯台下駐車場がある。

◆鶴見崎灯台下駐車場。

 が、ここから灯台、最東端の地までは徒歩ですよ、さぁ行こう!

◆鶴見崎灯台へ到着。人の気配なし!


◆灯台直下の展望所。双眼鏡、覗かなかったが使えるのかね?

◆結構な数の幸せポイント。

◆カップル(アベック?最近言わないよな)が鐘を鳴らすとというやつ見たい。
 折角なのでおっさんも鳴らしてみました。

◆そんなに南京錠がぶら下がってない所が昨今の少子化問題にも繋がっているかと・・・(ねぇよ!)

◆しかし、白い灯台と青い空の組み合わせは良いね。
 ちなみに、港にある防波堤灯台には赤色があるけど、あれ入港時右側という決まり。

◆さぁ、九州最東端へGO!

◆灯台下の小径を歩いて・・・

◆えっさえっさと下り坂を歩いて・・・

◆九州最東端へ到着!

◆絶景です!
さぁ、ここで今回の目的を達成させていただきます。

◆愛を思いっきり叫びました!大事なことだったので三度叫びます!

はぁ、なんかスッキリ!
誰も居ないので気兼ねなしです!
海は寛容です。
どんな言葉でも許容してくれる生命の母です。
さ、帰ろう。

帰りしな、佐伯市街地内で気になていたお店に立ち寄ります。

◆唐揚げ専門店の「肉の城南」。

 お店は新しいですが、大将は年季が入っています。
まさに鶏揚げの仙人の様です。
初めてなので恐る恐る入店。
奥様が「手羽とモモどちら」と聞くので「初めてで良くわからないのですが・・・」と私がいうと、
揚げ置きされたものを手に取って「これが手羽でこっちがモモ」という。
お話では手羽の方が押しっぽい。
「手羽を二本下さい」と注文。
「えっと、今から5時間後くらいにしか食べられないのですが、このままバイクに括って帰っても大丈夫ですかね?」なんて何となく口にしてしまった私。
すると後ろの方に居た大将がジワリとカウンターの方へやってきて「明日食べても味は変わらん」とのこと。
「いえ、はぁ、そうですか、ありがとうござます(ペコリ)」と私。
退店後、ビニール袋を二重にしてリアキャリアにツーリングネットで括りつけて出発。
来た道を休憩なしの全速力で駆け抜けて午後7時30分前に帰宅。
妻に折角の唐揚げを盛り付けてもらって二人で食べました。

◆揚げたてじゃないのが残念なくらい美味しかったです。

 ところで、KLEの修理した箇所は大丈夫みたい。
ドライブチェーン新品だから、もう少し走ったらバイク屋さんに見てもらおうか。


・本日の走行距離 463km
・本日の旅費    4,282円

佐世保ミシュランガイド掲載ちゃんぽんを喰らうが・・・

2019-10-17 12:28:24 | ツーリングレポート
2019年10月11日金曜日 快晴。

 ルンルンな気分でツーリングに出掛けたのは久しぶりだ。
気分よく走れるのはそうない。
最近は、走り出しても気分が乗らずルートを短縮したり引き返したりすることが多かった。
趣味のバイクは危険が伴うお遊びだ。
場合によっては他人様に迷惑をかけることにもなるので、バイクの神様が乗るなと啓示、サインを出していると感じた時は諦めて乗らないのが一番だと決めている。
が、今日は違っていた。
目覚めてから出発まで気分よくストレスなくスムーズだったし、KLEも順調そのものでエンジンの吹けもご機嫌だった。
国道200号冷水トンネル、県道17号を南下し西へ延びる県道35号を走る。
本日のルートは、佐世保でちゃんぽんとバーガーを喰らい、本土最西端へ赴いた後、平戸松浦を回って帰路の自由気ままないつものソロツーの予定である。

