dolce cantando

優しい気持ちで

果てしない

2009-08-19 23:04:14 | ピアノ
神辺マラソンも終わったことだし、次は10月のポポロに向けての練習開始です。
ポポロではアンスピを弾く予定。
12月には発表会、2月にはショパン、それに向けてのリハを兼ねて、スタインウェイコンサート。
最近、やっと、以前からレンタルしようと思っていたユンディ・リのCDをMDに落としました。
アンスピももちろん入っています。
車での移動中、大音量で聴いています。
少し前に聴いたときには「少し違う」と感じていたことも、今ではもうすっかり耳に馴染んでしまいました。
MDを聴いた主人には、「これ、同じ曲?」と言われてしまいましたが、それは仕方ないことです。
なにせ、ユンディ・リ。こんなふうには到底ムリです。
でも、少しでも近づきたいな~。
どうやったらあんなに硬い馬のひづめのような音で歯切れ良く弾けるのか、風がさら~っと吹いてくるように弾けるのか、コロコロと転がるように弾けるのか、とか、聴きながらその手の形・支え具合・指の動きを想像し、感じてみますが、想像は出来ても実際の鍵盤の上ではそのようにはいかないものです。
まずは、きちんと鍵盤の位置を把握することからでしょうか。
今日はとにかくゆっくりと弾きました。ペダルなしで。
ペダルなしというのは、甘えが通用せず、音の輪郭もよくわかり、曲本来のメロディーを自分がどう弾いているのかを聴くことが出来ます。恐ろしい。でも、ピンと張った感じもあり、気持ちはいいです。
左手だけで、とか、右手の歌わせ方を鍵盤の位置の確認をしながら、とか、苦手なところとか・・・。
それにしても、曲が大きい。
目の前に大きな山があって、その向こうは見えていて、でも向こうに行くには足元の土から崩していくしかなく、苦労して少し崩しても「ああ、まだたったのこれだけ。しかも、ちゃんと下まで削れてない。」と思って、もっと違う方法はないものかとウロウロと探してみたりしている気分です。