PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

精神医療国家賠償請求訴訟の提起

2016年02月07日 18時41分54秒 | PSWのお仕事

一人のPSWとして、以前から考え模索してきたことですが「精神医療国賠訴訟」を具体的に提起しようとしています。

この国の長年の隔離収容政策による長期社会的入院患者の問題の責任を問い、国の精神医療施策を抜本的に改める一助になればと、今回有志と決意致しました。

このブログをご覧の皆さまにも、本訴訟にご理解とご支援ご協力をお願いしたく、記事としてアップさせて頂きます。

現在パンフレットを作成して、原告患者を更に募り、訴訟を提起する時期を探っています。

 

自分自身が精神科病院で長年勤めてきて、現場でPSWとしての姿勢(価値や倫理)を問われることはたくさんありました。

しかし、今回の訴訟では、個々の精神科病院のあり方やスタッフの姿勢を問うのではなく、国の政策そのものを俎上に載せ、裁判で問いたいと思っています。

3年前より当事者の方々や、精神医療に従事する各職種の方々、弁護士やジャーナリストら有志の方々と、毎月勉強会を繰り返し検討して参りました。

想い溢れる個性的な方も多いため、時に激しい感情的になる議論もありましたが、それぞれの立場を超えて一つの目的の下に集まってきた方々です。

ようやく原告となる元入院患者の方も出て頂いて、これから具体的な訴訟提起に向けて進めていければと考えています。

国賠を提起するという方法については異論反論もあるでしょうが、できるだけ広範な色々な立場の方々に、ご参加とご支援を頂ければと願っています。

立場は異なっても、この国の「精神医療政策を問う」「国賠を闘う」という一点で大同団結して、支援組織・弁護団を構成しようとしています。

 

国家賠償請求訴訟なので、当然、国(厚生労働省)と訴訟関係になることになります。

それぞれのお立場もあるでしょうし、サポーター(応援団)としてお名前を連ねて頂くことが難しい方もいらっしゃると思います。

それでも、呼びかけ人の一人としてパンフレットやホームページにお名前を連ねて頂ける方は、当方までご一報ください。

所属組織や職名を出さないで、個人名と立場と地域のみ「古屋龍太(PSW、東京)」というような形でも結構です。

あるいは、外に名前は出せないけれども、会には参加する、応援するという、匿名参加の形でも結構です。

長期間にわたるであろう国賠訴訟を遂行するには、それなりの資金を要します。

入会金3000円+年会費3000円で会員を募り、あとは志ある方々にカンパを募って、何とか訴訟資金を賄っていきたいと考えています。

会の趣旨や規約を、下記に貼り付けておきます(現在準備しているパンフレット第1版の一部です)。

それぞれお忙しいところ、唐突で不躾なお願いになりますが、ご参加のご検討をお願いできれば幸いです。

また、国賠訴訟の進め方や法理論の組み立て、原告として立って頂ける候補者の推薦等について、ご意見など頂ければ誠にありがたく存じます。

 

もとより、国を相手の訴訟は、負け戦(いくさ)かも知れません。

隔離収容政策といっても、時効の壁もありますし、国立療養所に強制収容されていたハンセン病とはやや様相を異にします。

様々な誹謗中傷も飛び交うでしょうし、有形無形の政治的圧力も当然あるでしょう。

それでも、ハンセン病国賠訴訟や障害者自立支援法違憲訴訟、無年金障害者問題訴訟など、先行例に学ぶことは多くあると考えています。

PSWの社会的ミッションとして、いつかは声を挙げ、取り組まねばならないと思っていました。

長期入院の末に精神科病院の中で亡くなっていかれた死者たちの声が、背中を押してくれています。

無念の想いを抱えたまま冷たくなった患者さんの亡骸の感触を、一人のPSWとして忘れたくないと思います。

同じ思いを共有して頂ける方々と、一緒に、粘り強く戦っていければと考えています。

 

このブログ「PSW研究室」でも今後、広く理解と支援を呼び掛けていきたいと思っています。

まもなくパンフレットもできますので、事務局にご一報頂ければお届けできると思います。

今後、マスコミ等にも徐々に訴え、広く国民各層にアピールしていきたいと考えています。

ここを訪れて頂いている皆さまには、意をご理解頂き、あたたかく見守って頂ければと祈っております。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

 

☆追伸

ホームページをご覧頂くと、2016年1月末日時点でのサポーター(応援団)の氏名が載っています。

このブログ記事の拡散を希望しております。皆さんのご周辺の方々に、ご周知をお願いできれば誠に幸いです。

 

精神医療国家賠償請求訴訟研究会

会員 古屋 龍太(PSW、東京)

 

 

この国の精神医療を変えるために

~鳥は空に 魚は水に 人は社会に~

 

精神医療国家賠償請求訴訟研究会(略称:精神国賠)

http://www.seishin-kokubai.net/

 

■精神医療国賠訴訟の会とは?

わが国の精神医療は入院医療に大きく依存しており、医療費のほとんどが私立精神科病院で使われています。入院医療の質はたびたび国際機関から批判声明が出されるほど、国際水準から見て劣悪といえます。私たちはこの現状を変えるために、国の不作為責任を司法の場で問い、精神医療を抜本的に改革する方向転換をめざしています。この会は、2013 年1月に結成され、精神医療・福祉従事者、弁護士、ジャーナリスト、大学研究者、当事者、家族で、毎月の例会・研究会を開いてきました。現在は、裁判のための法理論構成と歴史の検証に重点を置いて研究活動をしております。

 

■世界の主流は地域精神医療

たとえば、カナダのバンクーバーは、世界でも先進的な精神医療を実践している地区です。平均の入院期間が1週間から10 日で、日本のような超長期入院の方は、ほとんどいません。多剤大量療法といわれる、日本の精神医療を特徴付ける薬漬けもありません。重い精神障害をもっていても、ケアチームによる自宅への出張サービスが受けられ、ひとりひとりが地域社会のなかで生き、人生が尊重されています。イギリスやイタリアをはじめとする欧米各国も、このような地域ケアシステムが出来上がっています。すでに世界の趨勢は地域でのケアが当たり前で、医療と生活、人権の尊重がバランス良くシステム化されています。

 

■人権が尊重されない日本の精神医療

しかし、日本の現状はどうでしょうか。相変わらず、薬漬けにより当事者は苦しめられ、慢性化して閉鎖病棟に長期間閉じ込められています。病気は治っているのに、地域での支援が無いために入院を継続している社会的入院者が数万人おり、毎年2万人を超える方々が精神科病棟内で亡くなっています。退院後の生活を支えるグループホームの数も多様性も全く足りません。不当な入院継続などを審査する精神医療審査会制度もほとんど機能していません。人権の尊重には未だに遠い現状です。

 

■なぜ、変わらないのか?

閉じ込めるだけの精神医療は施設症を産み、むしろ有害であることが世界の常識です。繰り返し、国連やWHO,国際法律家委員会などからも、日本政府に批判や改善勧告が出されていますが、状況は変わりません。それは、日本の精神科病院の9割が民間であり、営利を追求せざるを得ないためです。利益確保のために、退院よりも入院患者でベッドを埋めることを選ぶ病院経営が常態化しています。この改革に、厚労省は斬り込めていません。当事者の家族にとっては、公的な支援が乏しいために病院が必要とされ、当事者にとっては利用できる地域資源が乏しいために病院に頼るしかないのが日本の現状です。この構造を抜本的に変える必要があります。

 

■国家賠償請求訴訟が必要です

この国の精神医療を抜本的に変えるために、国の不作為を追究する国家賠償請求訴訟を提起したいと考えています。

私たちのアクションに賛同して頂ける方々のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

■原告募集基準と条件

募集基準

①おおむね1年以上の継続した入院歴のある方(入院形態は問いません)

②日本の精神医療を良くしたいという意思のある方

募集条件

①研究会の会員になること。入会金は3000円です。年会費も3000円です。

②退院後、3年を経過していると時効という、法律上の規定を理由に敗訴する可能性があることを理解していただくこと。

※私たちは裁判を起こすにあたり、できるだけ多くの皆様のご経験を聞かせていただきたいと考えております。原告となることまでは考えられなくても、ご自身の被害経験から、この国の精神医療を変えたいというお気持ちがある方は、まずはお話をお聞かせください。同様に、ご家族の方のお話もお待ちしております。

 

■精神医療国家賠償請求訴訟研究会

ホームページ:http://www.seishin-kokubai.net/

事務局・相談面接 〒206-0801東京都稲城市大丸60-11 サンパレス1F NPO法人わくわく内

連絡先・電話:090-8818-8268 メール:higashitani1211@docomo.ne.jp

              〒399-0102長野県諏訪郡富士見町落合3762-19 FREE BIRD  精神医療国家賠償請求訴訟研究会    事務局長 東谷幸政

入会金・会費:入会金3000円 会員会費=3000円(年間) 賛助会費=2000円(年間)

振込先:ゆうちょ銀行 口座名:セイシンコクバイケン 口座番号:記号11180 普通預金 NO.36908981

ゆうちょ銀行以外からの振込

【銀行名】ゆうちょ銀行【金融機関コード】9900【店名】一一八 (読み:イチイチハチ) 【店番】118 【預金種目】普通預金 【口座番号】3690898

 

★ 

 

※画像は、箱根彫刻の森美術館にて。本文記事とは関係ありません。

昨夜から体調が思わしくなく、先ほど熱を測ったら、37.7度ありました。

しかし、決して熱に浮かされて、この記事を書いた訳ではありませんので(笑)。

関係各位のご理解とご協力を、よろしくお願い致します。


PSW求人情報(17)

2016年01月29日 16時16分53秒 | PSWのお仕事

東京近辺の精神保健福祉士の求人情報を、改めてお届けします。

あちこちでPSWを求めているのに、応募者が少ないようですね。

人材の需要に、供給が追い付いていないのですね。

 

残念ながら、若い学生数の減少とともに、養成校も減少しつつあります。

どこも、学生数の減少で定員を満たせず、募集停止した学校が増えています。

支援を要する方は増えているのに、支援の担い手が減ってきています。

 

国家資格を得た皆さんには、ぜひ現場で踏ん張って頂きたいです。

どこの現場でも、多くの問題を抱え、組織上のコンフリクトがあります。

粘り強く現場を少しでも変えていく志を、大切にして頂きたいと願います。

 

なお、求人情報を載せる際にいつもお願いしていることですが。

どうしても、ブログ掲載までのタイムラグがあります。

各求人情報については、直接それぞれの求人先にお問い合わせください。

もう既に応募者がいて、締め切っているところもあるかと思いますが、ご容赦ください。

そして、掲載した求人先についての評価は各自でお願いします。

業務内容も待遇もまちまちですし、当方で職場としての質の担保は致しかねます。

実際に訪ね、その場の雰囲気を見て、ご自身でご判断ください。

また、以下の一部は、日本精神保健福祉士協会の「求人情報」とも重複しています。

以上をご了解ください。

※画像は、記事本文と全く関係ありません。

【地域支援機関】

■地域生活サポートセンターとらいむ■

・勤務地:神奈川県鎌倉市

・仕事の内容:精神保健福祉士(相談支援業務・地域活動支援センター業務)

・雇用形態:常勤職員

・勤務時間:8時45分から17時30分まで 時間外 20時間程度

・賃金形態:基本給:185,000円~281,000円、住宅手当:5,000円、資格手当:10,000円

・通勤手当:実費、昇給:有、賞与:年2回(計3ヶ月分) 

・休日・休暇:週休2日制(土日祝他、月に1~2回土曜出勤あり・代休で対応)、 夏季休暇、年末年始 

・福利厚生:雇用・労災・健康・厚生・退職金共済

・応募資格:精神保健福祉士もしくは社会福祉士。相談支援専門員の資格あれば尚可。

・募集人数:1名

・採用予定日:2016年3月1日(応相談)

・応募方法:問い合わせ先まで、履歴書・職務経歴書を郵送ください。書類選考後、面接日時等についてご連絡いたします。(応募書類は返却)

・PR:委託相談・地域活動支援センター・計画相談支援を行っている事業所です。熱意のある人募集! 

