「国の死に方」という本があると知りました。奇異な題名でしたが、面白い本でした。 . . . 本文を読む
スパムメールを弾き出すためにベイジアンネットワークと云う統計手法が用いられていると聞きます。
ビッグデータの溢れている現代にベイズの方法が欠かせないことの典型だと言って良さそうです。
本書は、統計学の歴史にベイズ派と反ベイズ派の間で抗争があり、異端だったベイズ派がようやく表に出てきたと説いています。
既に時代は変わって、今や特にベイズ派と呼ぶべき学派は無いのではないかと素人目に思わないでもありません。
それにしても、ベイズの方法がどのように用いられ、隠され、叩かれてきたのか。
驚きながら歴史を辿ると漠然と疑問に感じていたことが明白になり、繋がりのなかったことが繋がってきました。
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