「核の戦国時代」が始まる 日高義樹 2016 PHP
そうだったのかと思われることが多く、興味深く読みました。
政治家に対する厳しい評価も納得できます。
著者は、「核の戦国時代」の始まりが日本の真の独立のための好機だと言う。
アメリカの「核の傘」は消えかかっている。
日本も核武装しろと言う声は国内でも表に出てくるだろう。
日本が水爆を作り保有することは比較的容易でも、それが即「核の抑止力」になる訳でない、とも指摘している。
世界中が難問を抱えている中で、日本は何をどのように選択していけばよいのだろうか。
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参議院選挙の後、安倍首相はアベノミックスが信任されたので、更に一層強力に推し進めると言っています。
太平洋戦争のとき、戦費を国債で賄い、それが出来なくなると紙幣を乱刷して破産を先延ばしし、結局敗戦の混乱に突入したのと似てきたのでしょうか。
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シンギュラリティが近づくにつれ、人間生活の本質について考え直し、社会制度を再設計しなくてはならなくなる。
遺伝学、ナノテクノロジー、ロボット工学が絡み合って進むことにより虚弱な人体は、はるかに丈夫で有能なバージョンへ変化する。
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人間の脳で行われているように大規模並列処理でコンピューティングを構成するだけでは、エネルギーの消費レベルを保ち、それに伴う放熱を適度なレベルに抑えるには不十分。
現在のコンピュータのパラダイムは、非可逆的コンピューティング。プログラムが進行する各段階で入力データは破棄され、結果だけが次の段階へ引き継がれていく。抹消されたビットは周囲の環境に放出され、環境のエントロピーが増す。エントロピーが増すと温度が高くなる。
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