記憶のスクラップ・アンド・ビルド

当然ながら、その間にタイムラグがあり、
それを無視できなくなることこそ残念です。

五十の坂 八十の崖

2008年12月27日 12時48分22秒 | Weblog
「五十の坂を越すのが一番難しい。同窓の友人がそこで何人も亡くなっている。六十の坂は比較的楽で、これを越えたら後は全く誰も死ななくなる。」以前そんな風に言った人のことが想い出される。 大学も学部も違うが、先日大学の卒業生名簿を貰って同じだなと思った。 小生は既にその全く死ななくなったものの内に入っている。 . . . 本文を読む

小石川後楽園 紅葉と風

2008年12月10日 09時48分13秒 | Weblog
犬が亡くなってからは、デジカメを散歩継続の理由にしてきた。 塩銀カメラの頃は、写真を撮っても整理など殆どしなかった。 デジカメでは、撮ってきたら少なくとも必ずパソコンに移す。 近頃は直ぐにウエブにもアップロードする。 Googleのフリー・アルバムの容量は決して小さくない。 しかし絵心の不足を数でカバーしようとするから、すぐ満杯になる。 古いところを見直して削除し、新しいのはウエブ用に小さくしたり . . . 本文を読む

ミトコンドリア

2008年12月07日 06時21分24秒 | Weblog
ニック・レーン(斎藤隆央2007)の「ミトコンドリアが進化を決めた」(みすず書房)。 非常に面白い。 オパーリンの「生命の起源」以来、生命の歴史を系統だって述べた最もスリリングな著書だろう。 原著は: Nick Lane (2005) Power, Sex, Suicide: Mitochondria and the Meaning of life. Oxford University Press. . . . 本文を読む