・問い合わせ先:地域生活サポートセンターとらいむ(担当:藤井)

 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜2-2-40 KFビル4階 TEL:0467-84-8770 

 

【精神科医療機関】

■国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター■

・職名及び人数:医療福祉相談室 医療社会事業専門員(常勤職員)1名

・職務内容:精神保健福祉法による退院後生活環境相談員、神経難病患者の退院後生活準備支援、精神科アウトリーチなど、精神科、神経内科、小児神経科、その他の診療科での医療福祉相談、地域連携などのソーシャルワーカー業務。(数年単位のローテーションによりさまざまな領域を担当する可能性あり)

・応募資格:精神保健福祉士の資格をお持ちの方(社会福祉士資格をお持ちであることが望ましい)

・採用予定年月日:2016年 4月 1日

・勤務形態及び給与並びに身分

(1) 身分:国立研究開発法人職員(常勤職員)

 採用から6ヶ月間は試用期間です。

(2) 給与:月例給

179,600円(4大新卒の場合。経験年数により加算があります)、特殊業務手当(10,000円)、地域手当、通勤手当、住居手当、扶養手当等センター給与規程に基づき支給

(3)賞与:6月及び12月(年間4.1月分、平成26年度実績)

(4) 昇給:年1回(1月1日)

(5) 勤務形態:月~金の週5日、4週8休制

1日8時30分~17時15分の7時間45分勤務(休憩1時間)

(6) 休日:土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)

(7)休暇:年次有給休暇、夏季休暇、病気休暇、忌引等

(8) 保険:共済組合(健康保険、年金)、雇用保険、労災保険加入

(9)退職手当:有(参考:定年年齢 60歳)

・提出書類:

(1)履歴書(写真貼付)

(2)志望動機 1,600字以内(なるべくA4サイズ1枚に収めて)

(3)精神保健福祉士資格登録証(写)、社会福祉士資格登録証(写)

・選考方法:書類選考及び面接試験(随時)※面接試験については、書類選考合格者に個別に連絡いたします。

・提出締切日:随時 ※適任者が決まり次第、募集は締め切ります。

・書類送付先: 〒187-8551 東京都小平市小川東町4-1-1  TEL 042-346-1866

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター人事課人事係長宛

 (応募封筒及び履歴書に「常勤職員 医療社会事業専門員(No.348) 応募書類」とお書き下さい。)

・問合せ先: 〒187-8551 東京都小平市小川東町4-1-1

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院 医療福祉相談室 漆畑眞人

TEL 042-341-2711(内線3395)

・ホームページ: http://www.ncnp.go.jp/recruit/detail.html?no=108

 

■医療法人社団秦和会 秦野病院■

・急募:精神保健福祉士(常勤、取得見込可)

・募集人数:若干名

・職務内容:医療相談室、デイケア、グループホーム、就労支援施設など(法人内異動あり)

・給与:当社給与規定によります

・勤務時間:8:45~16:45

・休日:日曜、祝日、ほかに週1回

・待遇:交通費規定内支給(秦野駅から送迎バスあり、マイカー・バイク通勤可)

・健康保険、厚生年金、厚生年金基金、雇用保険、所得補償保険、退職金制度有

 研修旅行有り(3年、7年、20年)、職員旅行、財形預金 研修院外、院内研修有り

・お問い合わせ:施設見学のご希望や、給与・待遇面でのご質問など、何でもお気軽にご相談ください。秦野病院事務課(瀬戸)電話番号 0463-75-0032

・ホームページ:http://www.hatanohp.or.jp/recruite.html 

 

■医療法人会 千葉病院■       

・勤務地:千葉県船橋市飯山満町2-508

・募集職種:精神保健福祉士

・採用人数:常勤2名

・応募要件:精神保健福祉士資格を有する方 (2016年3月卒業見込み可)

・業務内容:精神科病院におけるソーシャルワーク業務全般 (デイケアへの異動あり)

・勤務時間:8:45 ~ 17:00

・休日:木曜、日曜、祝日、夏季、年末年始、創立記念日

・給与:固定給195,900円(大卒初任給)~経験考慮  昇給年1回

・賞与:基本給5.3ヶ月分(※昨年度実績 当院規定による)

・各種手当て:資格手当  住宅手当  通勤手当 (当院規定による)

・社会保険等:健康保険 厚生年金 雇用保険 労災保険 退職金制度あり

・応募方法:お電話で下記までお問い合わせの上、履歴書、職務経歴書を郵送してください。 書類選考の上、面接を行います。

・提出先:〒274-0822 千葉県船橋市飯山満町2-508 医療法人会 千葉病院

     TEL:047-466-2176 社会復帰科 富塚

・ホームページ: http://chiba-hp.on.arena.ne.jp

 

■医療法人社団 翠会 成増厚生病院■ 

・応募資格:精神保健福祉士資格所持者。依存症に興味のある方(経験あれば尚可)。

・募集人数:若干名

・勤務地:東京都板橋区三園1-19-1 成増厚生病院内「東京アルコールセンター」 

・仕事の内容:主にアルコール専門病棟における相談援助業務など。

・雇用形態:正職員

・勤務時間:9:00~17:30(月2~3回程度当直業務あり、別途手当支給) 時間外3時間程度

・賃金形態:基本給:194,000円/月以上(経験年数に応じ優遇)、職務手当:15,000円/月 通勤手当:上限50,000円/月、その他申請により住宅手当(10,000円/月)、扶養手当あり、昇給あり、賞与:年2回(4ヶ月程度) 

・休日・休暇:4週8休、夏季・冬季休暇(平成27年度年間休日数118日)、有給休暇、

 特別休暇 

・福利厚生:社会保険各種(雇用・健康・厚生・労災)・退職金制度あり(勤続3年以上)

・採用予定日:2016年4月1日

・応募方法: 履歴書(写真貼付)、職務経歴書、精神保健福祉士登録証(写し)、志望動機および小論文(共にA4用紙1枚程度、小論文テーマ:「アルコール依存症を抱える方々への支援について」)を下記問い合わせ先までご郵送ください。書類選考合格者には追って面接日をご連絡いたします。 

・PR:翠会は関東、九州地区に多数の事業所を抱え、精神科救急・急性期医療、アルコール依存、ストレスケア対策、認知症医療・高齢者介護の4分野を中心に幅の広いサービスを提供しています。 当院だけでも、ソーシャルワーカーは現在22名在籍し、勉強会なども開催していますので、スキルアップしたい方にお勧めです。 

・問い合わせ先:〒175-0091 東京都板橋区三園1-19-1 医療法人社団 翠会 成増厚生病院

 TEL:03-3939-1191( 担当:ソーシャルワーカー/奈良・長島) 

 

■医療法人秀山会 白峰クリニック■

・応募資格:精神保健福祉士有資格者(新卒・見込み可)、臨床心理士を目指している方。

・募集人数:各曜日1名

・採用予定日 2016年3月中旬から(応相談)

・勤務地: 〒330-0071 埼玉県さいたま市浦和区上木崎4-2-25

・仕事の内容:アルバイトの募集 。デイケア業務(アルコール依存症のデイケア等の補助) 

・雇用形態:アルバイト

・雇用期間:採用日から2017年3月31日

・勤務時間:9時~17時/月曜日・火曜日・土曜日(週1日~週3日)時間外 なし

・賃金形態:時給:1,000円

・福利厚生:交通費(当法人の規定により制限有り)

・応募方法:下記までお電話頂いた後、履歴書をお問い合わせ先まで郵送して下さい。書類選考の上面接についてご連絡致します。(応募書類は返却いたしません)

・PR:外来診療とデイケアにて連携を取りながら、患者さんのサポートを行っているクリニックです。URL:http://www.hakuhou.or.jp もご覧ください。 

・問い合わせ先:医療法人秀山会 白峰クリニック(担当:斉藤)

 〒330-0071 さいたま市浦和区上木崎4-2-25 電話:048-831-0012 

 

■東京都立松沢病院■

・患者支援センター相談員(パート)募集

・採用予定日:2016年4月1日

・勤務地:東京都立松沢病院 社会復帰支援室相談係

・仕事の内容:相談援助業務および関連する業務。

・雇用形態:臨時職員(原則週2~4回)

・雇用期間:2016年4月1日~2017年8月31日(更新も可能)

・勤務時間:9時~17時45分もしくは8時30分~17時15分(休憩時間:12時30分~13時30分)時間外 なし

・賃金形態:日額:7,200円

・休日・休暇:原則土日祝休み

・福利厚生:交通費:日額440円、雇用保険加入

・応募資格:精神保健福祉士有資格および見込みの方。社会福祉士有資格の方も応相談。 

・募集人数:若干名

・応募方法:電話連絡の上、問い合わせ先まで履歴書および資格証明書のコピーをお送り下さい。書類審査の上、採用面接を行います。

・PR:当院はスーパー救急、認知症疾患医療センター、青年期こころの支援センター、合併症、医療観察法等様々な機能を持ち、東京都の基幹病院として民間病院、地域機関等から緊急性が高い処遇困難ケースを受けています。その窓口となる患者支援センターの相談員として経験を積みPSWとしてレベルアップをしていきたいという方、お待ちしています。研修の機会も保障しています。なお患者支援センター相談員パートの方は、非常勤採用時優遇されます。 

・問い合わせ先:東京都立松沢病院 社会復帰支援室相談係 稗田(ひえだ)

 〒156-0057 世田谷区上北沢2-1-1 TEL:03-3303-7211(内線1751) E-mail:Jun_1_Hieda@member.metro.tokyo.jp 

 

【行政機関】

■千代田区立児童・家庭支援センター■

・採用予定日:2016年4月1日

・勤務地:東京都千代田区神田司町2-16 神田さくら館6階

・仕事の内容:子どもと家庭に対する相談対応。要保護家庭への支援や子ども虐待防止への対応。 

・雇用形態:非常勤職員

・雇用期間:2016年4月1日~2017年3月31日

・勤務時間:月16日勤務(時間/7時30分~19時15分)※原則8時30分~17時15分の1日8時間45分勤務(休憩1時間含む)  時間外 なし

・賃金形態:188,200円/月(平成27年度実績)改定の予定あり。交通費は、実費相当額(月額上限あり)支給あり。

・休日・休暇:日曜日、祝日、年末年始ほか指定する日。年次有給休暇、慶弔休暇等あり。 

・福利厚生:健康保険・厚生年金保険・雇用保険加入

・応募資格:社会福祉士または精神保健福祉士等の資格をお持ちの方。

・募集人数:若干名

・応募方法:必要書類

(1)履歴書(市販のもの可)※志望動機を必ず記入(別紙添付可)

(2)資格証等の写し

(3)小論文(A4版 横書き原稿用紙800字以内)テーマ「地域における子ども虐待防止対応と相談員として大事にしたいこと」

 上記(1)~(3)を2月12日(金)下記問合せ先まで必着のこと。

※郵送の場合は、封筒の表に赤字で「非常勤職員申込(ファミリー・ソーシャルワーカー)」と記載してください。2月17日までに書類選考の結果通知をお送りします。第2次選考の面接は、2月第4週目頃。採用決定は3月初旬となります。 

・問い合わせ先:千代田区立児童・家庭支援センター 子ども家庭相談係

 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-16 神田さくら館6階TEL:03-5298-2424 

 

■豊島区 生活福祉課・西部生活福祉課■

・採用予定日:2016年4月1日

・勤務地:東京都豊島区

・仕事の内容:生活保護受給者で精神障害のある方に対する相談・訪問・諸手続きの援助等。

・雇用形態:非常勤職員

・雇用期間:2016年4月1日~2017年3月31日

・勤務時間:8:30~17:15 時間外 なし

・賃金形態:月給:239,700円

・休日・休暇: 月16日勤務。土曜日・日曜日・祝祭日休み。年次有給休暇12日。

・福利厚生:健康保険・厚生年金・雇用保険・介護保険

・応募資格:精神保健福祉士または保健師の資格を有する方。

・募集人数:1名

・応募方法: 応募書類(所定の採用選考申込書及び自己申告書、小論文、資格登録証の写し)を下記問い合わせ先に郵送で提出してください。応募に際してのお問い合わせ・所定の様式・小論文の課題は、豊島区のホームページよりダウンロード(http://www.city.toshima.lg.jp/index.html)または、生活福祉課及び西部生活福祉課の窓口で配布しています。

・応募受付期間:1/20~2/2消印有効 ※窓口持込不可 

・問い合わせ先:豊島区保健福祉部生活福祉課自立支援担当係(担当:坂井) 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-18-1  電話:03-3981-3412 

 

■東京都■

・一般職非常勤職員(職場定着支援員)の募集

・職務内容:東京障害者職業能力開発校における精神障害等を有する生徒に対する次の業務を行う。

(1)職業相談、職業指導に関すること。

(2)実習先の開拓、実習の実施、フォロー等、職場実習に関すること。

(3)就労状況の確認、就労継続への相談・指導等、職場定着支援に関すること。

(4)企業、就労支援機関、公共職業安定所等、関係機関との連絡調整に関すること。

(5)その他、障害者の職場定着支援に関すること。

・応募要件:

(1)精神障害者の職業能力開発訓練を理解し、生徒の職場定着に関して、その職務を遂行する能力と熱意を有すると認められる者

(2)以下の①から③のいずれかに該当する者が望ましい。

① 精神保健福祉士の資格を所持している

② キャリアコンサルティング技能士又は標準レベルキャリアコンサルタントの資格を所持している

③ 精神障害者の就労支援業務に従事した経験がある

・勤務予定場所:東京障害者職業能力開発校

〒187‐0035 小平市小川西町2-34-1

(西武国分寺線・西武拝島線小川駅徒歩5分 JR武蔵野線新小平駅徒歩20分)

・募集人員:2名

・雇用期間:平成28年4月1日から平成29年3月31日まで

(事業が同様の規模で継続され、勤務成績が良好な場合には、最大4回まで公募によらない再度任用の可能性あり。)

・勤務日数:1ヶ月あたり16日

・勤務時間:午前8時30分から午後5時15分まで または 午前9時から午後5時45分まで

・休暇等:年次有給休暇:勤務年数に応じて付与(初年度は10日。なお、東京都の常勤職員または非常勤職員等としての勤務と継続していると認められる場合は、勤務年数が通算されます。)夏季休暇:3日、慶弔休暇:有、

・社会保険:適用

・報酬:月額194,200円(常勤職員の給与改定等に準じて改定される場合があります。)※ 支給日は原則として毎月15日

・通勤費:規定により交通費相当額を支給する。

・申込方法:東京都一般職非常勤職員申込書(別紙第1号様式) 及び職務経歴書を下記担当まで提出(郵送・持ち込み)(平成28年2月3日(水)必着)

※1 東京都一般職非常勤職員申込書(別紙第1号様式)上部の「職名」欄に「職場定着支援員」と記載してください。

※2 応募書類は返却いたしません(責任廃棄)。

※3 書類選考後、面接を行います。

※4 結果は、合否に関わらず後日連絡いたします。

・担当:東京都産業労働局 雇用就業部 調整課 管理担当 堤・糸賀 〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1東京都庁第一本庁舎31階北側 TEL03-5320-4702 (内線)37-614

 


PSW求人情報(16)