◆午前8時、武雄若木の711でコーヒー休憩。

朝はもう寒く、冷えた体を日光浴とホットコーヒーで温める。
10分ほど休憩して再び走り出す。
国道498号を伊万里経由で佐世保へ。

◆国見峠から有田市街地を望む。

もともとこの区間は昔有料道路だったので路面状況は良好、見晴らしも良い。
この峠を下って佐世保市街地へ向かう。


◆JR佐世保駅に到着したのは午前9時半頃。

本日の一杯目は午前10時開店のミシュランガイド掲載のちゃんぽんを戴く。
まだ時間が早いので、近くの無料駐輪場へ駐車し近くを散策する。

◆日本最西端の駅って平戸じゃないの?と思ったらJRの最西端駅ということらしい。

◆さて、午前10時開店と下調べした時はあったが開きません。

 最近、お店運が悪いのでまたもや不定休とあるお休みの日に当たったのか?
それとも10時開店との情報が間違ているのかと不安になる。
店内に明かりが点っているのでそのうち開くだろうと待った。
10時20分頃ようやく勝手口から大将らしき男性がえっちらおっちら現れて食品サンプルのカバーを外し、カーテンを開け、暖簾をかけた。
「よろしいですか?」と尋ねると「はいどうぞ」と返答。
へぇ、ミシュランガイド掲載のちゃんぽん店の店内と大将は至って普通の趣き。
800円の長崎ちゃんぽんを注文するとチャッチャと野菜を炒めあっという間に至極の一杯が提供された。

◆牡蛎などの海鮮が良い味出しています。

◆食品サンプルケースの中にミシュランマンが。


◆小粒な牡蛎でしたが良い味出していました。九十九の牡蛎って何時が旬だろう?

うむ、満足!
まだまだ時間あるし、まだまだ喰えるぞ!とお店を出てKLEへ跨る。
しかし、この直後こんな破目になろうとは思いもしなかった・・・。


熊本市日帰りツーリング、とってもツイてないの。

2019-09-27 10:59:59 | ツーリングレポート
2019年 9月26日木曜日 曇り時々晴れ。

 計画していたキャンプツーリングが流れに流れて日帰りツー位しかできなくなった。
今月はこの機会を逃すとしばらくツーリングはお預けとなるので強行した。
とはいえ、目的地を決められずにいたので職場の同僚に「何か食べたいものとかある?」と聞くと「熊本ラーメンで黒亭ってのがあって、熊本に帰ったら寄りますね。」という。
ほほう、それに決定!お店のHPをちょろっと覗いて営業時間確認。
本店第三木曜日定休とあるから第四木曜日大丈夫だよねと午前5時起床。
息子の弁当を詰めて出発したのは午前6時過ぎだった。
朝の通勤時間帯に被るので国道3号線を南下するのはやめて、日田から山越えで菊池へ抜けて熊本市街へ至るコースを選択。
山間部は気温15度以下とあって、平地のつもりで走ると寒い。
普段はあまり寄らないが寒いので日田の7/11でホットコーヒーで温まる。

◆この辺では皆さんおなじみの休憩スポット。
◆イートインでほっと一息。直ぐに休憩するようになったらオッサンですね。

 休憩後、国道212号を南下、ダム堰堤を左折せず直進しオートポリスをわざわざ回ってから菊池渓谷へ抜け道の駅旭志へ着いたのは午前9時半過ぎ。
ここのコロッケかメンチカツが食べたかったのだ。
馬肉を使った馬コロッケでウマーーーくらい言うつもりだったが揚げたてだったメンチカツを買う。

◆揚げたてがあったのでメンチカツをセレクト。


◆付属の中濃ソースをかけて・・・

◆きゃーーー、ふわふわジューシーーでウマーーー!

 ふぅ、さて開店10時30分には間に合いたいので急ぎ熊本市街地へ。
下調べしていたのでナビとかなくても何とか現地に到着したのが午前10時35分くらい。
なんだか人気がない・・・嫌な予感・・・

◆人気店というのですがガラガラです・・・

◆全木曜休みやん!

