『世界のドキュメンタリー(NHK BS 1)』でデンマークTVの「血塗られた携帯電話」を見ました。
コンゴの大虐殺では、政府軍と反政府軍の両方が略奪・強姦・殺戮を行っており、双方に軍資金を提供しているのは携帯会社だという国連報告が有って、レポーターはコンゴの現地を訪ね、欧米の大手携帯会社をインタビューしていました。
コンゴの正規軍司令官は自分で鉱山会社を経営し、採掘・輸出していることを隠しませんでしたが、携帯会社はどこの鉱石を使っているか情報開示をしません。
レポーターはノキアとアップルが自分たちの携帯電話はコンゴの鉱石を使用しないと宣言するだけでいいのに、と言って締め括っていました。
. . . 本文を読む
書店で偶々見かけた本ですが、一気に読ませるものがありました:
藤堂具紀 2012 「最新型ウイルスでがんを滅ぼす」 文春新書
単純ヘルペスウイルスI型に遺伝子操作を加え、G47Δと呼ぶウイルスを開発し、臨床試験を行って3年になるそうです。
ウイルスをジェームズ・キャメロン監督の「ミクロの決死隊」に喩えた段があって、想像を押してくれました。
. . . 本文を読む