試験期間も終わり、国家試験も終わりました。
キャンパスはどこか、のんびり風景。
これから、まだ補講や実習、実習報告会、総括報告会とか、色々ありますが。
学生や院生は、山を越えた感の、少しまったりした雰囲気で、大学にいます。
「あ~、センセイ~、こんにちわ~」
学生が、かけてくる挨拶も、どこか間延びしているような。
「え~?センセイ~、何してるんですか~?今日?」
何って…あのね…。
(-_-;)
学生からすると、授業もないのに、センセイが大学にいるのは不思議らしいです。
授業がないからといって、センセイは仕事がない訳ではないのだよ。
「今日はね、会議が4つもあるんだよ」と、何も工夫のない返答をすると、
「へ~?なんで会議、そんなにあるんですか~?」と不思議そうな学生。
え?…素朴な疑問だが…う~ん、たしかに…。
なんで、こんなに、会議が多いのだろう?
(^_^;)
そうでなくても、宿題が山積み。
2月中に片付けなければならない、あれやこれやの仕事…。
あちこちの部署からも、外部の機関からも、色んな仕事や依頼が舞い込んで来ます。
自分の仕事の進行管理ができていないと、とても廻りません。
報告書やら、原稿やら、企画やら、調整やら…。
形にして期日までに仕上げていかないと、あちこちに支障が生じてしまうし。
プログラムを同時に作動させていくためには、一定程度の時間とメモリーが必要ですが。
最近は僕自身がキャパ不足で、ともするとフリーズ寸前に追い込まれてしまいます。
(-_-)
時は、金なり。
時間は、創るもの。
タイムスケジュールのセルフマネジメントができていない。
等々…あれこれの叱責が聞こえて来そうですが。
ミヒャエル・エンデの『モモ』を思い出しますね。
時間泥棒に奪われた時間を、取り戻してくれる少女の物語。
致死的退屈症を避けて、人は強迫的に仕事人間になるのでしょうか?
どこか病んでいて、永遠に満足することのない、蟻地獄のような生活はイヤですよね。
(>_<)
これでも結構、僕はきっちりかっちり進行管理している方ですが。
それでも、どこかテキトーなところもあって…。
長年、計画通りには物事が進まない、精神科の臨床現場で仕事をしてきたせいでしょうか?
締め切りを守ることより、終わり良ければすべて良し、というラフなところがあります。
そうは言っても、やはり目の前の仕事は、こなしていかなければなりません。
締め切りに追われても、ニコニコこなせるキャパが欲しいです。
せめて、「センセイ、何してるんですか~?」と学生に問われたら、
「え~?遊んでるんだよ~」と、のんきに言えるようになりたいものです。
(^o^)
※画像は、現段階の2月中の宿題ファイル。
こんなふうに、手帳とクリアファイルで、自分の仕事の進行管理をしています。