dolce cantando

優しい気持ちで

とりあえずやってみる

2012-06-07 21:17:38 | ピアノ

舟歌が終わって次はエオリアンハープに取り組み中です。

4ページ。 なんだかあっという間に終わります。

あっという間というともう弾けるのかと誤解されそうですが、そうではないです。

間違えず、外さない速さで弾くと5分弱・・・。

暗譜はあっさりとできます。 できました。

でも問題はここからなのです。

5分弱。 これを3分弱におさめたい、ということになるとスピードがいります。

どうやったら速く弾けるかと手の形を考えたりリズムを変えたり飛ぶところの動きを考えたり、

いろいろやってみるけど、スピードは全く上がって来ず。

というか、このままではまだ上げることができないという気がして、ひたすら5分弱の速さでの練習。

そのことをレッスンで相談しました。

「暗譜はできたけど、この曲、弾けるようになる気が全くしないんですけど・・・。」

そしたら、とりあえず速く弾いてみましょう、ということになり、いきなりスピードUP

もちろんついてなんかいけません。 

それでもいいからとにかく速く、と言われ、とりあえずメロディはきちんと押さえて歌い、

内声はなんとなくの感覚で触るだけで精一杯。

「とにかく速く」というのはどうでもいいというわけではなくて、とりあえずやってみて、それで弾けないところは取り出して音の確認・指の確認、その繰り返しをしていくということであって、いつまでもゆっくり丁寧に弾いていてもスピードは上がらないし、たとえ今からスピードを上げて弾きましょうとなっても弾いているうちに元々のスピードに戻ってしまうから、本当に弾きたいスピードの感覚を持っておくことが必要ということのようです。

というわけで、昨日のレッスンからスピードを上げて弾いています。

弾いてると内声なんてホントに自分が何をやっているかさっぱり分かりません。

分散和音は覚えているからとりあえずその場所に指は行くけど、順番はどう弾いていることやら・・・

8月のマラソンまでにはこの進み具合ではもしかして間に合わないんじゃないかと申し込みに躊躇していたのですが、さっきHPで確認したところ、募集締め切りとのこと・・・。

今年は断念です。

人前演奏はしなくても弾けるようにはなりたいので、レッスンを続け、だいたいのところでスケルツォに移ろうと思います。

マラソンに出られる方々、ホールとスタインウェイを楽しんできて下さ~い