ドジャースの佐々木朗希投手が
故郷・岩手県大船渡市の大規模森林火災に
心を痛め災害見舞金1000万円と
寝具セット500組を寄付しました
佐々木投手にとって大船渡市は
単なる出身地ではなく、彼の人生にとって
特別な意味を持つ場所です
彼は、2011年の東日本大震災で自宅を津波に流され
父と祖父母を亡くしました
その後、隣接する大船渡市に移り住み
そこで成長しました
彼にとって大船渡は「第2の故郷」とも
言える場所であり
その地で起きた今回の山火事を知り
強い悲しみと共に支援を決意したのでしょう
寄付された寝具セット500組は
枕・掛け布団・敷布団のセットで
避難所となっている市内の小・中学校など
8カ所に配布されました
これまで避難者たちは、非常用の段ボールベッドなどで
寝ていたため、健康への影響が心配されていました
そんな中、佐々木投手の寄付により
寒さ厳しい東北の地で避難生活を送る人々に
とって大きな助けとなることでしょう
市の関係者も「佐々木投手自身も震災で
避難生活を経験しており、何が必要かを深く考えた上で
の支援だ」と感謝の言葉を述べています
また、佐々木投手は現在
MLBのロサンゼルス・ドジャースでプレーしており
4日(日本時間5日)のオープン戦でのデビューを
控えています
震災を経験し、そこから這い上がり
今や世界最高峰のリーグで戦う佐々木朗希投手
彼が培ってきた「困難を乗り越える強さ」は
今回の支援にも表れています
彼の寄付は、大船渡市民への励ましとなるだけでなく
日本中の人々に「支え合いの大切さ」を
改めて教えてくれるものでしょう