 ちゃんと本店のページには第三木曜日定休日とあったのになぁ。
どこか分からんところにでも書いてったの見落としたんかなぁ・・・。
まぁ、メンチカツ食べてるのでお腹は空いてないけどもう熊本ラーメンなるものを食べる気にならず。
折角ここまで来たので熊本城でも見て帰るか。


◆いつ直るんかねーーー。

◆よーこれで持ち堪えてるねーーー。

◆ケロロ軍曹とか懐かしい。

◆加藤清正公を祀ってます。

◆誰も「撮りましょうか?」なんて声掛けてくれませんので・・・。

◆パワーチャージ!

 駐車場まで戻る途中でお土産売り場をウロウロ散策。

◆陣太鼓という土産菓子がこんなコラボ。どんな繋がりがあるのかな?わたし、気になります!

 てんぷら屋の軒先で観ていると、爪楊枝に魚のすり身を揚げたものを小さく切って刺し試食させていた。
私も無言でクレ!アピールしていると「??テンプラ、テンプラ」と中国語発音風で一つ差し出された。
まぁ、周りは小中学生の見学旅行と中国人ばかりだけど、俺もそう見えたんかーーい。
もうどうでもいいので一つ戴いで「謝謝」と言っといた。

 午後12時ちょっと過ぎ。
駐車料金100円を支払って熊本城を後にする。
このまま直帰でも良いが、国道3号線をただ走って帰るのも面白くないので適当に脇道走って帰ることにした。
県道1号線が目についたのでそれを走ってみる。
熊本市街地の喧騒から10分も走らないで一気に山道になった。
グングン上ってクネクネ走る。
しばらく適当に走っていたら霊巌洞との看板が目に留まる。
あれ、宮本武蔵が五輪の書を書したとする洞窟だったよね?と思い出す。
看板に誘われまた寄り道。

◆こんなん出てきました。

◆なんか能書き書いてます。

 この先の道を下るとあるそうなので寄ってみましょう。

◆雲巌禅寺。この奥之院が自然の岩窟で出来た霊巌洞です。

◆拝観料大人200円。こんなん貰えます。

◆五百羅漢。約240年前に奉納されたもので武蔵の頃にはなかったそうな。

 多少足場が悪いがブーツで歩けなくもない。
向かいから不倫カップルとすれ違う。

◆二天一流の由来。

◆霊巌洞入口です。

◆なんか感じます!

◆この岩の上に武蔵は座って瞑想でもしていたのかな?

 ちょっと私も座禅したくなったが畏れ多くできませんでした。
こりゃ明らかにパワースポットばい。

 霊巌洞を後にして、有明海に至り、適当に北上する。
もうどこをどうやって走ったのかは分からない。
国道かと思ったら山道だったり、ポツンと一軒家みたいなところを通って気が付いたら道の駅おおむたに到着したのは午後3時前。


◆道の駅おおむた。

 時間も時間だし、何か食べるものをと物色していると500円定食が気になり注文する。

◆ドーンと大きな唐揚げ五個!これで500円の定食!満足しました。

 揚げたてで熱いから気を付けてとばあちゃん。
今日で一番うれしい一言を戴きました!

もうひたすら帰ります。
帰りますがもう一丁。

お弁当のヒライが目に入ったので熊本県民のソウルフード「ちくわサラダ」をイートイン!

◆チーズとしその葉のちくわサラダ!今日はこれで〆だ。

 さすがに揚げ物ばかりでムカムカしてきた。
吐きそうになりながら久留米付近で国道3号線に乗り、そのまま一気に家路についた。

・本日の走行距離 340km
・本日の旅費    3,895円

炎天下試運転ツーリング。~日田市~杷木の鶏ランチ~

2019-08-06 08:53:50 | ツーリングレポート
2019年8月5日月曜日 晴れ。

 炎天下といえば、九州で一番暑いと噂の日田市を走って試してやりたいと思ってたが、ついにその日がやってきた。
今日は、炎天下でのKLE走行テストをしようとこの日を待っていたのだ。
整備を一通り終えてから、炎天下で100km以上の走行をまだ試していなかった。
これで何もなければ大丈夫ということで。
変なエンストも、気温の高い日に長距離走行してじゃないと現れない症状だったので、これで発現しなければこれまでの整備が実ったと云うことにしたい。