2016年01月15日 16時08分41秒 | PSWのお仕事

久しぶりに、精神保健福祉士(PSW)求人情報です。

大学で勤めているので、あちこちの病院や事業所等から、求人への協力を求められます。

最近は、どこも、求人を出しても応募者が少ないようで苦労されています。

「いい学生がいたら、ぜひ」と言われても、なかなかタイミングも合いません。

 

精神保健福祉士の職域がどんどん拡大して、需要に供給が追い付いていないのですね。

人材供給側の養成課程を持つ学校も、残念ながら減ってきている現実もありますし。

そもそも学生全体が減る中で、福祉を目指す若い人が少なくなっているので。

職場はあって、求人が出ていても、有資格者が少ない、売り手市場化していますね。

 

有資格者が増え、精神保健福祉士への評価が高まっているのは、ありがたいことですが。

今後を考えると、空恐ろしい状況になりつつあります。

現職者を、組織の中で人材育成し後継者を育てることが、大きなテーマになっています。

 

仕事と宿題に追われ、ブログの更新がままならないまま、時間ばかり過ぎてしまっています。

把握データをテキストで適当に編集しているので、形式はバラバラですが。

この間、情報を寄せて頂いた皆さん、ありがとうございました。

 

なお、求人情報を載せる際にいつもお願いしていることですが。

どうしても、ブログ掲載までのタイムラグがあります。

各求人情報については、直接それぞれの求人先にお問い合わせください。

もう既に応募者がいて、締め切っているところもあるかと思いますが、ご容赦ください。

そして、掲載した求人先についての評価は各自でお願いします。

業務内容も待遇もまちまちですし、当方で職場としての質の担保は致しかねます。

実際に訪ね、その場の雰囲気を見て、自身でご判断ください。

また、以下の一部は、日本精神保健福祉士協会の「求人情報」と重複しています。

以上をご了解ください。

 

※画像は、箱根彫刻の森美術館にて。記事本文と全く関係ありません。

 

【地域の支援機関】

■社会福祉法人 おいてけ堀協会■

勤務地:東京都墨田区

職種・採用人数:精神保健福祉士資格のある方(見込みも含む)1名 

仕事PR:主に精神障害者が通所している事業所です。利用者の方の作業、レク等活動を一緒に行いつつ、相談にのったり、生活支援や、就労支援を行います。他事務的な仕事もあります。採用当初はユニークジョブサポート勤務になる予定ですが、その後異動もありますので、他の事業所も見学実習した後、面接を行います。

勤務場所:ユニークジョブサポート(就労移行支援、就労継続支援B型)

勤務時間:週5日常勤、9:00~17:30

休日:土、日、祝日、12/29~1/3、有給休暇あり

給与等:基本給182,700円 (大学新卒) 昇給、経験手当あり

資格手当:3,000円 (資格登録後)+通勤手当実費、 超過勤務手当、賞与あり

健康、厚生、雇用、労災あり  退職金制度あり

選考:電話で申し込みの上2日間見学、その後面接 

採用日:随時

問い合わせ申込:ユニーク工芸(土、日曜日、祝日以外) 柳(やなぎ)、勢登(せと)

TEL・FAX  03-3624-8258  墨田区横川2-3-7 知野ビル102号

 

■特定非営利活動法人ミュー■

所在地:東京都武蔵野市

就業場所:JR中央線三鷹駅 武蔵境駅

職種:職業指導員、生活支援員、世話人等

業務内容:精神障害のある方に対する就労支援、生活支援、居宅支援

雇用形態:正社員

雇用期間:定めなし

応募条件:学歴・年齢不問 精神保健福祉士等の資格あれば尚良、病院・福祉施設等での勤務経験あれば尚良

賃金:171,570~205,275円

通勤手当:実費(上限あり月額20,000円まで)

賞与・昇給:あり(実績による)

保険等:雇用 労災 健康 厚生 退職金共済

就業時間:9:00~17:00(休憩60分)(配属先によってシフト制もあり)

時間外:あり月平均8時間程度

休日等:土日祝(配属先によってシフト制もあり)年間休日数125日

有給休暇:あり 6か月経過後10日

採用人数:若干名 随時応募可能

選考方法:面接、書類選考

応募書類:履歴書、職務経歴書、資格証(複写)

試用期間:3ヶ月(労働条件変更なし)

応募方法:電話連絡の上、下記に応募書類をご郵送ください。

非常勤職員も募集しております。御希望の方はお問い合わせください。

ワークショップMEW:0422-36-2089 180-0006 武蔵野市中町3-6-19 担当 森

 

■地域活動支援センター田園工芸■

採用予定日 2016年4月1日

勤務地 横浜市青葉区

仕事の内容 精神障害者への生活支援、就労支援、相談業務。 日中の通所施設。一緒に作業をし、利用者のニーズを把握し、個別支援計画を立てる。事務、記録、販売など。 

雇用形態 正職員

勤務時間 9時から17時

時間外 10時間程度

賃金形態 基本給:183,300円/月、大卒、短大、専門可、資格手当(10,000円)、通勤手当あり、昇給あり、賞与:年2回(昨年実績4.5か月)

 休日・休暇 週休二日制(土日)、夏季休暇、年末年始休暇あり

福利厚生 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、中退共あり

応募資格 精神保健福祉士(取得見込み可)、普通自動車免許あれば尚可

募集人数 1名

応募方法 履歴書を下記まで送ってください。第1段、締め切り1月20日必着。 書類選考の上、連絡します。その後、見学、面接、適性検査を行います。間に合わない場合は応相談。 

PR 2016年4月から就労継続支援B型事業所に移行します。暖かい心で地道な支援を一緒に行ってくださる方をお待ちしています。

問い合わせ先 NPO法人ノーマライゼーションをすすめる会Team Olive

地域活動支援センター田園工芸(担当:古谷)

 〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南2-4-2 シャルドービル202

 

■みやぎ心のケアセンター■

勤務地:仙台市、石巻市、気仙沼市のいずれか。

仕事の内容:被災地域在住の方の心のケアに係る業務、こどもの心のケアに係る業務、仮設住宅や民間賃貸住宅を訪問しての相談援助業務、市町保健師に対する支援。 

雇用形態:年度契約職員(更新あり)

雇用期間:2016年4月1日~2017年3月31日

勤務時間:8時30分から17時15分まで

時間外:15時間程度

賃金形態:基本給:19万円/月、資格手当:2万円/月、通勤手当と住居手当合算で6万5千円まで。昇給:有、賞与:年2回(約4か月)

 休日・休暇 週休2日制(土・日)、夏期休暇、年末年始

福利厚生:健康・労災・厚生年金・雇用

応募資格:精神保健福祉士資格所持者

募集人数:若干名

採用予定日:2016年4月1日

応募方法:電話連絡の上、問い合わせ先まで履歴書・職務経歴書をお送りください。書類選考後に面接実施の有無を通知します。 ※応募書類は、不採用の場合には返却いたします。 

PR:東日本大震災の被災者や支援者に対する支援事業を行っている法人で、常勤職員51人が仙台、石巻、気仙沼で勤務しています。このうち精神保健福祉士は24人です。

問い合わせ先:公益社団法人宮城県精神保健福祉協会 みやぎ心のケアセンター

〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町二丁目18-21 タケダ仙台ビル3階

TEL:022-263-6615 E-mail:suzu.kuru.taku@gmail.com 

 

【精神科医療機関】

■鶴が丘ガーデンホスピタル■ 

勤務地:〒195-0055 東京都町田市三輪緑山 2 丁目 2133-1 

TEL :044-988-3121   FAX :044-988-9280

ホームページ http://www.tsurugaoka.or.jp

最寄駅:小田急線  鶴川駅より バス  奈良北団地行き(三輪緑山2丁目停留所)  徒歩 1 分

施設基準:精神一般15対1、精神科急性期治療1、認知症治療1、精神療養病棟、精神科作業療法、精神科デイナイトケア、精神科地域移行実地加算、患者サポート体制充実加算 診療科目 精神科、心療内科、内科 

従業員数:180名 病床数   200 床  約190 名

代表者:後藤 晶子

設立:昭46年4月

併設施設:長津田いこいの森診療所

勤務形態:常勤(試用期間 3ヶ月)

勤務条件:給与:基本給 170,000円 +手当:調整手当 10,000円職務手当 45,000円、合 計 225,000円、夜勤手当、 祝日手当、

福利厚生:社会保険、厚生年金、退職金制度 食事補助、職員旅行あり マイカー通勤可

賞与:年2回 計3.5ヶ月分

勤務時間:日勤  9:00~17:00 実労7時間

昇給 年1回  交通費 全額支給

休日:週休2日制、年末年始休暇 有給休暇、産休育休制度

宿舎施設:なし 

募集職種:精神保健福祉士若干名

提出書類:履歴書、卒業見込証明書、健康診断書、成績証明書

応募条件 平成28年卒業予定者

応募期間 平成27年 10月 1日 ~ 平成28年  2月 29日

担 当 者 連絡先  044-988-3121  内線363 相談室主任 高野悠太 

 

 

■医療法人正永会 港北病院■

ホームページアドレス(http//fnetjp/kouhoku―hosptal/)

〒240-0053 横浜市保土ヶ谷区新井町 486 丁

TEL  045-381-0180 FAX  045-381-1003

最寄駅 相鉄線 西谷駅よりバス10分

バス利用の場合 横浜駅西日より千丸台団地行12番又は 西谷駅より千丸台団地行バス千丸台団地行乗車千丸台団地 下車徒歩 5分

採用担当者:〒240-0053 横浜市保土ヶ谷区新井町 486 港北病院事務長

TEL 045-381-0180

募集人員:精神保健福祉士(取得見込み者・保持者)1名

業務内容:精神科病院 における相談援助業 務、入退院調整業務等

職員数:160名(うち精神保健福祉士6名)

初任給:基本給130,000円、職務手当20,000円、皆勤手当13,000円、特別手当27,000円、合計初任給190,000円(大学卒)、試用期間3ヶ月、通勤手当全額支給(25,000円まで)

勤務時間:平日 9時 00分 ~ 17時 00分 2.土 曜  9時 00分  ~ 17時00分

週休二日制 、初年度有給休暇10日(6か月後)、夏季休暇 3日、年間休日114日(除く、有給休暇 )、

採用試験:書類選考、面接

 

■医療法人菅野愛生会 こころのホスピタル・古川グリーンヒルズ■

募集人数:精神保健福祉士3名

採用予定日:要相談

応募資格 精神保健福祉士(PSW)  ※経験者のみ

応募締切:随時 ※下記連絡先までお問合せ下さい。

選考方法:

①第一次選考:書類選考

②第二次選考:面接試験

第二次選考については第一次選考合格者に追ってご連絡致します。

待遇

勤務時間 :8:30-17:00

給与 :当法人規定に基づき支給  ※勤務経験年数等に応じて決定されます。

賞与 :年2回 ※前年度実績

昇給 :年1回

休日・休暇:4週6休+祝日 年間99日 夏季休暇3日/年末年始休暇12/31~1/3

       創立記念日10/1    [有給休暇]法人規定による

社会保険 :完備(雇用保険,健康保険,厚生年金保険,労災保険)

退職金制度:当法人規定による

応募書類:①履歴書(写真貼付)、②職務経歴書(原則として応募書類は返却致しませんので、予めご了承下さい。)

注)応募書類は、封筒に「精神保険福祉士募集書類」と朱書し、簡易書留にて郵送願いま す。

 

■メンタルクリニック美波■

勤務地 埼玉県さいたま市岩槻区

仕事の内容:精神科デイケア業務、訪問看護業務、その他相談支援業務等、及び障害福祉サービス事業における管理・直接支援業務。

雇用形態 常勤職員

勤務時間:1日7.5時間の就業時間内で変動あり。

時間外:原則なし

賃金形態:給与:226.000~276.000円/月、賞与:年回(2カ月) 

 休日・休暇 週休2日制(水・日・祝日)、夏季、年末年始

福利厚生:雇用保険・労災保険・交通費

応募資格:精神保健福祉士資格所持者、普通自動車免許

募集人数:若干名

応募方法:電話連絡の上、問い合わせ先まで履歴書をお送りください。後日面接日を通知します。(応募書類不返却) 

採用予定日:応相談

PR:精神科デイケア、訪問看護、心理カウンセリング、グループホーム、相談支援事業を行っている精神科・心療内科クリニックです。利用者の自立に向けた支援を確保することを目的に、医療から福祉へ事業の幅を広げています。

問い合わせ先:メンタルクリニック美波(採用担当:原)

 〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町4-3-2 セントラルヒルズ1F

 TEL:048-749-8373   http://mc-minami.jp 

 

■目白MMクリニック■

勤務地 東京都豊島区(目白駅徒歩1分)

仕事の内容 生活支援、社会福祉資源利用などの相談業務、診療補助業務、事務業務等。

雇用形態 正職員

勤務時間 9:00~18:30(休憩90分)

時間外 ほぼ無し

賃金形態 月給:22万円~(職務手当含む)、交通費:実費支給(月2万円まで)、

 賞与:あり、昇給:あり(クリニックの規定及び業績による) 

 休日・休暇 水曜、日曜、祝日、他クリニックの定める日

福利厚生 労災保険、雇用保険、健康保険

応募資格 精神保健福祉士(および取得予定の方)。※実務経験は問いません。

募集人数:1名

採用予定日:応相談

応募方法:電話もしくはメールでお問い合わせの後に面接日を決定します。面接時に応募書類(履歴書[写真貼付]、職務経歴書)をご持参ください。

PR:2016年3月オープン予定のクリニックです。認知症の方を主な対象としています。経験のない方もきちんと指導いたします。一緒に新しいクリニックを作りましょう。

問い合わせ先 〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-12 E&Kビル5階

 目白MMクリニック 担当:内田(院長)

