すっかりブログが間遠になってしまいました。
ようやく前期の授業がすべて終わりました。
前期後半は、最多で週15コマという担当授業数となりました。
(学部の授業や帰校指導、専門職大学院のスーパービジョンも含めてですが)
そのせいか、熱が出て、1日だけどんより過ごしていましたが、今は大丈夫です。
今週からは、いよいよ学部PSW課程の実習巡回指導が始まります。
実習先の皆さま、若いPSWの卵たちをよろしくお願い致します。
さて、本日は一つ、ワークショップのご案内をさせてください。
8月27日(土)午後に、社大の文京校舎(茗荷谷)で行います。
「精神科長期入院者の地域移行支援~当事者とともに」と題するものです。
このタイトルを見て、参加してみたいと思われた方は、応募要件を満たしています。
参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。
詳しい内容、スピーカー、申し込み方法等は下記をご参照ください。
ざっくばらんな少人数の会ですので、どうぞご参加ください。
ただ、この日は「リカバリー全国フォーラム2016」の二日目と重複しているんですね。
池袋の帝京平成大学で行われますので、すぐ近くまでお越しの方もいらっしゃるのでは?
僕自身も、昨年度までずっと続けていた「地域移行」の分科会は、今年伺えません。
地域移行に興味のある方、よろしければ二日目午後、茗荷谷の方にお立ち寄りください。
終了後には、近くの居酒屋で懇親会も行いたいと思っています(こちらは有料割り勘です)。
皆さまの積極的なご参加をお待ちしています。
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日本社会事業大学専門職大学院 福祉実践フォーラム 連続ワークショップ
講座番号1:「精神科長期入院者の地域移行支援~当事者とともに」
2016年8月27日(土)13:30~16:30
スピーカー:
1.渡辺 秀憲 (宮城県・宮城県障害者施策推進協議会、当事者)
2.古明地さおり(東京都・医療法人青渓会駒木野病院、PSW)
3.小船 伊純 (埼玉県・白岡市役所、SW)
4.小川 武美 (千葉県・オレンジカフェなみおか、代表)
コーディネーター:
古屋 龍太 (日本社会事業大学専門職大学院、教授)
○趣旨と内容
精神科病院で長期入院されている方の高齢化が進行し、残念ながら精神科病棟内で亡くなる方が増えています。
国は地域移行支援の方策を次々と打ち出したが、都道府県の取り組み格差は著しく、今もなお53,000 人と推計される「社会的入院」と呼ばれる方々が入院しています。
精神科病院と地域支援機関、さらに行政を含めた連携・協働を進めるためには、当事者を中心に据えた地域移行支援チームを形成していく必要があります。
個々の当事者に対する支援をどのように展開するかというミクロな課題もさることながら、当事者を核とした病院・地域・行政の支援チームをどのように組織化していくか、専門職の意識変革を図る人材育成をどのように進めるのか、メゾレベルの課題を克服していく必要があります。
さらにマクロな政策レベルの変革を志向する、当事者参画型の地域移行支援方策を検討する必要もあるでしょう。
当日は、30年間にわたる入院を経て退院し、地域で生活を続けておられる当事者の方をお招きします。
精神科病院で退院支援に取り組む専門職と、地域から病院に入り地域移行支援に取り組む支援者、現行の地域移行支援制度の活用を目指す自治体行政職員から、それぞれの実情と課題を示して頂きます。
質疑討論を通じて、地域移行が進まない現状を打開するために地域や病院で取り組まれるべき事柄と具体的な手順・方法を、参加者とともに検討していきたいと思っています。
○応募要件:
本ワークショップのテーマ等に関心のある方
本学専門職大学院の教育内容等に興味のある方(入学をご検討中の方を含む)。
○日時:2016年8月27日(土)13:30~16:30
○会場:日本社会事業大学 文京キャンパス
(〒112-0002 東京都文京区小石川5-10-12
東京メトロ丸の内線「茗荷谷駅」より下車徒歩7 分)
○定員:30名(定員に達し次第締め切り。職場からの一括申込みはご遠慮下さい。)
○参加費:無料
○申し込み方法:件名に『ワークショップ 申込み』と記載し、本文に希望講座番号、希望講座テーマ、氏名、住所、電話番号、メールアドレスを明記の上、下記宛までメールでお申込み下さい。⇒ inkyoumu@jcsw.ac.jp(大学院教務課)
○問い合わせ:042-496-3105(大学院教務課)
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「日本社会事業大学専門職大学院 福祉実践フォーラム 連続ワークショップ」について
日本社会事業大学専門職大学院では、本学創立70 周年の歴史を踏まえ、新たな時代に求められる福祉人材像を見据え、2016 年12 月23 日全国社会福祉協議会灘尾ホールにて、力量ある福祉人材の育成をテーマとし、講演とシンポジウムを内容とする福祉実践フォーラムを開催します。
しかし、もとより福祉人材の育成、とりわけソーシャルワークの実践力の向上は、単発の研修会への参加等によってにわかに達成できるものではありません。
それは実践に携わりながら最低5年10年の時間をかけながら取り組むべき課題であろうと思われます。
そして、専門職大学院への入学による学びは、それをより確かで充実したものにするための方略の一つであるともいえると考えます。
今回の連続ワークショップは、福祉実践フォーラムと併せて、専門職大学院の学びの内容を知ってもらい、どのような学びがそこで行われているのかを体験していただくために企画・実施するものです。
お気軽にご参加ください。
○講座番号1
「精神科長期入院者の地域移行支援~当事者とともに」
講師:古屋龍太
8/27(土)13:30 ~ 16:30
○講座番号2
「ソーシャルワークにおける予防的支援」
講師:木戸宜子
11/3(木・祝)14:00 ~ 17:00
○講座番号3
「地域における事例検討会の進め方~地域包括ケアの推進に向けて~」
講師:手島陸久
11/18(金)14:00 ~ 17:00
○講座番号4
「事例で学ぶ児童虐待対応ソーシャルワーク社会的養護」
講師:宮島清
11/19(土)13:30 ~ 16:30
●社会福祉法人向け講座「福祉経営と人的資源管理: 実務編」
○「チームマネジメントとリーダーシップ」
講師:井上由起子
10月14日(金)10:00~13:00
○「福祉人材育成論」
講師:鶴岡浩樹
10月14日(金)14:00~17:00
○「人事制度の再構築 ~等級制度と賃金体系~」
講師:宮島渡
10月15日(土)9:00~13:00
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【予告】
日本社会事業大学専門職大学院 福祉実践フォーラム
テーマ:「力量ある福祉人材として自らを磨き、新たな時代を拓くための方略
~それぞれの学びと成長を支える魅力ある職場、そして職能団体・大学の役割」
2016 年12 月23 日(金・祝)
全国社会福祉協議会灘尾ホール
募集定員 :300名
参加費 :無料
○基調講演 『ソーシャルワーカーを育てるという使命』
日本社会事業大学学長 大島巌
○シンポジウム 『日本の社会福祉実践の課題と専門職の責任』
専門職大学院研究科長 古屋龍太(コーディネーター)
○後援:全国社会福祉協議会、日本社会福祉士会、日本精神保健福祉士協会、
日本医療社会福祉協会、日本介護福祉士会
(全国生活協同組合連合会・全国労働者共済生活協同組合連合会助成事業)
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