 出発後、とりあえずいつものコースで英彦山を目指す。
そろそろ油木ダムの工事も終わっているかなと思ったが終わっていなかった。

◆油木ダム堰堤。今回はここからう回路へ。

◆貯水率60%まで回復。明日の台風の雨でもっと改善するかな。

◆今日は気温と高度を測ろうと計測できる時計をタンクバッグに入れて持ってきた。

 油木ダム堰堤でのこの数値。
タンクバッグの地図入れの場所では直射日光が当たってビニールハウス状態だから温度計もかなり高く出ている。
高度は195mと計測、安価で5m単位でしか計測できないタイプです。
国土交通省のダム資料を見ると堤高54.6m、E.L205.6mとあり、温度計の誤差も含めれば‐10mは上出来か。

 このまま堰堤の通路を渡り津野へ出てから英彦山の駐車場へ。

◆英彦山駐車場。

◆平日なので誰もいません。

◆英彦山駐車場での気温と高度。

 気温は若干落ちました。
別所駐車場の標高が630mですので、ここで-30mの表示。
バイクで一気に上ってきたので少し落ち着かせれば誤差は小さくなるかもですが、すぐさま出発。

 野峠へ向け走り、山国川を下流へ向かって走ります。
国道496号から国道212号を日田市方面へ右折。
今回の目的は炎天下走行なので、九州で一番暑いと噂の大分県日田市へ向かいます。
日田市街地に入ると交通量が多くなり、信号待ちの回数が多くなる。
ストップアンドゴーの距離が短く回数が増えジリジリと照り付ける太陽。
もう暑くてたまりません。
目指すは、日田市中心部の日田駅へ。
信号待ちで電動ファンがブンブン回っています!
よしよし、電動ファンのスイッチも電動ファンも働いてるな!
アイドリングも安定していてエンストの兆候は見られません。

◆日田駅前に到着。

 官庁前を抜けてようやく日田駅前に到着。
駅前のモリドラッグ駐車場にて時計確認。

◆うわ、暑い!

 日田市HPでは、駅前海抜80mと記されているので+15mの誤差。
まぁ、温度計がこの有様なので許してあげて。

本当なら、この辺りのクーラーの効かない食堂かラーメン屋で日田焼きそばを食べるのが粋だと思うのですが、今回は別にお目当てがあるので次の機会に。

そして・・・

◆とうとう温度表示が・・・・!

らめぇぇぇぇぇぇ壊れちゃうぅぅぅ!
ここでこの時計による計測は断念してウエストバッグにイン。

 お昼は杷木の鶏料理店へ行くと決めていた。
12時開店なのでちょっと前に到着。

◆鶏料理専門店「鳥扇」


 汗だくでしたが、帽子だけ被ってジャケットのまま店内へ。
鶏料理店という雰囲気の音楽じゃないけど落ち着きます。
おひとり様なのでカウンターへ通されました。
空いていてよかった。
後から来るマス客のほとんどが予約を取っていて、予約なしで座れたのは私と隣にいた若いおひとり様だけだった。
下調べで色々食べてみたいものはあったが、ランチサービスの丼唐定食なるものを注文した。

◆まずは冷奴などが。火照った体に嬉しいです。

◆次に唐揚げ三品。部位がそれぞれ違いお試しに良い。

◆メインの親子丼ですが、これが普通じゃない。

 普通の醤油だしの甘い親子丼じゃありません。
スモーキーな親子丼ですよ。
大食いのおっちゃんには少し物足りないけど欲張ると美味しさ半減するしこの辺で。
お酒飲めたら鳥刺しもバター焼きも食べたいけどそうもいかず残念。
またいつか来てみたいね。


