路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

この二ヶ月・・・。

2016-10-06 11:50:06 | KLE

2016年10月6日木曜日 晴れ。

 キャブレターのオーバーホールをお願いしてからこの二ヶ月間。
我がKLE400と私には結構様々なことが起ったが、夏の暑さとPCの不調でブログの更新を怠った。
バイク乗りのブログの更新が長らくされないと、下りたか〇んだかの二択だと思うので今更ながら記録がてらに少し書こうと思う。

 8月4日にキャブレターOHに出したKLEを整備後引取りに行ったのが8月13日であった。
この整備の時に、ボンヤリとタイヤも交換しようかなと思いつつも止めてしまったのがこの後祟った。

 9月9日金曜日快晴、キャブレターの調子を確認すべくツーリングへ出かける。
金曜日は道の駅「やまくに」のレストランではから揚げの日なので、今回はから揚げ食べ放題を目論んでいつもの英彦山から野峠越えで山国を目指した。


◆道の駅「やまくに」のそばバイキング650円。写真は2016年8月19日のもの。

 8月19日金曜日にも、一度英彦山~山国~耶馬溪~玖珠というコースでのツーリングをしていたが、今回はもう少し長く走ろうと思っていた。
英彦山を順調に登り、OH済みのキャブレターも快調で以前時々あったバックファイアも解消した。
組み付けの具合なのか、以前無かった異音が出ていて気になるが、もともとガチャガチャ煩いので気にしないことにした。
細かい事を気にしては古いカワサキ車は乗れない。
 野峠を山国側へ下り始めて2kmほどして急にフロントの舵がおかしくなった。
??と走行しながら立ち上がってフロントタイヤを見ると空気が抜けてフニャフニャになっているではないか。
フニャフニャなのはアレだけでもう十分なのになんってこった!と速度を落とす。
こんな山奥で走行不能になるのは御免だ。
レスキューを頼んでもいつ来るか分からんし、速度は20km/hくらいだったらなんとか走れたのでこのまま峠を下ることにした。
パンクなんて高校生以来のトラブルである。
あの時はNSRで、タイヤに刺さった釘を見つけ出来心でその場で抜いて走行不能になった。
無知とは恐ろしいものである。
 ホイールを傷めないようにともう必死で麓まで下り、最寄のガソリンスタンドまで辿り着くまで一時間以上を要した。
とりあえず空気を入れてもらうと直ぐに空気が抜ける気配は無かった。
異物が刺さっている風でもないしバルブも異常なかったが、パンクしているのだからチューブのどっかが悪くなってるのだろう。
スタンドのお兄さんが親切にみてくれたが、一部リムが落ちて空気圧を上げても戻らない箇所があった。
最寄のバイク屋を教えてくれ、スタンドを後にする。
走行させると直ぐには空気が洩れる様子も無く結構な距離を自走できそうであった。
速度を上げるとハンドルがブレたが、国道沿いをトコトコ走って行けば行きつけのバイク屋まで辿り着けるだろう。
から揚げ食べ放題のつもりだったので朝食抜き、しかも残暑は厳しく体力を削っていく。
バイク屋に辿り着いたのは14時過ぎ。
早速みてもらうと、異物を踏んだのではなくチューブの劣化だろうと内側に本当に小さな穴が開いていた。
チューブの劣化・・・3年前にタイヤと一緒に換えたんだけどな、でも1万2千キロは走ったしな・・・と思いつつとりあえず直してもらい、
前後新品タイヤを注文し全額前金で入金した。
今回もまたミシュランのシラックである。
 10月3日月曜日晴れ、10日ほど前にタイヤ入荷の電話がありようやく車両を持って行ける日がきた。
一時間ほど待ってようやく前後新品タイヤとなったKLE。
キャブレターOHにタイヤも新品にしたので、当分はまだまだコイツと一緒に旅をすることになるだろう。
これからもよろしく。