TEL:080-1336-6976  E-mail:info@m-mmclinic.com 

 

■医療法人社団 心翠会■

勤務地 ・登戸診療所(川崎市多摩区登戸3375-1 第2TSSビル301)

・川崎ファミリーケアクリニック(川崎市幸区大宮町12-7 TMビルⅡ3階)

・布施クリニック(東京都板橋区大山金井町52-6 柳沢ビル201) 

仕事の内容 精神科の在宅医療を行っています。訪問診療の補助、精神科訪問看護、インテーク、書類作成、カンファレンスへの参加等の業務を行って頂きます。

雇用形態 正職員

雇用期間 雇用期間の定めなし

勤務時間 9時~18時

時間外 30時間程度

賃金形態 基本給:180,000円、資格手当:20,000円、残業代別途

休日・休暇:土・日・祝祭日(布施クリニックは日・月・祝祭日)、夏季休暇3日、年末年始4日

福利厚生:交通費別途支給(上限20,000円迄)、社会保険完備

応募資格:精神保健福祉士免許取得者、運転免許

募集人数:4名

採用予定日 随時

応募方法:まずはお電話のうえ、履歴書・職務経歴書を下記お問い合わせ先住所までご送付ください。

PR:精神科在宅医療を中心としたクリニックです。精神保健福祉士の業務が幅広く、訪問でのインテークから訪問診療・精神科訪問看護等業務は様々です。精神科で在宅医療を受けられる方へはきめ細やかなサービスが必要となってきます。コミュニケーション能力があり、患者さんとしっかり向き合う事ができ、一緒に歩んでいける方を募集しております。また、職員間の連携も重視しております為、抱え込まずしっかり相談して頂ける方お待ちしております。 

問い合わせ先:〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町12-7 TMビルⅡ3階

 医療法人社団心翠会 川崎ファミリーケアクリニック(採用担当:作間)

TEL:044-223-6367 

 

■医療法人社団貴山会 柏駅前なかやまメンタルクリニック■

勤務地 千葉県柏市(柏駅から徒歩2分)

仕事の内容:精神科デイケア業務、相談支援業務、関係機関との連絡調整業務、診療補助業務

雇用形態:正職員

勤務時間:9:30~18:30(休憩1時間)

時間外:なし

賃金形態:基本給:195,000円~250,000円(能力・経験により優遇いたします)、

 交通費:全額支給、住宅手当(賃貸のみ):上限15,000円、

 扶養手当:配偶者10,000円、子5,000円、 昇給:あり(年1回)、

 賞与:あり(前年度実績3.0ヶ月) 

 休日・休暇 週休2日制(シフト制)、祝日・年末年始・夏季

福利厚生:健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金、退職金制度有り、育児休業取得実績有り

応募資格:精神保健福祉士資格 経験あれば尚可。

募集人数:1名

採用予定日:応相談

応募方法:電話にてお問い合わせの上、履歴書、職務経歴書、精神保健福祉士登録証の写しを郵送ください。後日、面接日について連絡をいたします。

PR:業務拡張に伴う増員の応募となります。 お気軽にお問い合わせください。

 <当クリニックのホームページ>http://www.kashiwanakayama-cl.com/ 

問い合わせ先:柏駅前なかやまメンタルクリニック ( 担当:西野)

 電話:04-7141-6182 FAX:04-7141-6183

 

■医療法人社団くすのき会 南飯能病院■

施設名:医療法人社団 くすのき会 南飯能病院

勤務地住所:〒357-0042 埼玉県飯能市大字矢颪415

最寄り駅:西武池袋線 飯能駅

病床数:精神病床 245床

診療科目:内科、精神科、神経科

募集人数:精神保健福祉士 若干名

PR:託児所もあり働くお母さんも沢山います。明るく家庭的な職場です。詳細は電話にて、お気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先:電 話 042−972−7111㈹ FAX 042−972−7153

担当 総務課 佐藤

 

【行政機関】

■埼玉県立精神保健福祉総合センター■

 

精神科救急情報センター非常勤職員、こころの電話相談員、けやき荘(自立訓練施設)育休代替職員募集の案内です。いずれも面接試験のみでの採用となります。 

  

○精神科救急情報センター非常勤職員

平成28年4月1日~平成29年3月31日(更新可能) 

埼玉県立精神保健福祉センター非常勤職員(精神科救急情報担当)の募集について

受付締切:平成28年2月12日(金曜日)必着
http://www.pref.saitama.lg.jp/b0606/saiyou/28qqjouhou.html

 

○こころの電話相談員(週2日程度勤務)

随時採用~平成28年3月31日(更新可能)

埼玉県立精神保健福祉センター非常勤職員(埼玉県こころの電話 電話相談員)の募集について

受付:随時受付

http://www.pref.saitama.lg.jp/b0606/saiyou/27denwasoudanin.html

 

○けやき荘(自立訓練施設)育休代替職員

随時~任用の日から概ね1年程度

育児休業代替職員(精神保健福祉士)募集のお知らせ

http://www.pref.saitama.lg.jp/b0606/osirase/ikukyudaigae.html

 

■苫小牧市役所■

勤務地 北海道苫小牧市

仕事の内容 <精神保健福祉相談員>

 精神障害者の手帳交付申請・医療費公費負担申請・施設及び在宅サービス等の利用に関する相談・助言 。

雇用形態 嘱託職員

雇用期間 2016年4月1日~2017年3月31日

勤務時間 8:45~16:45

時間外 なし

賃金形態 123,400~202,300円

 休日・休暇 土・日・祝日

福利厚生 社会保険加入

応募資格:精神保健福祉士有資格者

募集人数:1名

採用予定日:2016年4月1日

応募方法 下記までお問い合わせください。

PR:勤務成績が特に良好と認められる場合は、最長で2019年3月31日まで嘱託期間を更新する場合があります。 

問い合わせ先:〒053-8722

苫小牧市旭町4丁目5番6号 苫小牧市福祉部障がい福祉課

TEL(0144)32-6358 (担当:伊藤) 

 

■川崎市役所 市民・こども局こども本部 児童家庭支援・虐待対策室■

勤務地:川崎市内の各区役所保健福祉センター(7か所)、地区健康福祉ステーション(2か所)等(年度毎に異動する場合があります)。

仕事の内容:売春防止法第35条第3項に基づく要保護女子の発見及びその相談指導配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律第4条に基づき被害者に対して行う相談支援(ケースワーク)等。 

雇用形態:非常勤職員

雇用期間:2016年4月1日~2017年3月31日(雇用期間は勤務状況によって最大4回の更新が可能です(年度ごと))

勤務時間:9時15分~16時00分(休憩60分)

時間外:なし

賃金形態:月給:194,300円、通勤手当:実費(上限55,000円/月)、昇給:無、

 賞与:無 

休日・休暇:完全週休2日制(土・日・祝)、夏季休暇、年末年始、有給休暇等

福利厚生:雇用保険・健康保険・厚生年金・介護保険(40歳以上)・労災保険

応募資格:精神保健福祉士・社会福祉士。

いずれの資格も有しない場合は、次の(1)、(2)のうちいずれかに該当すること。

 (1)大学で社会福祉や精神保健福祉等を専修する学科、課程を修めて卒業 。

 (2)社会福祉や精神保健福祉等に関する相談援助業務について相当の経験を有する。

募集人数:5名

採用予定日:2016年4月1日

応募方法:問い合わせ先まで電話連絡の上、履歴書、職務経歴書及び作文課題(内容は下記)をお送りください(平成28年1月22日(金)必着)。

 (1)これまでに社会福祉に関してどのような勉強、研修をしてきたか 【300字以内】 

 (2)これまでの自身の経験などを踏まえ、(ア)社会福祉に対する考え方、

 (イ)社会福祉の仕事をするにあたっての姿勢(スタンス)【(ア)、(イ)あわせて400~600字程度】 書類選考の上、合否通知を送付いたします。通過された方には、二次選考(面接)【平成28年2月1日(月)予定】を実施する予定です。 ※応募書類は、選考結果の如何に関わらず返却いたしません。 また、今回の職員採用の選考終了まで本事業所が責任をもって保管し、採用者を除き、当該期間終了後に適切な手段をもって廃棄・消去いたします。 

問い合わせ先:川崎市役所 市民・こども局こども本部 児童家庭支援・虐待対策室

 (担当:鳥山、村山)

 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地   TEL:044-200-2648 

 

■東京都町田市 地域福祉部 生活援護課■ 

勤務地:町田市役所市庁舎(東京都町田市森野2-2-22)

仕事の内容:生活保護現業員(ケースワーカー)・保護受給者に対する訪問相談援助(ケースワーク)業務、及び同業務に関する一般事務業務(パソコンを利用した保護費支給処理等)。高齢世帯担当 

雇用形態:嘱託員

雇用期間:2016年3月1日~2016年3月31日(契約更新は最大4回まで有り)

勤務時間:月16日勤務(月~金曜日のうち4日勤務)/8:20~17:05(時間外勤務有り)

時間外:10時間程度

賃金形態:192,000円/月、交通費支給、賞与:無

休日・休暇:週休3日(土・日曜日及び月曜日~金曜日のうち1日)

福利厚生:雇用、労災、健康、厚生

応募資格:精神保健福祉士、社会福祉士、社会福祉主事任用資格、いずれかの資格を有する方。

募集人数:1名

採用予定日:2016年3月1日(応相談)

応募方法:事前連絡のうえ、応募動機、職歴を明記した履歴書(写真添付)及び資格証の写しをご持参または郵送にて提出してください。書類審査合格者のみ面接を実施し、最終合否を決定します。 

問い合わせ先:〒194-8520東京都町田市森野2-2-22

町田市役所 地域福祉部生活援護課 (市庁舎1階109窓口)

 (担当:池田、松田) 電話:042-722-3111(代) 

 

■宮城県東松島市役所■

勤務地:宮城県東松島市

仕事の内容:市民を対象に震災後の心の健康に関する個別訪問相談及び電話相談。その他被災者支援業務等に従事する場合あり。

雇用形態:任期付職員(東松島市一般職の任期付職員の採用に関する条例第3条に基づく採用)。

雇用期間 2016年4月1日~2018年3月31日

勤務時間 原則1週間あたり38時間45分。

 1日:7時間45分/8:30~17:15(休憩1時間) 

時間外 有

賃金形態:大学新卒:174,200円/月~(職務経験年数を一定の基準で算定し、給料月額を決定) 給料のほか、期末・勤勉手当、通勤手当、住居手当、扶養手当、時間外勤務手当等があります。 

 休日・休暇 週休2日(土、日、祝)、年末年始休暇 1年間に20日の年次有給休暇(4月1日採用の場合は15日付与されます。) 

福利厚生:結婚休暇、看護休暇等の有給の特別休暇、無給の育児休業や介護休暇の各種制度があります。社会保険は宮城県市町村共済組合の保険に加入。

応募資格:精神保健福祉士又は臨床心理士の資格を有する方、又は2016年3月31日までに取得する見込みの方。

募集人数:2人程度

採用予定日 2016年4月1日

応募方法:所定の受験申込書および履歴書に必要事項を記入のうえ、総務課へ直接持参するか又は郵送。

受付期間:2016年1月4(月)~2016年1月22日(金)/8:30~17:15まで。

郵送の場合は、1月22日(金)17:15必着。

<受験申込用紙の請求先>

東松島市役所(総務課人事班)まで直接受け取りに来るか、郵送。 

PR詳細は、2016年1月4日から下記ホームページにて公開予定です。

http://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/ 

問い合わせ先:宮城県東松島市総務部総務課人事班

 〒981-0503 宮城県東松島市矢本字河戸36-1

 電話:0225-82-1111(内線1213) 


フィリピン台風被災地義援金のお願い

2013年11月20日 18時04分14秒 | PSWのお仕事

 

皆さま、お久しぶりです、龍龍です。

ただいま、論博(ろんぱく)に挑戦中のため、勝手ながらブログは休止中となっています。

しかし、ひとつ皆さまにご協力のお願いがあり、記事をアップさせて頂きます。

今回は、社会福祉専門職団体協議会(社専協)の国際委員長としてのお願いです。

 

連日マスメディアでも報道されているとおり、フィリピンの甚大な台風被害状況が明らかになっています。

現地のワーカーの方々には、アジア太平洋地域のソーシャルワーク会議を、今年マニラで開催して頂いたばかりです。

社専協としては、取り急ぎフィリピンソーシャルワーカー協会と連絡を取り、義援金を送金させて頂くこととなりました。

本日より、社専協の各団体でウェブ上で募集を開始し、下記の口座で義援金を集約していくこととなりました。

3・11東日本大震災の折に、様々な支援を頂いたフィリピンの方々に、少しでもご恩返しができればと考えています。

皆さまのご協力をお願い致します。

 

★以下、4団体で関係各位に呼びかけた統一フォームを貼り付けさせて頂きます★

 

【ソーシャルワーカー並びに関係者の皆さまへ】

  2013年フィリピン台風被災地域支援に係るフィリピンソーシャルワーカー協会への義援金募集

 

2013年11月8日、フィリピン中部を直撃した台風30号により、レイテ島を中心に多くの地域が猛烈な暴風雨にさらされ、各地で洪水や土砂崩れなどによる甚大な被害が発生しています。

フィリピン警察によると死者数は1万人にのぼると推測されるなど、今後被害の規模が拡大するおそれがあります。

社会福祉専門職団体協議会(社専協)では、2011年に日本で開催されたアジア太平洋ソーシャルワーク会議において「災害時におけるソーシャルワーカーの役割」をテーマにしたシンポジウム開催が契機となり、現在、国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW:International Federation of Social Workers)の支援を受けて、アジア太平洋地域のソーシャルワーカーの連携強化を目指した「災害対策プロジェクト」に取り組んでいます。今年6月にはフィリピンで開催されたアジア太平洋ソーシャルワーク会議においてワークショップを開催したところです。