KLE400整備後試運転ツーリング 油須原駅

2019-07-17 18:28:07 | ツーリングレポート
 雨は上がって、天気予報では日中晴れで気温も上昇するらしい。
らしいが、まだ早朝の英彦山付近は路面は濡れており白く朝もやで白く煙っていた。
油木ダム経由で国道500号へ出て、山国へ下るか上毛方面でもと思っていたが思わぬ通行止めで諦め下ることにした。
さて、どうしようかとフラフラ走っていると赤村にある平成筑豊鉄道の油須原駅前を通ったのでちょっと停車。

 この辺では、旧国鉄時代の面影を感じられる駅舎。


◆平成筑豊鉄道 油須原駅前にて。









 人気なんかまるでなし、誰もいません。
2007年1月から放送されたフジテレビ系「月9」ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』のロケ地でもあります。

 しかし、ほんとなんもないし誰もいない静かな駅です。
カラッと晴れた、真夏の青い空が似合いそうな駅舎とプラットホームです。
今度は乗り鉄の旅もいいな、と一瞬脳裏に浮かびました。
そのうち実行しよう。


KLE400整備後試運転ツーリング 油木ダム

2019-07-16 07:30:47 | ツーリングレポート
2019年7月15日月曜日(海の日) 曇り時々晴れ。

 プラグ交換、クーラント交換などの整備からまともに走行させていないKLE400。
今日は午前中、時間があり雨も上がっているので少し走らせ様子を見ることにした。
少し少しと言って走らないと、つい遠くまで走って行ってしまう。
ラジエーターのエア抜きとかちゃんとできているかもあるのであまり遠くへ行ってトラブっては大変だ。

午前6時過ぎ、ガソリン補給後適当に流しながら海に行こうか山へ行こうかと考え始める。
洗車もワックスもしたから潮風はやめとこうと山へ向かうが、昨日の雨の影響で山道は雨で濡れたままだった。
赤村から油木ダム経由で野峠方面へ行き、そのまま上毛方面か犀川方面かのどちらかへと漠然と考えながら走る。
しかし、油木ダムに到着すると通行しようと思っていた道が通行止めだった。

◆令和元年6月1日から同年8月28日までとある。

迂回路があるが、大型車両は通れない。

◆路面濡れてるし、なんだか緑色の箇所もあって・・・。

◆水が無い無いと今騒いでいる油木ダムの湖面。

7月12日現在の貯水率19.4%とあり、ここ何日の雨でもう少し溜まっているのかな?
もともと、洪水対策で梅雨時期の利水量は少なくしているそうだが、ここが満水状態になっているところをあまり見た記憶がない。

◆油木ダム堰堤を望む。

 そういえば、英彦山に向かう時は良く通る道なのに、堰堤の見えるこの場所に降りたことはなかった。

 今のとことKLEにも不調な挙動はないが、ここで引き返して他へ向かうことにしよう。



筑前筑後ツーリング3 大刀洗平和記念館。

2019-06-25 21:51:07 | ツーリングレポート
 昭和なオムライスでお腹を満たすと再び走り出した。
KLEも不調だし帰ってもいいかなと思ったが、もうちょっと寄り道することにして空いていそうな道を選んで東へ向かう。
が、どこも平坦で交通量、信号が多くしかも気温も上がりだして嫌になる。
だからこのエリアのツーリングは苦手なのだ。
国道34号線北側は先週走ったので南部を走ることにした。
調子が良ければ柳川大牟田辺りまで出て、八女から日向神ダム~鯛生金山か、菊池から周って帰るかするのだが止めた。
筑後川を上流へ向け走り国道3号線まで出たら今度は国道500号で筑前町に入る。
まだ時間も早いので、これまで立ち寄ることのなかった大刀洗平和記念館で停車。



