PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

先生、何してるんですか?

2010年02月03日 18時38分42秒 | 大学という場所

試験期間も終わり、国家試験も終わりました。

キャンパスはどこか、のんびり風景。

これから、まだ補講や実習、実習報告会、総括報告会とか、色々ありますが。

学生や院生は、山を越えた感の、少しまったりした雰囲気で、大学にいます。



「あ~、センセイ~、こんにちわ~」

学生が、かけてくる挨拶も、どこか間延びしているような。

「え~?センセイ~、何してるんですか~?今日?」

何って…あのね…。

(-_-;)

学生からすると、授業もないのに、センセイが大学にいるのは不思議らしいです。

授業がないからといって、センセイは仕事がない訳ではないのだよ。

「今日はね、会議が4つもあるんだよ」と、何も工夫のない返答をすると、

「へ~?なんで会議、そんなにあるんですか~?」と不思議そうな学生。

え?…素朴な疑問だが…う~ん、たしかに…。

なんで、こんなに、会議が多いのだろう?

(^_^;)



そうでなくても、宿題が山積み。

2月中に片付けなければならない、あれやこれやの仕事…。

あちこちの部署からも、外部の機関からも、色んな仕事や依頼が舞い込んで来ます。

自分の仕事の進行管理ができていないと、とても廻りません。

報告書やら、原稿やら、企画やら、調整やら…。

形にして期日までに仕上げていかないと、あちこちに支障が生じてしまうし。

プログラムを同時に作動させていくためには、一定程度の時間とメモリーが必要ですが。

最近は僕自身がキャパ不足で、ともするとフリーズ寸前に追い込まれてしまいます。

(-_-)



時は、金なり。

時間は、創るもの。

タイムスケジュールのセルフマネジメントができていない。

等々…あれこれの叱責が聞こえて来そうですが。

ミヒャエル・エンデの『モモ』を思い出しますね。

時間泥棒に奪われた時間を、取り戻してくれる少女の物語。

致死的退屈症を避けて、人は強迫的に仕事人間になるのでしょうか?

どこか病んでいて、永遠に満足することのない、蟻地獄のような生活はイヤですよね。

(>_<)



これでも結構、僕はきっちりかっちり進行管理している方ですが。

それでも、どこかテキトーなところもあって…。

長年、計画通りには物事が進まない、精神科の臨床現場で仕事をしてきたせいでしょうか?

締め切りを守ることより、終わり良ければすべて良し、というラフなところがあります。

そうは言っても、やはり目の前の仕事は、こなしていかなければなりません。

締め切りに追われても、ニコニコこなせるキャパが欲しいです。

せめて、「センセイ、何してるんですか~?」と学生に問われたら、

「え~?遊んでるんだよ~」と、のんきに言えるようになりたいものです。

(^o^)



※画像は、現段階の2月中の宿題ファイル。

 こんなふうに、手帳とクリアファイルで、自分の仕事の進行管理をしています。