そうした経過も踏まえ、まずは社専協として、同じく国際ソーシャルワーカー連盟に加盟するフィリピンソーシャルワーカー協会(Philippine Association of Social Workers Inc.)に見舞金(義援金)をお送りすることにいたしました。

一方、現在、多くの団体においてフィリピンへの救援金や義援金を募集していますが、私たちソーシャルワーカー団体としましては、被害地域における今後のソーシャルワーカーによる支援活動において、その拠点となるフィリピンソーシャルワーカー協会に義援金もお届けしたいと考えております。

つきましては、次により義援金を募集させていただきますので、ソーシャルワーカー並びに関係者の皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

 

2013年11月20日

社会福祉専門職団体協議会(社専協)

<構成団体>             

公益社団法人日本精神保健福祉士協会

社団法人日本社会福祉士会

公益社団法人日本医療社会福祉協会

特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会

 1.募集期間

2013年11月20日(水)~2014年1月31日(金)

 

2.方法

次の金融機関口座にお振込みください。

[金融機関]三菱東京UFJ銀行  [支店名]新宿通支店(店番050)

[口座区分]普通 [口座番号]0152567

[口座名義]公益社団法人日本精神保健福祉士協会 社専協口 会長 柏木一惠

※恐縮ですが、振込手数料は別途ご負担ください。

 

3.その他

匿名(匿名希望)の場合を除いて、義援金をお寄せいただいた個人・団体の氏名・名称(カタカナまたは漢字)はウェブサイトに適宜掲載させていただきます。

 

4.問い合わせ

公益社団法人日本精神保健福祉士協会 http://www.japsw.or.jp/

社団法人日本社会福祉士会 http://www.jacsw.or.jp/

公益社団法人日本医療社会福祉協会 http://www.jaswhs.or.jp/

特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会 http://www.jasw.jp/

 

以上

 

※画像は、2011年冬、宮戸島に咲いていた向日葵。


ソーシャルワーク国際定義の改訂作業

2012年12月01日 10時29分56秒 | PSWのお仕事

今、仙台に向かう新幹線の中です。
明日まで「日本精神保健福祉士協会基幹研修Ⅰin宮城」にお邪魔します。

はやて・はやぶさに乗れなくて、やまびこでのんびり各駅停車の旅になりました。
一昨日からあまり寝てないので、眠ってしまおうかとも思ったのですが。
この際、更新がなかなかできていないブログに充てることにしました。



昨夜は、社会福祉専門職団体協議会の国際委員会がありました。
「社専協」って言っても、あまり馴染みがないですよね?
日本のソーシャルワーク4組織で構成する、専門職能団体の連絡協議会です。
国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)の日本国代表団体になっています。

国際組織のことなど、現場にいるワーカーにとっては、まるで雲の上の話ですが。
結構、今、とても大きなことが進行しています。
「ソーシャルワークの国際定義」が見直されようとしています。

一番大きな影響を受けるのは、専門職の養成教育をする学校側でしょうか?
これまで学生に伝えてきたことが、ガラッと変わることになります。
福祉現場の実践家にとっても、少なからず影響はあるでしょう。
自分たちワーカーの定義が、変わってくるのですから。
やはり、言葉は人々の意識を変え、新しい枠組みの社会を構成しますから。

現行の「ソーシャルワーク国際定義」は、よく目にする次のものです。

「ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(ウェルビーイング)の増進を目指して、社会の変革を進め、人間関係における問題解決を図り、人びとのエンパワーメントと解放を促していく。
ソーシャルワークは、人間の行動と社会システムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。
人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である。」

これが、ガラッと変わることになります。
現在、提案されている定義案は、下記の三つです。
「人と環境の接点に介入する」という有名な言葉はなくなるでしょう。
ソーシャルアクション、ソーシャルチェンジが前面に出てきていることが特徴です。

背景には、もちろん国ごとの文化や政治状況があります。
当たり前のように欧米を中心としてきた、グローバル化への反発もあります。
西洋の概念が、どこの国でも共有されるはずもなく、ローカルな定義も必要です。
ソーシャルワークの定義のはずなのに、ワーカーの定義になってしまっていることや、
定義を学習することが優先され、思考停止に陥りがちな問題もあります。

詳しくは、日本精神保健福祉士協会のホームページをご覧ください。
片岡信之さんが訳してくれたものや、大塚淳子さんがまとめた経過の要約も載っています。

国内4協会それぞれが、本年末まで会員からの意見を求めることになっています。
それを年明けから「社専協」で集約し、討議検討していく予定です。
日本国のソーシャルワーカーとしての意見表明をしていかねばなりません。




あ…、雪です。
もうすぐ、仙台。
宮城の皆さん、よろしくお願い致します。


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<現定義>
国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)のソーシャルワークの定義 (2000.7.27)

ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(ウェルビーイング)の増進を目指して、社会の変革を進め、人間関係における問題解決を図り、人びとのエンパワーメントと解放を促していく。ソーシャルワークは、人間の行動と社会システムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である。

定義  第1案(IFSW事務局とNicolai Paulsen作成)
ソーシャルワークは、能力開発・人権・責任ある市民性に基づいた社会的に公正でインクルーシブなシステム、および個人・家族・集団・共同体などにとって公平な社会を促進するものである。ソーシャルワークの知識によって、実践家は、人々や共同体と協働し、その持続可能な相互依存をサポートすることができる。ソーシャルワーク専門職は、十分な資源と知識をもって相互依存する人々や共同体は自らの福利について最善の決定をすることを理解している。

定義  第2案(ラテンアメリカ地域作成)
ソーシャルワークは、その専門職的活動が置かれた様々な社会・歴史的状況において、社会的諸主体間およびその国家との関係の領域にある専門職である。
それは、社会変革という見地から、生活の物質的・社会的再生産に関わる社会的実践と社会・教育的アクションを展開する。それは、人権と社会正義の達成をめざし、自律、参加、市民性の擁護を強化することによって、民主主義に、そして社会的不平等との闘いに傾倒する。

定義  第3案(IASSWのVishanthie Sewpaul氏作成)
ソーシャルワーク専門職は、文脈依存的である(置かれた状況によって形が変わる)ものの、社会の安定、調和、結束、および人々のエンパワメントと解放を促進するとともに、社会の変革を促すものである。社会正義、人権と人々の権利、集団的責任、参加、持続可能な発展、相互依存、および多様性の尊重(そこでは「害をなさないこと」と人間の尊厳の尊重が重要となる)が、ソーシャルワークの中心的原則である。広範な社会科学の理論、実践、一連の社会・心理・教育的戦略、および土着の知識を利用して、ソーシャルワークは、人々や組織が生活上の諸問題に取り組み、福利を増進するように働きかける。


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「ソーシャルワークの世界定義」改訂作業の進捗状況に係る情報提供とお願い

2012年7月にスウェーデン・ストックホルムにおいて開催された2012年国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)総会におきまして、ソーシャルワークの世界定義(世界定義)に関する改訂3案と解説に係る資料が提示されました。

社会福祉専門職団体協議会(社専協)では、国際委員会が当該資料を翻訳し、代表者会議にて確認いたしましたので、構成員の皆さまに情報提供させていただきます。
なお、IFSWアジア太平洋地域のジョン・アン会長が作成した世界定義案も掲載しています。

今後の改訂作業において、現在の3案とは異なる世界定義案が提示される可能性もあります。

しかしながら、この間の進捗状況とその過程で浮かびあがった課題や国際的情勢を視野に入れて、日本あるいはアジア太平洋地域におけるソーシャルワークの課題や現状に引きつけ、最終的な改訂案が提示される時に向けて、現時点で提示されている世界定義案を多くの構成員にお読みいただき、ご意見等がございましたら、本協会事務局までお寄せください。

お寄せいただいたご意見等は社専協としてIFSWに意見提案する際の参考資料とさせていただきます。

【以上、日本精神保健福祉士協会のホームページより】


PSW求人情報(15)

2012年07月20日 16時15分56秒 | PSWのお仕事

30度以上の猛暑が続いていましたが、今日は涼しいですね。
今日は、このあと、実習巡回指導に出かけてきます。

巡回先は、僕の古巣の、国立精神・神経医療研究センターです。
夜は、国分寺界隈の居酒屋さんで懇親会です。
懐かしい相談室のPSWたちや、実習学生たちとの飲み会です。
美女たちに囲まれて相好を崩している男がいたら、それが僕です。

さて、求人情報です。
この病院、いまPSWを公募しています。
常勤と非常勤と、それぞれ採用するらしいです。
公募期間が短いですが、お考えの方は参考にしてください。

以前、この病院の「PSW求人情報」を何回か、このブログに載せたら、
「よほど人が定着していないのでは?」とのコメントを頂きました。
誤解があったようなので、僕もコメントさせて頂きましたが。
定着してないんじゃなくて、増員の一途を辿っているんですね。

僕が、一番病院で忙しかった頃、この病院の相談室は5名体制でした。
それも、精神科以外のMSWが2名いたので、PSWとしては3名でした。
僕が4年前に退職する時点で、相談室は10名体制に倍増していました。
夢の二桁台になって以降も、ワーカーの増員は続いているわけです。
現在は、非常勤も含め15名体制になってるのではないでしょうか?

なお、以下の募集要項内容、間違っていないとは思いますが。
念のため、公募のホームページ先を貼り付けておきます。
各自でチェックの上、お考えください。
http://www.ncnp.go.jp/recruit/hospital_122.html

それでは、行ってまいります♪

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独立行政法人国立精神・神経医療研究センター病院
医療福祉相談室 常勤職員・非常勤職員
医療社会事業専門員(精神保健福祉士・ソーシャルワーカー)の募集について

1.職名及び募集人数
(1)常勤職員  医療社会事業専門員(ソーシャルワーカー) 1名
※精神保健福祉士の資格をお持ちの方
(2)非常勤職員 医療社会事業専門員(ソーシャルワーカー) 若干名
※精神保健福祉士あるいは、精神保健福祉士と社会福祉士の資格をお持ちの方

2.職務内容
(1)常勤職員医療観察法病棟及び司法福祉分野での業務、当センターにおける精神科、神経内科、その他の診療科などでの医療福祉相談、退院援助等のソーシャルワーカー業務
(2)非常勤職員当センターにおける精神科、神経内科、その他の診療科などでの医療福祉相談、退院援助等のソーシャルワーカー業務

3.応募資格
精神保健福祉士あるいは、精神保健福祉士と社会福祉士の資格をお持ちの方
常勤職員は、医療観察法制度、司法精神保健福祉分野に興味と情熱のある方。

4.採用予定年月
常勤職員・非常勤職員とも  平成24年10月1日を予定

5.雇用期間
(1)常勤職員 任期なし。
(2)非常勤職員 平成25年3月31日まで(3年度まで更新可能)

6.応募方法
以下の書類を提出締切日までに書類送付先までご送付下さい。
(常勤職員・非常勤職員共通)
(1)履歴書(写真貼付)
(2)志望動機等 1,600字以内(なるべくA4サイズ1枚に収めて)。
(3)精神保健福祉士資格登録証(写) 社会福祉士資格登録証(写)

7.応募書類提出締切日
平成24年8月3日(金) (当日必着)

8.選考方法書類審査および面接
第一次選考(書類審査) → 第二次選考(面接試験)
第二次選考日は 8月30日(木)を予定(第一次選考合格者に連絡) 

9.待遇等
「常勤職員」
身 分:独立行政法人職員(常勤職員) ※6ヶ月間は試用期間です。
給 与:【基本給】 経験年数により加算があります。
【諸手当】特殊業務手当(10,000円)、地域手当(基本給の12%)、通勤手当(最大月額55,000円まで)、扶養手当、住居手当などセンター給与規程により支給
【昇 給】 1月1日
【賞 与】 6月及び12月 合計3.95ヶ月分(平成23年度実績)
【退職手当】有
勤務時間:月曜日~金曜日の週5日、1日8:30~17:15で勤務
休  日:土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)
休  暇:年次有給休暇、忌引、産前産後休暇等
保 険 等:厚生労働省第二共済組合加入(医療保険・年金)、雇用保険、労災保険加入

「非常勤職員」
身  分:独立行政法人職員(非常勤職員)※3ヶ月間は試用期間です。
給  与:時間給1,230円、通勤手当、賞与支給
勤務時間:月曜日~金曜日のうち週4日、1日8:30~17:15で勤務曜日は調整可能
休  日:土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)
休  暇:(有給)年次有給休暇(6ヶ月勤務後に10日)、忌引等(無給)子護休暇等
保 険 等:社会保険(医療保険、年金)、雇用保険、労災保険加入

10.書類送付先
〒187-8551 東京都小平市小川東町4-1-1
国立精神・神経医療研究センター人事課 人事係宛
応募書類に「常勤職員 医療社会事業専門員(ソーシャルワーカー)応募書類」
あるいは、「非常勤職員 医療社会事業専門員(ソーシャルワーカー)応募書類」
とお書き下さい。
または、いずれでもよいという場合は、「常勤・非常勤職員 医療社会事業専門員(ソーシャルワーカー)応募書類」とお書きください。)
TEL:042-341-2711(内線2115)

11.お問い合わせ先
〒187-8551 東京都小平市小川東町4-1-1
独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 医療福祉相談室
漆畑眞人042-341-2711(内線3395)e-mail urushi@ncnp.go.jp
三澤孝夫042-341-2711(内線6768)e-mail misawa@ncnp.go.jp

独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター ホームページ
http://www.ncnp.go.jp/hospital/index.html


