スピルバークが「子供の頃に読字障害で、学校が嫌いだった」というニュースがあった。
実際、卒業は2年遅れたらしい。
中学の時が一番きつかったというが、その頃に最初の短編を撮っている。
映画の制作が救いだった、とか。
今でも脚本を読むのに人の2倍の時間がかかる、とも言っているらしい。
読字障害とは対称な字を混同したり、単語を逆に読んだりするのだ、と解説していた。
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リサ・ランドール(著) 塩原通緒(訳)
「ワープする宇宙:5次元時空の謎を解く」 NHK出版 2007
SFなら「ワープ」といえば「宇宙旅行における瞬間移動」。物理なら「宇宙スケールでの質量による時空の歪み」。
ここでは幾何学的な意味で空間が平坦でないこと。
原タイトルをカナ混りで直訳すれば「ワープするパッセージ」。
「パッセージ」とは「タテ・ヨコ・タカサ」の次にある第4番目の空間次元。
常には「余剰次元」と言ってきたこと。
高次元時空の話では時間の次元は1つだけとされるから、宇宙空間を時空として捉えるなら第5番目あるいは5番目以上の次元。
読者が誤解したままになることを怖れないで、間違えを承知の上で販売を優先する編集者たちが敢えて誤訳を付けたと思われます。
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