◆立派な建物の施設です。

 大人600円の入場料を払います。
今日は結構奮発しています。
駐車場に停まっている車の台数から察しはついていたが、館内に人気はなかった。
館内スタッフの男性が館内の説明をという口上をマンツーマンで聞く。
撮影可能なのはゼロ戦のみであとはダメ。
天井につるしてある銀色の枠みたいなのはB-29の実際の大きさを模したもの。
床に地図が書かれているて、現在地がここで、昔の基地の場所、B-29墜落の場所などが記されている等を聞いて展示物を観覧することになった。
そもそも、なんでここにこういう施設があるかと言えば戦前陸軍の航空拠点の一つ大刀洗陸軍飛行場があったからだ。
前に見学した大分県宇佐市は海軍の航空基地で、映画「永遠の0」の資料も見れるし、しかも無料!しかし展示のゼロ戦は模型!館内撮影OK!という施設だった。
ここは陸軍航空拠点として東洋一とも言われたそうで、大規模な飛行場施設だったよう。
大陸方面に近く、これだけ平坦で大きな山も周りにない地域も九州ではそうないので立地として最適だったのだろう。
こちらは実物の零戦三二型と、九七式乙型戦闘機が展示されている。
が、どちらも痛みがひどくて可哀そう。
三二型はサイパンで朽ちていた現機を修復したもので、回り回って大刀洗へやってきたみたい。



◆零戦三二型だけは撮影可能なので撮らせてもらった。

九七式乙型は博多湾に沈んでいた機体を展示している。
福岡で試験されていたという試作機「震電」がカッコいいので小さい模型展示や、モチーフのグッズなんかがあるが、震電も海軍のだし。
いっそ、フルスケールモデルでも作って展示したら良いのに。
B-29の話が所々でみられたが、空襲で壊滅させられたからだろうか。
展示資料に多少の偏りを感じたが、こんなもんだろう。
二階のシベリア抑留コーナーを見学し、グッズ販売コーナーで少し心が動いたが我慢して帰路に就いた。






筑前筑後ツーリング2 城南食堂の昭和なオムライス。

2019-06-23 19:47:56 | ツーリングレポート
 筑後川昇開橋を後にしたのは午前9時半過ぎ。
例のエンストの症状が久しぶりに出た。
少し休ませると何事もなかったように復帰する。
走行中は問題なく、停車するとアイドルが落ちてきてストンと落ちる感じ。
今日はあまり無理しないようにしてとりあえず飯だ。

 さて、何食べようか。
このエリア、もう少し大きく筑後平野、佐賀平野はもういろんなお店があるが何を言ってもラーメン店がとにかく無数にある。
でも、ラーメン店の開店時間って11時くらいからだからまだ開いてない。
24時間営業か早く開いているお店ってなるとファミレスとか牛丼とかと思うが、ここまで来てどこでもあるお店に入っても興がない。
とりあえずお店のありそうな方面へ流していると目に留まったお店に入ることにした。

◆佐賀市南部付近で目に留まった食堂へ。

 営業中とあり、のれんもでている。
まだ10時前だからか人の気配がしない。
大丈夫だろうかと思いながらも入店する。
店内には客はおらず、厨房に年配の女性の姿が見えた。
いらっしゃいませとの声で営業していることが確認できて安堵する。
壁には前川清さんと思われる写真とサイン色紙があるから、九州エリアで放送している旅番組の取材が来たのだろう。
更に安心し、カウンター席に座ってメニューを見る。


◆どうも一押しはオムライスらしい。お値段もこのお店で一番高い。

 うむ、オムライスか。
こういう食堂の麺類はアレだろうから、定食か丼ものか?いや今日はオムライス行こうか。
恐らく、外食でオムライス食べるのは初めてじゃないだろうか?
オカンか妻が作ってくれるものしか食べたことないし、そういう食べ物だと思っているからわざわざ外食で頼むことがなかった。
しかも、結構良いお値段。

おばちゃんがお冷を持ってきてくれたのでオムライスを注文する。
ジューーーとまずチキンライスを作る音が聞こえる。
しばらくすると卵を溶くカシャカシャ音が聞こえ、またジューーーと音。
今、玉子に包んでいるなと想像しながら暫し待つと「ごゆっくりどうぞ」とオムライスがやってきた。


◆うわ、もう絵にかいた昭和のオムライスに、お味噌汁と沢庵が。

付け合わせがサラダやスープではないのだ。
いりこ出汁の利いたお味噌汁に、しあわせの黄色い沢庵なのだ。
そしてメインのオムライスにスプーンを入れて一口。
おおお、いつも食べてるオムライスやん!!