精神障害をめぐる法制度のゆくえ

2012年07月13日 00時21分10秒 | PSWのお仕事

ひとつの時代に生きていると、その時代の物事の捉え方が当たり前になります。
しかし、少し年代が下ると、かつての常識はどんどん非常識になっていきます。
専門職と自称する人の、物事の捉え方も、どんどん古びたものになっていきます。

かつて、この国に、精神障害をもつ方々が自分の意思で入院する制度はありませんでした。
1987年の精神保健法により「任意入院」ができるまで、すべて強制入院でした。
精神疾患を有する方が、自分で精神病院に入院するなどと、考えられていなかったのです。

実際に「任意入院」制度を導入する際、精神病院の職員がもっとも心配していました。
自分の意思で入院し、自分の意思で退院できる制度なんて作ったら、
患者たちはみんな離院するか退院して、社会は大混乱に陥ると真面目に語っていました。

結果がどうであったかは、ご存じの通りです。
今や入院患者の3分の2は「任意入院」で、当たり前の入院形態になっています。
必要な時に、病院は患者が自ら使うもの、という意識が当たり前になりつつあります。

時代意識が、その時々の制度を形作っているのは確かです。
一方で、制度がその時々の時代意識を作っているのも確かです。
制度はいったん定着すると、人々の意識を形成し、その時代の「常識」を作ります。

その時代に生きていると、その時の制度が当たり前のものに思われます。
数多の問題が生じていても、制度がそうだから仕方ないと諦めがちになります。
問題意識は徐々に鈍麻し、本来あるべき姿への追求は忘れられがちです。

でも、制度を作り、維持しているのは、その時代の人々です。
法律を新しくするには、政治家や中央官僚の判断が大きく影響しますが、
制度の実体を形成しているのは現場であり、従事者の声が制度を変える力になります。

今ある法律や制度が、絶対的なものではありません。
むしろ、様々な矛盾を抱えた、とても危うい存在です。
歴史を経れば、とんでもない制度の時代だったと笑い草になるかも知れません。

法律は変えられます。
多くの声が挙がれば、制度は変えられます。
意識が制度を変え、制度が新しい意識を形成していきます。

問題は、その変えるべき姿を、人々がきちんと語りイメージできているかということ。
矛盾や問題を語るだけでなく、代わる制度の姿を具体的に示せるかということ。
画餅に帰さない、現実的な未来の姿を、時代のミッションとして描けるかということ。

精神障害にかかわる法制度は、どのように変革していくべきなのか。
今何が一番問題で、どのように制度改革が進もうとしているのか。
今ある精神保健福祉法と障害者自立支援法を、どうしていけばよいのか。

今回、そんなことを考える、雑誌の特集をひとつ組みました。
法律や制度を扱う特集って、どうしても地味で、あまり売れないのですが。
PSWにとってはとても大事な課題だと思うので、ぜひお読み頂ければと思います。


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「精神医療」No.67(第4次)
『精神障害をめぐる法制度のゆくえ~精神保健福祉法、障害者自立支援法』
編集:『精神医療』編集委員会
責任編集:岩尾俊一郎+古屋龍太

◆巻頭言
現実とのせめぎ合いから生みだされる「精神障害と法」の弁証法的関係
岩尾俊一郎

◆特集:精神障害をめぐる法制度のゆくえ~精神保健福祉法、障害者自立支援法◆
○座談会
精神障害法の望まれる姿
池原毅和、石毛子、北野誠一、高木俊介、岩尾俊一郎、古屋龍太

○精神保健福祉法から医療法へ~精神医療改革のために
伊藤哲寛

○精神保健福祉法をどう変えるのか~権利擁護の観点から
竹端寛

○当事者の人権確保の観点から
関口明彦

○これからのためにも、あまり立派でなくても、過去を知る
立岩真也

○精神障害のある人の自己実現が可能な社会をめざして
大塚淳子

○総合福祉法は精神障害をいかに位置づけようとしたのか
三田優子

◆コラム・連載

○視点~29:福島県相双地区における地域精神保健福祉活動の展開
須藤康宏

○〈互酬性・アニミズム・トーテミズム〉3人類の共同性のルーツ 2)アニミズム
森山公夫

○東日本大震災の支援者支援~支援者であり被災者である人達を支えるということ
高橋葉子

○引き抜きにくい釘34:神経症の系譜4
塚本千秋

○雲に梯10:命アルアイヤ
久場政博

◆書評
○『認知症ケアの知好楽~神経心理学からスピリチュアルケアまで』(山崎英樹著)
阿保順子

○『精神科臨床倫理第4版』
(シドニー・ブロック、ステファン・A・グリーン著、水野・藤井・村上・菅原監訳)
浅野弘毅

○『精神医療の光と影』(高木俊介著)
横田泉

◆編集後記
古屋龍太

批評社刊、2012年7月11日発行、定価:1700円+税
ISBN978-4-8265-0562-8 C3047


※上記座談会の出席者の石毛さんの本名は「えいこ」さんで金篇に英語の英と書きます。
 ブログの入力編集画面ではちゃんと表示されているのですが、環境依存文字のようで、
 どうしても上のようになってしまいます。お許しください。
 

生活保護「不正受給疑惑」問題への見解

2012年07月04日 14時24分52秒 | PSWのお仕事

高額所得の有名芸人の親御さんが、生活保護を受給していると、
ネット上で4月以降報道され、民法上の「扶養義務」が問題になりました。

どこから、そのようなプライベートなことが報道の発端になったのか知りませんが、
いつのまにか「生活保護不正受給」と、ツイッター等でも批判が集中しました。

国会議員が、厚労省の担当課長に調査を依頼したと、ブログでアピールしたり、
別の議員が、国会で取り上げ質問するとか、マスコミを通じて批判しました。

5月には、地上波のテレビ番組でも「不正受給疑惑」が取り上げられるようになり、
5月末には、さらに別の芸人の親御さんの生保受給も報道され、拡大しました。

挙げ句の果てに厚労大臣が、制度見直しを示唆するなどエスカレートしていきます。
「社会保障と税の一体改革」の裏側で、スケープゴート化していったように思えます。

これらの一連の動きに対して、生活保護問題全国対策会議等が緊急声明を発表し、
制度の理解を欠いた、安直な生活保護の切り詰め論議に警鐘を鳴らしています。

加熱する報道を通して、「不正受給疑惑」が際限なく拡がっていきました。
この問題は、PSWが関与するクライエントたちの「後ろめたさ」に飛び火しています。

現に生保を受給している方々が、影響を受けて不利益を被っていないか、懸念されました。
PSW協会の理事や支部を中心に、電話聴き取りによる実態把握が取り組まれました。

去る7月2日、社団法人日本精神保健福祉士協会は「見解」を公表しました。
生活保護抑制の風潮に抗し、現行「生活保護制度の堅持」を訴えるものです。

高額所得の人気お笑い芸人だから、今回の問題は耳目を集め批判も集中したのでしょう。
でも、制度が締め付けられたら、不利益を一番被るのは、無名の市井に生きる市民です。

一芸人の芸能ネタが、この国のセーフティネットの根幹を揺るがすようになるとは…。
改めて、ネット社会でつぶやく「民意」「世論」の威力と怖さを感じます。


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2012年7月2日

生活保護制度を巡るこの間の動向に関する見解
―国民の健康で文化的な最低限度の生活を保障する生活保護制度の堅持を―

社団法人日本精神保健福祉士協会
会長 柏木一惠

本協会は精神障害者の権利擁護と社会的復権、および国民の精神保健福祉の向上に携わる専門職能団体として、昨今の生活保護制度を巡る一連の動向に対し、以下に問題点の指摘を含め見解を表明する。

生活保護に関しては、昨年度から社会保障審議会などで、生活保護受給者および保護費急増を背景とした制度の見直し等に係る検討が行われている。
その最中で国会における議員の質疑応答に端を発し浮上した有名芸人の母親の生活保護受給に対し、当初マスコミが行った制度誤認を含む過熱報道により、生活保護制度や受給者全般に問題があるかの如き世論が形成されつつある。
さらには、小宮山厚生労働大臣が議論の手続きも経ずに、扶養問題を含めた制度見直しに言及するなど、被保護・要保護者一人ひとりの尊厳を脅かし、当然として受給する権利を有する方々および現在受給している方々に深刻な影響をおよぼす事態が生じている。

本協会はこれらのことを憂慮し、本年5月より構成員に呼びかけ、各地での生活保護に関し一連の報道等による影響に関する情報を収集中である。
現段階では、自治体による明らかな引き締め策は見られないものの、被保護者の方々の中には不安の増大や、いわれのない罪悪感を覚え閉じこもりがちになる等の影響が出ていることが確認されている。
今後も引き続き情報集約に努め、生活保護制度の活用や制度上の支援が必要な方々への更なる支援の充実化を求め、改めて具体的な提言等を行う予定である。

現段階で、本協会が特に指摘したい問題点は、以下の3点である。

1.2007 年北海道滝川市における不正受給事件を契機に、厚生労働省の通知により、被保護者が通院医療機関の変更や移送費の制限を迫られたことは記憶に新しい。
精神障害のある方の多くは、医療関係者との信頼関係の元に通院を継続することが安定した地域生活を送る上で極めて重要であるにもかかわらず、当時、必要な移送費が支給されなかった事実を受け、本協会は要望書を提出した経過がある。
この時、厚生労働省は通知を出し直した経緯もある。
今回もきわめて稀でかつ法律上では不正受給とは言えない事例を一般化し、生活保護の抑制を図るという構図が垣間見え、障害のある方々を支援する専門職の団体として、この国の福祉のありように対する危機感を抱かざるをえない。

2.我が国においては、憲法第25 条で健康で文化的な最低限度の生活を送る権利が一人ひとりの国民に認められているにもかかわらず、最後のセーフティネットである生活保護制度すら利用できずに、餓死や孤立死などの事態を引き起こしている。
また生活保護受給の背景には、何よりも長引く景気の低迷、そして雇用の不安定や年金、医療など他の社会保障制度の脆弱さがあることも明らかである。
生活保護制度のみをことさら強く問題視し、生活保護基準引き下げの根拠に社会保障制度として位置付けの異なる年金制度の基準額との比較を持ちだす等、暮らしや生命や権利を護るための議論ではなく、専ら費用抑制の観点から安易な議論がなされていることに強く警鐘を鳴らしたい。

3.特に障害のある成人にとって、親や家族から独立して生活するための社会的基盤となる所得保障制度の確立は長年の要望課題である。
しかし、無年金問題等の未解決課題を含め未だ整備されないままに経過している。
加えて、我が国は家族構造が大きく変化している現代にあって尚、家族内扶養の価値観や道徳観が極めて重い社会であり、社会的ケアに委ねられないまま、障害のある人とその家族が追い詰められた結果の不幸な事件は後を絶たない。
国が果たすべき公的責任による国民の生活を守る権利としての社会保障を家族に負わせ続けることは、障害のある人たちの権利保障の運動にも逆行するものであり、断じて許されない。

なお、国においては国民の生活を第一に考え、社会保障を確実なものとするための政治および政権運営を期待する。
また、報道関係各位には正確な知識と情報に基づく報道をお願いしたい。

以上

【問い合わせ】
社団法人日本精神保健福祉士協会(大塚、木太)
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3
四谷オーキッドビル7F
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993
E-mail:office@japsw.or.jp



※画像は高尾両界橋近くのトンネル。
 本文の内容とは一切関係ありません。


日本PSW協会の新執行体制

2012年05月08日 00時52分41秒 | PSWのお仕事

社団法人日本精神保健福祉士協会の役員体制が一新されました。
新年度に入り、理事たちがガラッと入れ替わりました。
新しい時代を感じさせる、若い実行力のある執行体制です。

大阪の柏木さんが、竹中さんの跡を継いで、会長になってくれました。
副会長になった宮部さん、田村さんも含め、三役すべて女性です。
協会の歴史始まって以来の、女性スリートップ体制の誕生です。

その脇を固めるのが、常任理事5人の面々の男性陣。
池谷さん、岩尾さん、高石さん、中川さん、宮本さん。
3人のクイーンと、5人のナイトたちという感じでしょうか。

木太さん、大塚さん、2人の常務理事が、日々の業務を遂行していきます。
他職能団体や厚生労働省ほか行政との折衝等、相変わらず多忙を極めています。
事務局長の坪松さんはじめ、事務局スタッフの方々が協会を支えてくれています。

先日(4月22日)の理事会に出席させて頂いて、組織の新陳代謝を実感しました。
ロの字に並んだ理事たちを見渡すと、一気に若返った印象があります。
平均年齢は公表されていませんが、勝手な推測では43~4歳位ではないでしょうか?

自己紹介で、思わず僕が「ずいぶん若返りましたね~。
一昔前は、僕と木太さんが、若手常任理事と言われていたのに…」と挨拶したら、
すかさず横にいた木太さんから「自分が歳とったんだよ~」と言われてしまいました。

確かに、いつの間にか歳月は流れ、一番年齢の高い方になってしまったようです。
法人化以前の執行部にいた50~60代のオジサンたちは、もう誰も残っていません。
あ、監事の西澤さんは別格ですが…。(失礼!)

理事たちは、みんな全国区、ブロック別選挙区からの選出です。
僕は今回「学識等理事」という枠で推挙されて、末席に加えて頂くことになりました。
あまり「学識」は無いのですが、「等」も入っているから良いのでしょう。(?_?)

