作文の前に構成図をかくようになってから、子供たちの意識が変わってきたような気がします。小学校中学年の生徒には、まだむずかしいかと思っていた構成図ですが、むしろ、中学年くらいの方が何の抵抗もなく、楽しく取り組んでいます。構成図と作文との間にギャップがある場合も少なくはないのですが、構成図をかくことによって、考えを広げたり深めたりできることは、それだけでプラスになると思います。作文からだけでは見えてこない子供の知識や考えを知ることができるという点で、私にとっても大きな意味があります。
今日は、むずかしい感想文に取り組んでいる6年生の生徒が構成図に何をかけばよいのかわからないと質問をしてきました。構成図に決まりはありません。何をかいてもよいのです。その生徒にとっては、何をかいてもよいという自由さがかえってネックになってしまったようです。そんなときは、具体的にアドバイスをします。感想文の元になっている文章を読んでわかったこと、気づいたこと、身近なところで見つけた似た話、それに対する自分の考えなどをかけばよいのだといくつか具体例を挙げながら説明しました。すると、その生徒は、すぐに構成図をかきはじめ、あっという間にすべての枠を埋めてしまいました。
感想文と一緒に提出された構成図を見ると、それぞれの枠に○印がつけられています。構成図にかいたことをなるべく感想文の中に取り入れようと、文章に書いたものにチェックをしていったのです。誰でも思いつく作業かもしれませんが、そのようなことをした生徒は初めてでした。確かに単純な作業ではありますが、私は非常に感心しました。この方法を使えば、構成図と作文とのギャップを埋めることができるでしょう。もちろん、構成図にかいたことをすべて作文に織り込む必要はないのですが、すばらしい構成図をかいているのに作文に反映されていない生徒の指導には有効な方法なので、これから試してみたいと思っています。
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