家庭の味に飢えている方は是非どうぞ。

追記:2020年1月20日月曜日のツーリング時に、当店前を通ると貸店舗の看板が掲げられていました。
残念ながら閉店しています。
こうやって懐かしい趣のある昭和なお店は少しずつ消えて行っているのでしょうね。
オムライス、食べていて良かったです。


筑前筑後ツーリング1 筑後川昇開橋

2019-06-22 19:10:26 | ツーリングレポート
2019年6月22日 土曜日 快晴。

 九州北部地方の梅雨入りはまだしていない。
これだけ遅れるのもあまり記憶がないが、来週にはどうにか梅雨入りしそうだ。
その前の仕事の休みは今日しかないのでKLEと出かけることにした。
今日は息子の弁当が要らないので洗濯物だけ済ませれば直ぐに出発できる。
妻が帰ってこないので息子と自分の弁当作りと洗濯物干しはもう日課になった。

 午前7時前に出発し、ガソリン補給をして今回もまた田川を南下し、
山田を抜け道の駅碓井の前を通り国道200号へ出て冷水トンネル経由で筑後平野へ出た。
昔から、あまり九州北西部は苦手で長崎、佐賀、福岡筑後地方、熊本北部へのツーリング回数は多くない。
多くないので、まぁ行けば新鮮かもと最近この方面へのツーリングを増やしている。
今回は、最近何かの番組で見かけた福岡県大川市にある筑後川昇開橋へ。

 国道34号から南へ裏道を縫い筑後川北側の土手沿いに走る県道19号をひたすら下流へ向けて走る。
今日はお天気が良いので河川敷のゴルフ場は大入りのようだった。
大川市へ入ると下流方向に特異な形をした鉄橋が見えてくる。


◆くぅ~!KLEかっけーー


◆公園として整備されている。

◆もとは列車の通る鉄橋で、今は人が歩いて渡ることができる。

◆こういうのを見ると鐘を鳴らしたいと思うが・・・

◆このように鳴らすことはできません。悪戯対策なんだろう。

◆駅であった面影を演出しています。

◆遺構や、こういった現役で稼働する巨大な建造物を見ると人って凄いよねと思う。

◆近くまで行くとこんな感じ。

 ここで係員さんが親切にいろいろと教えてくれる。
「今から開けるから見て行ってください」とおっしゃるのでお言葉に甘えて。
ゴゴゴゴゴゴゴ。
ゆっくりと橋が持ち上がる。


◆この間を、昔は大型船舶が往来していたと思うと凄いですね。

 今度は降ろして向こう側へ。
お兄さん方がこの鉄橋の上の柱にハヤブサがいるから見るといいと言う。
なんでも、三年程前からここに出入りしていて、ハヤブサがこの橋にとまっている時は鳩がジッとして動かないという。
理由はハヤブサの狩りのターゲットはこの橋にいる鳩だからだそうだ。
折角なのでそのハヤブサを探すとすぐに見つかった。

◆いました、ハヤブサです!