理事会は早速、新年度の方針等をめぐって、活発な議論が展開されています。
今後の精神医療体制のあり方や、保護者制度の撤廃とその対案をめぐって、
精神保健福祉士の立ち位置が、問われる政治的な局面にも至ってきています。

個々のPSWが、そして組織体としての協会が、意見表明することが問われてきます。
「ショウ・ザ・フラッグ!」と問われて、旗色を明らかにすることも必要になるでしょう。
新しい若い執行部には、荒海を乗り切る、その難しい舵取りが期待されています。


★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

社団法人日本精神保健福祉士協会
Japanese Association of Psychiatric Social Workers(JAPSW)
新役員体制
(理事30名、監事2名)
(2012年4月1日現在)
【任期】2012年4月1日~2014年3月31日

会長:柏木一惠 (浅香山病院(大阪府)、全国)
第1副会長:宮部真弥子 (脳と心の総合健康センター(富山県)、全国)
第2副会長:田村綾子 (聖学院大学(埼玉県)、全国)

常任理事:池谷進(ケアホーム・グループホームふえふき(山梨県)、 関東信越ブロック)
常任理事:岩尾貴(石川県庁(石川県)、全国)
常任理事:高石大(ノーブルメディカルセンター(沖縄県)、全国)
常任理事:中川浩二(和歌山県庁(和歌山県)、全国)
常任理事:宮本浩司(アネックス湊川ホスピタル(兵庫県)、全国)

常務理事:大塚淳子(日本精神保健福祉士協会(東京都)、全国)
常務理事:木太直人(日本精神保健福祉士協会(東京都)、全国)

理事:廣江仁(障害福祉サービス事業所F&Y境港(鳥取県)、全国)
理事:鈴木浩子(植苗病院(北海道)、北海道ブロック)
理事:渡邉昭宏(すがのクリニック(福島県)、東北ブロック)
理事:福井康江(岩手県こころのケアセンター(岩手県)、関東・信越ブロック)
理事:金成透(所沢慈光病院(埼玉県)、関東・信越ブロック)
理事:渡辺由美子(南八幡メンタルサポートセンター(千葉県)、関東・信越ブロック)
理事:萬山直子(鶴見西井病院デイケアセンター(神奈川県)、関東・信越ブロック)
理事:菅原小夜子(こころ(静岡県)、東海・北陸ブロック)
理事:中住正紀(可知病院(愛知県)、東海・北陸ブロック)
理事:西川健一(あさがお(滋賀県)、近畿ブロック)
理事:知名純子(まるいクリニック(京都府)、近畿ブロック)
理事:岸本信義(浦安荘(岡山県)、中国ブロック)
理事:小谷尚子(徳島県立中央病院(徳島県)、四国ブロック)
理事:今村浩司( 西南女学院大学(福岡県)、九州・沖縄ブロック)
理事:鶴田啓洋(やどかりサポート鹿児島(鹿児島県)、九州・沖縄ブロック)

理事:青木聖久(日本精神保健福祉士養成校協会・日本福祉大学(愛知県)、学識等)
理事:石渡和実(日本障害者協議会・東洋英和女学院大学、学識等(外部理事))
理事:小関清之(木の実町診療所(山形県)、学識等)
理事:平尾博志(法務省、学識等(外部理事))
理事:古屋龍太(日本社会事業大学(東京都)、学識等)

監事:梅林邦彦(日本橋事務所・公認会計士、非構成員(外部監事))
監事:西澤利朗(目白大学(東京都)、構成員)



※画像は、雨にぬれるゴールデンウィークの青葉。
 豪雨・竜巻と大変な天気でしたが、草木の緑の美しい季節です。

居心地の良い場所

2012年05月02日 10時29分27秒 | PSWのお仕事

学生たちのレポートを読んでいると、時々ハッと気づかされることがあります。
ひとつの言葉について、とても明確なオリジナルな定義が描かれていたりします。
それは、年齢を加えるほどに忘れかけていた、大事な言葉との出会いでもあります。

昨日の演習授業では「居場所」という言葉と出会いました。
「居場所」という言葉は、精神保健福祉領域でよく使われる言葉です。
ありきたりなこの言葉を、様々な実践家が想いをこめて、今までも使っています。

この学生は、「居心地の良い場所」という何気ない説明を記していました。
この春に行った実習先である作業所の、当事者にとっての意味を考察していました。
地域で孤立しがちな人々の、ホッとできる、心癒される、元気をもらえる場所…。

そういえば、想田和弘監督の映画『精神』の中で「居場所」をめぐる会話がありましたね。
「自分の居場所がない」と語る患者さんに、精神科医の山本昌知さんが診察室で語る言葉。
メモに書いて患者さんに渡された言葉…「居りがい(甲斐)」。

「居りがいのある場所。行きがいのある場所があれば、生きがいになるな~」
人はみんな、世界に自分の居場所を見つけたいと願わざるを得ないのでしょう。
それは仲間と語る場であったり、ひとりになれる場であったり、愛する人の隣であったり。

この世界に、自分の居場所がないというのは、辛いものです。
言葉を交わす相手もなく、親しい感情を通わせ合うひともなく、何もすることがない。
人は否応なく意味を求める存在ですから、自分の生きている意味が実感できないと苦しい。

多くの地域の事業所が、精神障害を有する方々にとって居場所になっていたのは事実です。
病を抱えながらも仲間と憩い、語らい、笑顔が戻り、生きる力を取戻す場所。
そして、多くの人たちが、そこから新たな世界にチャレンジをしていきました。

ただ、障害者自立支援法以降、そうした単なる「居場所」は認められなくなりました。
就労自立を目指す社会参加の場と位置付けられ、合目的的な活動展開が求められました。
「居場所」の事業所は、低廉な裁量的経費の地域活動支援センターに位置付けられました。

かつては、精神科デイケアでも「居場所」機能の重要性が強調されていました。
しかし、地域の機関に繋げることもなく、病院で抱え込む長期化が問題となりました。
やはり診療報酬対象の「治療」の場ですから、漫然とした「居場所」では困ります。

同じように、地域の事業所も自立支援の報酬に見合った活動成果が求められた訳です。
結果として、目標が明確な新しい就労支援が展開され、成果を上げた事業所もあります。
一方で、事業の趣旨には合わず、居場所を失った、主に高齢化した精神障害の方もいます。

それでも、先の学生が実習先で強く感じた「居場所」は、実はたくさんあります。
たとえ、シビアな制度下の事業所であっても、利用者が自分の居場所と感じられる場。
それは、利用者相互の力と、それを引き出す職員のかかわりがあってこそでしょう。

居心地の良い、ポジティブな支え合いの雰囲気のある場所。
三つの間(時間・空間・仲間)が共有され、自然と笑顔が生まれる場所。
世界の中で生きている実感を感じられる、意味のある場所。

自分にとって「居場所」と言える場は、どこだろう?
自分は、自分の居場所を大切にしているだろうか?
そんなことを考えさせてくれた、素敵な学生の実習レポートでした。

ちなみに、彼女のレポートの一番のキーワードは「希望」でした。
「希望」を生む「居心地の良い場所」と記されたのは、東京の社会福祉法人巣立ち会です。
巣立ち会の利用者・職員のみなさん、学生へのご指導、ありがとうございました。



※画像は、京都の実家の庭に咲いていたムスカリ。

病院・地域精神医学誌のこと

2012年04月30日 01時00分41秒 | PSWのお仕事

僕が日本病院・地域精神医学会に積極的に関わり始めたのは、1984年からです。
大学を卒業し、国立武蔵療養所(当時)に勤務し始めたのが、1982年ですから、
僕の病院PSWとしての足跡とともに、常に身近にある学会でした。

1984年、三重県立高茶屋病院(当時)から、国立武蔵療養所に学会事務局が移りました。
事務局担当理事に樋田精一さんが就任し、僕も学会誌の編集実務を担うようになりました。
事務局実務は、僕の大学の後輩の韮澤明さん(現・成城墨岡クリニック)が担いました。

1984年、昭和59年と言えば、ご存じの通り「報徳会宇都宮病院事件」があった年です。
当時の学会理事長の広田伊蘇夫さんは、国内外で八面六臂の活動を展開していました。
海外の外圧もあり、50年続いた精神衛生法が精神保健法に代わる契機となりました。

学会誌の編集に関わり始めたのは、まさにそのような動きの渦中でした。
第27回郡山総会から、学会名称が「病院・地域精神医学会」に変わりました。
それまでの「病院精神医学会」から、地域での生活支援へと踏み出した時期でした。

学会誌通巻第76集、郡山総会報告集作製が、僕の最初の仕事でした。
第78集では「季刊病院精神医学」の既刊総目次を作成しました。
今のようなパソコンデータもない時代、創刊号からの目次を手書きで原稿化しました。

第100集刊行時には、創刊以来の通巻1~100集の総目次を作成しました。
PSWの小田敏雄さん(現・田園調布学園大学)に手伝ってもらいました。
一般演題の共同演者一人ひとりの名前まで、手書きですべて原稿化しました。

1992年5月発行の通巻103号から、巻号制とし、判型をA5版からA4版にしました。
当時まだA4版の雑誌は珍しく、「本棚に入らないよ」と文句を言われたりしました。
「いずれ、これが標準サイズになる」と、判型変更への理解を求めました(通巻104号)。

以来、PSWの中村正利さん(昨年末死去)、保健学の大島巌さん(現・日本社会事業大学)
医師の白石弘巳さん(現・東洋大学)と編集委員長は引き継がれてきました。
多くのPSWたちも、編集委員や編集事務局員としてかかわってきました。

僕自身は、1984年~2000年、通巻76集~139号まで、編集実務を担っていました。
その後、2001年~2003年は編集委員として、2004年~は査読委員として関わっています。
1984年以来、いつのまにか足掛け30年、この雑誌の編集に関与してきたことになります。

総会のテープ起こしを、子どもが寝静まってから夜中の2時くらいまでしていたり、
昼間の仕事が終わってから、夜印刷屋さんに出かけて地道な校正作業をしていたり、
限られた期間内で書いてくれる人がいないので、仕方なく原稿執筆をしたり…。

年4回の雑誌を、ボランティアの素人だけで編集し、刊行し続けるって、大変なことです。
それでも、この雑誌に関わることで、ずいぶんたくさんのことを学ばせて頂きました。
少なくとも、約20年間、全ページに目を通していたのは、全国で僕だけかも知れません。

そんな関わりもあって、いつの間にか「生き字引」のように思われてしまったようで。
通巻150号記念号や学会創立50周年記念号には、年表を書かされたり(150号、173号)、
全体状況の変化と学会の課題というテーマで書かされたりしています(通巻154号)。

最近この学会も、高齢化傾向が著しく、総会議事に出ると白髪頭ばかり目立ちます。
発表は若い人も多く、いい取り組み実践が、たくさん報告されているにも関わらず。
精神保健医療福祉の意識変化とともに、組織の新陳代謝が必要なんでしょうね。

大学で若い学生たちに昭和の歴史を語っていると、今ひとつピンとこないようです。
「Y問題」も「宇都宮病院」も既に歴史的事項で、教えてない学校すらあるようです。
若い多職種スタッフに歴史を伝えていくことは、学会にとっても今後大きな課題ですね。


通信教育ピアPSWコース開講

2012年02月23日 15時29分02秒 | PSWのお仕事

精神保健福祉領域で、ピアの活動が注目されています。
当事者の、当事者による、当事者のための、ピア(仲間)支援活動。

貧しい精神科医療の現場で「患者」として生き残ってきた、サバイバーたち。
地域で多様な福祉サービスを活用して、自身の生活を創ってきた、コンシューマーたち。

支援を必要とする方々の苦しみに、同じ目線で共感できる体験をしてきた方々。
自身の生活体験を伝え、粘り強くご本人のペースに沿って支援を展開される方々。

全国の地域移行支援の現場で、ピアサポータ-は徐々にその数を増しています。
ピアスタッフによる支援有効性は、多くの現場レベルで確認されてきています。

地域移行・地域定着支援事業では、「ピアサポートの活用」が打ち出されました。
アウトリーチ支援事業でも、ピアスタッフの配置が条件に加えられています。

JHC板橋の皆さんが『ピアカウンセリング・マニュアル』を発行したのが1998年。
10年の時を経て、ようやく国レベルの事業で、その存在価値が公認されたといえます。

リカバリー全国フォーラム2011でも、前回に続き分科会を開かせて頂きました。
「ピア活動が切り開く地域移行・地域定着支援」と題して、4人の方にお話し頂きました。

それぞれの「仲間を助けたい」という想いと、地域移行への取り組みが紹介されました。
抑えきれぬ想いの発言に、会場から「そうだっ!」「その通りだ!」と声が上がりました。

入院医療中心から脱施設化推進へという中で、ピア活動への注目は当然だと思います。
既に、当事者の設立したNPO法人が、地域移行推進活動を展開している地域もあります。

しかし、多くの相談支援現場では、なかなかピアサポーターの数が増えません。
その意義を認めつつも「なり手がなかなかいない」という声が、支援者から聞かれます。

ただ、これは当事者の問題でなくて、リソースを発掘する支援者側の課題だと思います。
目の前の多くの当事者たちの中に、豊かな力を秘めた方々が、必ずいるはずです。

この度、大学の立場で出来ることとして、下記のような取り組みを始めることとしました。
志のある当事者の方を対象とした、いわば「ピアPSW養成コース」です。

これまでにも、当事者の立場でPSW取得を目指して、受講する方々は結構いました。
むしろ今後は積極的に、次代のピア活動を担う当事者に来て頂こうという趣旨です。

病気を隠してではなく、自身の体験を活かして、PSWになって頂こうというものです。
当事者として、自信を持って、仲間を助け、支援する人材が集う場になればと思います。

当事者主体のリカバリー志向のサービス提供には、どうしても当事者の力が必要です。
マディソンのSOARのような、当事者と専門職の融合チームが将来の姿になるでしょう。

