2020年10月5日月曜日 晴れ。
昨晩飲み過ぎたのか目覚めが悪い。
出発予定時刻をとっくに過ぎて起床し、息子の弁当を詰め終わる頃にようやく調子が出てきた。
念のためアルコールチェッカーで計測すると大丈夫だった。
今のご時世、飲酒運転ですべてを失う時代だ。
用心せねば。
予定よりずいぶん遅くなって出発。
メンテナンスはしていたが、片道150km超のツーリングは久しぶり。
KLEの調子を伺いながら嘉麻峠、小石原を抜け日田市へ向かう道中前を走るホンダアフリカツインに追いついた。
歳の頃は私より若いライダーの様子。
排気量に勝る新しいバイクの前に出るのも気が引けるので適度な距離を保ちつつ後ろについて走った。
買ったけど、やっぱり気に入らなくて取り付けていない私と同じGIVIのBOXを付けている。
売れている箱なので良く見かけるが、よそのバイクに付いていると高級に見える不思議。
信号待ちで常に右足を出して停まる姿を見、「ライダーは後ろ姿に気を付けるべし」と改めて思った。
どっちの足だっていいじゃん?
そりゃぁそうだね、教習所じゃないんだし。
朝食を取っていなかったので道の駅に寄って持参したパンでも食べようと思ったが止めた。
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◆道の駅おおやま。
バイク駐車場の前に喫煙所があったので食事は諦めて直ぐ出発。
南小国まで来ると、阿蘇路の醍醐味を感じ始める。
天気も良く、平日でもライダーは多かった。
すれ違うライダーから何度もピースを貰い、そして返す。
今日は特にピース率が高い。
秋の阿蘇路で皆気分が良いのだろう。
大観峰前を抜け、産山方面へ走り、ヒゴタイ大橋のいつもの駐車場でやっと休憩。
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◆ヒゴタイ大橋駐車場にて。
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◆チプカシの高度計は690m。
資料によると海抜674mなので誤差の範囲かな。
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◆本日の朝昼飯。ベンチに座って戴きました。
産山から波野へ抜け、広域農道をそのまま南下し高森、そして高千穂へ。
目的地の天岩戸神社駐車場へ着いたのは午前11時だった。
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◆天岩戸神社駐車場にて。
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◆まずは鳥居から。
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◆案内図。
社務所に寄り御朱印をお願いする。
天岩戸神社と天安河原神社の御朱印をお願いして番号札を貰う。
余談だが、昔、家族で参拝した際には貰わなかったが、小さな白紙の人形で御祓いをしたことがあった。
それ以降、毎年年末に人形が自宅に送られてくるようになり、一年の締めくくりはこの通信御祓いが恒例行事になった我が家である。
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◆先ずは西本宮で参拝します。
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◆隣に天安河原遥拝所があり、神楽の様子がモニターで流されていました。
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◆天安河原へはここより徒歩で10分とありますがもっとかかりますよ。
時間には余裕をもって行動しましょう。
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◆ここを右へ進みます。何店舗かお店があります。
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◆以前と比べて歩道は良くなっている。
この時はまだ工事中の箇所もあったが歩きやすくなっていた。
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◆歩道は岩戸川まで続いており、その先に天安河原がある。
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◆いつ訪れても本当に不思議なパワーをビシバシ感じます。
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◆八百万の神様が集まって神議した場所と伝わる大洞窟です。
お気づきかもしれないが、川原に何やら立っているもの無数にあります。
これは参拝者が川原の石を積んで行ったものだとか。
自然発生的に願掛けの一種としていつの頃からか行われているそうです。
とはいっても、半世紀ほど前かららしいから観光地化して全国から観光客が訪れるようになってから、ということだろう。
50年前といえば、宮崎県が新婚旅行先でも屈指の人気スポットだった時代だと思う。
もしかしたら、どこぞの新婚カップルが始めたのが切っ掛けもしれんね。
そう考えると、この石積みは・・・いや、止めよう、気恥ずかし文章が浮かんだが、そんな言葉を文章化するのは私には似合わない。
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◆私も息子の就職成就を願って積んでみました。
さて、今回のツーリングの目的は何と言っても息子の就職祈願である。
もう神頼み位しか私にはできることはない。
そうとなれば、九州屈指、いや日本でも屈指のパワースポットであるこの場に来ずしてどこへ行こうというのか。
川原は、石積みできる石と場所がないくらいびっしり詰まれていますがなんとか詰めました。
愚息の就職活動が上手くいきますように・・・。
降雨で川の水位が上がると流されるようですが、他の祈願者の為にも自然の力で適度に壊したり流したりして場所空けないとね。
了
※約二年前のツーリングレポート。当時アップせず、このブログも更新せず捨て置いてしまっていた。
これもコロナ禍のせいで、その余裕を一切失っていたからだ。
悪いことはいろいろ重なるものだが、まぁ今更どうでもいい。
ふと、このブログを思い出し、今更ブログ再開してもなと思いつつね。
当時、心配していた息子は就職して毎朝「行ってきます」と仕事に赴いてる。
我が愛車は健在だが、コンデジが逝ってしまった。
スマホはまだ持っていない。
また、暑い夏が来る。
2022年6月30日木曜日 はれ。