 クック、クックと、橋のどこかで身を潜めている鳩の鳴き声が聞こえるのも面白い。
良いもの見させてもらいました。

来た道を戻り、もう一度写真をパチリ。


◆なかなか美しい橋です。

 そういや、明日はここでイベントがあるらしい。
駐車場で一生懸命お兄さん達がテントを設営していた。
えつ祭りか、えつ食べたかったかなと思いつつ次の目的地へ向かうことにした。


「アジフライの聖地」長崎県・松浦市ツーリング。

2019-06-16 18:39:51 | ツーリングレポート
2019年6月16日日曜日 雨のち晴れ。
 
 久しぶりの日曜日のお休みだが、妻はまだご立腹なので一緒に過ごす必要がないようだ。
だったらツーリングでもと午前5時過ぎから用意をしていると大雨となる。
早く出発したかったが、バイクの神様はまだ行くなと足止めしている様子。
いつもなら諦めるが、家にいてもイライラするだけなのでどこかへ行きたかった。
雨雲レーダーを見ると一時間位で上がりそうだが、実際に出発できたのは午前8時過ぎだった。
 
 最近、メディアで頻繁に長崎県松浦市が「アジフライの聖地」とか謳っているのが気になっていた。
その前に「孤独のグルメ」で五郎さんがアジフライを食べる回があってから、アジフライが気になっていたので尚更であった。
美味しいものは妻と一緒に食べたいと思っていたが、まぁ勝手にまだ怒ってろってことで私一人で戴くことに決めKLEで走り出したのである。
 
 今回は嘉麻方面から冷水トンネルを抜け、佐賀平野を西へ走り伊万里から松浦へと向かう。
 
◆出発から約4時間で松浦市へ。
 

◆午後12時丁度、お目当てアジフライを戴く為に訪れたのは松浦魚市場です。
 
◆ちょっと入りにくい感じですが、一般客も受け入れています。
 
◆こちらは以前からあった食堂ですが、アジフライ終了で営業も終わってます。
 嫌な予感がしてきました。
 
◆もう一軒の「大漁レストラン旬」へ向かうも・・・。
 
◆まぁ、まだアジフライ定食が売り切れているわけではないので行列に並びます。
 
 この行列に並んで10分ほどで店員さんが現れ「アジフライ定食が後10食で売り切れますので、ご容赦ください」と言い出した。
私は10人以内ではないのでありつく可能性はない。
4時間かけてやってきてこの仕打ち!許さんぞアジフライ!
そもそも魚市場で魚がないとは何事か!と言っても仕方ない。
まだ時間も早いので次に行こう。
 
 松浦市街を流すと、何店かアジフライののぼりを見かけたが、なんだか停まることができず道の駅で食べることに決めた。
ここの食堂も美味しいという話は聞いていたからだ。
 

◆道の駅松浦へ到着。
 
◆ガッデム!今日はなんて日なんだ!!
 
 妻の呪いなのだろうか?ことごとくこんな目に合うとは笑いが出て止まらない。
他の店でも探しに行くか、お惣菜コーナーのお弁当をここで食べるかの選択。
とりあえずお惣菜コーナーへ。
 

◆作りたてのブリ丼をおばちゃんがせっせと運んで並べている。
 

◆揚げたてのアジフライ一枚150円・・・
 
◆面倒なのでここで戴くことにしました。値段も安いしね。
 
◆400円のブリ丼弁当。これが美味しいからまた笑いがでる。
 
◆アジフライは温かいけど揚げたてと言うほどじゃないのが残念。
 しかし、確かに美味しいよ。
 
 はぁ、お弁当じゃなかったらもっと美味しいんだろうね?お弁当でこれだけ美味しいんだから・・・。
 
とりあえず目的は果たしたのでもう帰ろう。
平戸や生月も周りたいけど、今日はなんだかついていない様子なのでやめておこう。
 
 帰路、バイパスから降りると大きく立派な大楠が目に留まった。
 
◆川古の大楠。樹齢はなんと3000年以上とか。
 
◆くぅ、KLEかっこえーー
 
大楠のパワー頂きました!
 
 往路は4時間かかったが、復路は3時間で帰り着いた。
これも大楠さまのおかげかもしれない。
まだ妻は帰ってこないが、大楠さまのパワーで妻のご機嫌も直してください。
 
・本日の旅費   550円(ガソリン代抜き)
・本日の走行距離 305km