専門職こそが偏見を払拭して、当事者に向き合うことが問われてくると思います。
時間はかかるかも知れませんが、当事者とPSWの未来像は大事にしたいと思います。

今年度はもう応募期間が限られていますが、ぜひ周辺の当事者の方々にご周知ください。
そして現場PSWの方々、実習受け入れ先確保に、どうかご協力をお願い致します。


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★日本社会事業大学通信教育科から
「ピア精神保健福祉士コース」開催のお知らせです★

日本社会事業大学通信教育科精神保健福祉士養成課程では、
今年4月の入学生から、精神科に通院・入院した経験のある人を対象とした
「ピア精神保健福祉士コース」を開講いたします。
通常の通信教育科のカリキュラムの他にオプションとして、
精神疾患を抱えながら、あるいは精神疾患を経験した人が、
支援者となるための方法を学びます。
以下にその概要を記しましたので御覧下さい。

また実務経験の範囲が広がり実習免除の枠が広くなった「地域事業所職員コース」
初めて福祉を学ぶ人にお勧めの「これから挑む福祉コース」
の別途オプションコースを開催いたします。
併せてホームページで詳細を確認下さい。
http://www.jcsw.ac.jp/tsushin/seishin.html

≪ピア精神保健福祉士コースとは?≫
このコースでは、現在精神科の治療を受けている方や過去に治療経験がある方が、
自らの経験を強み(ストレングス)として、
精神保健福祉士となるために必要なことを学びます。
同じ志を持つ仲間と思いを分かち合いながら、
学習を進めたい方にお薦めのオプションコースです。

◆入学資格はありますか?◆
入学資格は4年生大学を卒業した方、社会福祉士の資格を持っている方、
福祉系の事業所などで相談援助の経験がある方などです。
詳しくはお問い合わせください。
通信教育室:電話042ー496-3205

◆料金はかかるの?◆
通信教育科でかかる費用は必要ですが
(入学金、授業料、スクーリング代金、実習費用、教科書代金等)
オプションコースの授業は、料金はかかりません。
費用に関してはパンフレット等でご確認ください。

◆どんなことをやるの?◆
精神疾患を抱えながら精神保健福祉士として働いている先輩から話を聞いたり、
基礎知識を学んだり、自分の体験を仲間と共有したりします。
病を抱えながら元気で働く方法を、仲間とともに考えます。
必要に応じて、専任教員に相談しながら学べます。

◆どんなスケジュールでおこなうの◆
おおよそ2ヶ月に1回位の頻度で大学まで来ていただき、少人数で学びを深めます。
詳しくはホームページを御覧ください。
http://www.jcsw.ac.jp/tsushin/documents/PSW-OP2_001.pdf

◆申し込みはいつまで?◆
2012年2月29日(水)消印有効です。
お急ぎください。

○資料請求フォーム
https://www.postin-svr.com/entry/jcsw/index.asp
○電話042-496-3205

◆その他にオプションコースはないの?◆
「地域事業所職員コース」「これから挑む福祉コース」があります。
詳しくはホームページで!
http://www.jcsw.ac.jp/tsushin/seishin.html


※画像は、去年の大学祭の日のキャンパス中庭風景。


PSW求人情報(14)

2012年02月21日 11時57分04秒 | PSWのお仕事

学生たちにとっては、厳しい就職難が続いています。
生まれた年、卒業する年により、本当に人生の歩み方が違ってきます。

それでも、福祉系大学は、まだいい方です。
今でも「不況に強い福祉」という神話は生きています。

「就職率ランキング」を見ると、その傾向は如実にわかります。
(「週刊東洋経済」2011年10月22日付け記事)

「就職に強い大学」全国の国公私立文系ベスト100を見ると
100校のうち25校、実に4分の1が、社会福祉系学部です。

日本社会事業大学は就職率87.8%で、全国文系79位。
関東の文系大学では、17位にランクインしています。

これは昨年度の卒業生のデータによるものですが、今年はまた少し違うようです。
同時期で比較すると、今年は更に数ポイント下がっています。

しかし、保健医療福祉系の職場は、国家資格専門職の集まりということもあり、
だいたい求人開始が遅いので、まだまだ、これからでしょうが。

求人する側と、求職する者との間の、情報アクセスの問題はありますね。
まだまだ、一般の求人と比べると、くちコミが生きている業界です。

精神保健福祉士の国家試験が終わって、まだ結果が出ていませんが…。
身近で知る限りの、PSW求人情報を集めてみました。

応募締め切りが、随時のものばかり30件、集めてみました。
既に締め切られているものも、あるかも知れませんが、ご容赦ください。

例によって、あくまでも個人ブログによる情報なので、信頼性は低いとお考え下さい。
求職される方は、ご自身でアクセスして現状をご確認ください。


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■PSW求人情報(14)=30件■

【新潟県】
○医療法人常心会・川室記念病院
上越市、PSW1名

【茨城県】
○医療法人霞水会・土浦厚生病院
土浦市、PSW若干名

○医療法人南山会・酒門診療所
水戸市、PSW1名

○医療法人直志会・袋田病院
久慈郡大子町、PSW1名

【埼玉県】
○医療法人社団桐和会・川口さくら病院
川口市、PSW5名、既卒のみ

○医療法人尚寿会
狭山市、PSW若干名、既卒可

○メンタルヘルス田井クリニック
さいたま市浦和区、PSW若干名

○医療法人社団みどり会
春日部市、PSW若干名

○さいたま市(地方公務員)
さいたま市中央区、PSW1名(時給換算、既卒のみ)

【東京】
○狛江のんびりクリニック
狛江市、PSW1名(非常勤、常勤登用あり)

○医療法人社団桐和会・篠崎駅前クリニック
江戸川区、PSW2名、既卒可

○医療法人財団厚生協会・東京足立病院(デイケア)
足立区、PSW1名

○NPO法人えどがわ悠人会・悠遊えどがわ/第2悠遊えどがわ
江戸川区、PSW3名

○財団法人登用カリタスの家
文京区、PSW2名、既卒のみ

○医療法人財団明理会・鶴川サナトリウム病院
町田市、PSW若干名、既卒可

○医療法人社団小松会
聖パウロ病院、PSW1名

○社団涓泉会・山王リハビリ・クリニック
大田区、SW2名、既卒可

○株式会社いでしたケアサービス
立川市、PSW5名

【神奈川県】
○NPO法人こだま会
伊勢原市、PSW1名(非常勤、常勤登用あり)

○医療法人社団厚仁会・秦野厚生病院(デイケア)
秦野市、PSW1名

○医療法人・丹沢病院(デイケア)
秦野市、PSW1名

○医療法人社団研水会・平塚病院
平塚市、PSW2~3名

○医療法人カメリア・横浜カメリアホスピタル
横浜市旭区、PSW1名、既卒可

【静岡県】
○医療法人好生会・三方原病院
浜松市南区、PSW若干名

○NTT東日本伊豆病院
田方郡函南町、PSW若干名

【大阪府】
○医療法人清風会・茨木病院
茨木市、PSW若干名

【鳥取県】
○医療法人勤誠会・米子病院
米子市、PSW1名

【島根県】
○医療法人昌林会
安来市、PSW3名

【広島県】
○医療法人更生会・草津病院
広島市西区、SW若干名

【福岡県】
○医療法人コミュノテ風と虹・のぞえ総合診療病院
久留米市、PSW若干名


※個人の把握している範囲で、上記情報を簡潔に載せさせて頂きました。
 新規の募集情報等ありましたら、コメントに書き加えて頂ければ幸いです。

※もし、求人先の法人等について、事実誤認・誤記がありましたら、お知らせください。
 訂正させて頂きますので、申し訳ありませんが、それ以上の責はご容赦ください。
 
※画像は、京都・平安神宮の大鳥居。
 記事内容には、まったく関係ありません。

NHK de PSW

2011年09月17日 18時30分45秒 | PSWのお仕事

前にも記事で記したことですが、学生の福祉離れが進行しています。
少子化という理由以上に、福祉を志願する若い人が減っています。
そのため、福祉士の養成課程を募集停止する学校も出ています。

大学を受験する高校生に、福祉の仕事の魅力を伝えて行くことが求められています。
どうしても、福祉というと高齢者分野の介護の仕事のイメージが強いですし。
ましてや、精神保健福祉士というマイナーな職種を知っている高校生は少ないです。

「PSW研究室」には、高校生も訪ねてきてくれることが時折あるようで。
このブログの炎上事件が、高校生たちの目にどう映ったのか、気になりますが。
「PSWになると決めました」とメッセージを残してくれる子もいます。

でも、PSWの仕事と言っても、なかなか具体的なイメージが伝わらないようで。
マスメディアで、PSWそのものが取り上げられることってないですし。
「PSWって、こんな仕事だよ」と示せるものがあればいいなと思ってました。

そんな折り、格好の広報媒体ができました。
今度、NHKのテレビ番組で、精神保健福祉士が取り上げられることになりました。
「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」という番組です。

この番組をご存知でしたか?
主に、社会へ出ることを考え始めた10代~20代向けの、Eテレの番組です。
様々なジャンルの職業を紹介し、その特徴や魅力を伝える仕事ガイダンス番組です。

日本PSW協会の坪松さんを通じて、教えてもらいました。
埼玉の鴻巣さんによると、埼玉県立精神保健福祉センターに取材依頼があったそうで。
7月下旬から9月始めまで約1か月半、取材と撮影が行われたそうです。

「9月22日(木)19時25分~50分」に放映されることとなりました。
(再放送は9月29日(木)の0時25~50分)
どんな仕上がりになっているのか、みんなで見てみましょう!

NHKの番組ウェブサイトに、予告が掲載されています。
ひとりのPSWの仕事の様子を追った番組になるようです。
次のURLにアクセスして、予告をご覧下さい。

http://www.nhk.or.jp/shigoto/zukan/290/next.html


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『あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑』
予告
2011年9月22日 木曜日 よる7:25から【Eテレ】
No.291「精神保健福祉士」

統合失調症やうつ病などで長期入院を送ってきた人々が、再び自立して一般社会で生活できるようにサポートするのが精神保健福祉士です。
1997年に国家資格として誕生したソーシャルワーカーのひとつで、治療を施す医療と社会生活を支える福祉という2つの領域を結ぶ橋渡し役です。
埼玉県の福祉施設で働く桑原瞳さん(28)は、精神保健福祉士になって6年目。
入所者が将来住みたい地域で安心して生活していけることを目指して日々奔走しています。
様々な生活訓練に取り組む精神保健福祉士の現場を紹介します。




※画像は、7月のAPC21のメイン会場だった早稲田の国際会議場で。
 日本PSW協会の竹中会長、木太・大塚常務理事、国際委員会委員の面々と。
 成田社協の松田さんが送ってくれました。
 
※当然のことながら、画像は、記事本文とはまるで関係ありませんが…。
 高校生たち、これがPSWと呼ばれる人々です(^_^;)。
 
 

PSW求人情報(13)

2011年08月31日 17時57分41秒 | PSWのお仕事

今年3月以来、6ヶ月ぶりの「PSW求人情報」です
その間、いくつか求人情報も頂いていたのですが。
掲載することができないまま、時間が過ぎてしまいました。

今回は、大学の「学生」からの求人情報です。
若い学生だった人も新米PSWも、いつしか中堅になり、管理者になっていく。
当たり前の話しですが、時の流れを感じます。

ひとつは、学部PSW課程1期生の新井山克徳さんから。
病院時代の僕の、現場実習指導第1号の学生さんでした。
NPO法人多摩草むらの会での、非常勤支援員の募集です。

もうひとつは、通信教育科の学生である鈴木茂さんから。
法人理事長自ら、PSW資格を得るために、現在勉学に身を投じています。
社会福祉法人にいざの、生活支援センター幹部候補を求めています。

詳しくは、下記をご覧のうえ、各自でお問い合わせ下さい。
ここでの求人情報は、あくまでも個人ブログの口コミのようなものです。
どうぞご自身で、実際に業務や処遇内容を確認して、ご判断ください。

なお、多摩あおば病院でも、来年度採用の求人をしていると聞いています。
来年4月からということですから、学部新卒者対象なのでしょうか?
ただ、病院のホームページに載っていないので、詳細は不明です。


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■NPO法人多摩草むらの会

募集:精神保健福祉士
業務:法人内の就労継続B型事業所および相談支援事業所での生活支援員、相談支援員
待遇:週3~4日間の非常勤職員
勤務地:京王相模原線多摩センター駅、もしくは京王堀之内駅から徒歩5~8分程度

問い合わせ:
条件面や業務の詳細などの問い合わせは、新井山まで。

NPO法人多摩草むらの会 相談支援センター待夢
精神保健福祉士/相談支援専門員 新井山 克徳
TEL:042-682-4670 FAX:042-682-4056
メール somu-int@kusamura.org
ホームページ http://kusamura.org/

■社会福祉法人にいざ

1.募集
1)法人にいざ正規職員1名。責任感とリーダーシップのある方を望む。
2)採用は、平成23年10月1日付けを予定。
3)勤務場所は、にいざ生活支援センターを予定
4)職務内容は、主には相談支援。
5)年齢は40歳~50歳位まで。(近い将来責任者として活躍できる方。)
6)精神保健福祉士又は社会福祉士の有資格者。
7)男女は問わない。
8)病院等の職員の実務経験がある方歓迎(概ね5年以上の実務経験)。
9)自動車運転免許を有する方。

2.処遇
1)給料は、月額230,000円~250,000円(年齢・実務経験を考慮。)
2)手当は、通勤手当月額実費30,000を限度。
3)特別手当は、年間3.5ヶ月分。
4)管理職手当、月額20,000円(管理職に登用の場合)。
5)退職金は、中小企業退職金共済に加入。

3.問い合わせ先
社会福祉法人にいざ理事長 鈴木茂
埼玉県新座市堀ノ内3-4-11
電話 048-482-5155