佐沼教室 きょうの出来事

パソナコンじゅく佐沼教室は初心者向けのパソコン教室で
授業風景や生徒さんの作品や世間のいろいろな今日の出来事です

東日本大震災から14年 〜正しい情報と防災の未来〜

2025年03月11日 11時33分45秒 | 災害・事故

今日は、東日本大震災から14年目の3月11日です

2011年3月11日14:46頃、マグニチュード9.0
最大震度7の大地震が発生し

日本の歴史に深い爪痕を残しました

 警察庁の発表によると、死者は1万5900人
行方不明者は2520人にのぼります

 また、復興庁によると
震災後の傷病悪化などによる「災害関連死」は
昨年12月末時点で3808人とされています

追悼と継承

本日、岩手県・宮城県・福島県では自治体主催の
追悼式典が開かれ

地震発生時刻の午後2時46分には
関係者が黙とうを捧げます

教室でも生徒さんと一緒に黙とうします

震災の記憶を後世に伝えるため

語り部の方々が活動し、震災遺構が保存されています

 これらの努力によって
未来の大災害に備える意識が広まり

被害を最小限に抑えるための知識が
伝えられています

科学的な防災アプローチの必要性

しかし一方で、日本の防災においては

科学的アプローチがまだ十分ではないと感じます

大災害時には、多くの人が異常な精神状態に陥り
正しい情報を得られず

適切な判断ができなくなることがあります

 そのため、災害発生時には

いかに早く正確な情報を取得し

最適な判断を下すかが重要になります

防災のための情報インフラ強化

これを実現するために、以下の取り組みが求められます

  1. スマートフォンを活用した情報取得の普及
    すべての国民が、スマートフォンを使って
    大災害時の情報を即座に取得できるような
    環境を整備する

  2. 衛星技術を活用した津波情報の精度向上
    津波の位置、大きさ、到達時刻などをより高精度に
    把握できるよう、人工衛星などを活用した
    観測体制を強化する

  3. リアルタイムの被害・渋滞情報の配信
    被災地の被害状況や交通渋滞の情報を
    スマートフォンに逐次発信し、避難の最適化を図る

スマート防災の推進を

大災害時において、迅速かつ正確な情報を得ることが
生存率を高めるカギとなります

 そのため、日本全体として
もっと積極的にスマートフォンや

テクノロジーを活用した防災対策を進めるべきです

しかしながら、現状では国や行政の取り組みが
遅れているように感じます

 今後、防災インフラの整備を加速させ
より多くの命を守る体制を確立していくことが
求められます

3月11日を迎えるたびに

私たちは震災の教訓を振り返り

未来に向けて何ができるのかを

考え続けていく必要があります

 そして、大切な人を守るために

防災意識を一層高めていきましょう

 

コメント
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