デイビットのブラジルいろいろ日記

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南米の両雄、明暗くっきり=ブラジル順調、アルゼンチンは低迷-サッカーW杯予選

2009-06-11 22:46:40 | Weblog
南米サッカーの2強、ブラジルとアルゼンチンが明暗を分けた。10日のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会南米予選。王国ブラジルは勝ち点24で並んだパラグアイに2-1で逆転勝ちし、第1回大会からの連続出場に大きく前進。だが、アルゼンチンはエクアドルに0-2と完敗し、出場圏内ぎりぎりの4位に低迷している。
 「批判や不信は監督につきもの。静かに信念を貫くだけだ」-。闘将で知られるブラジル代表のドゥンガ監督は最近、自信を深めている。低迷期には更迭論が噴出したが、W杯予選は昨年6月、パラグアイに敗れてから、負けなしの5勝4分けで勝ち点を積み上げ、采配(さいはい)にも磨きがかかっている。
 パラグアイ戦で決勝点を挙げたFWニウマルら若手を起用し、MFカカが柱としてまとめている。「美しいサッカー」にとらわれがちなセレソンに「とにかく勝つことが大事」(FWロビーニョ)というハングリー意識を植え付け、好結果につなげた。
 一方のアルゼンチン。マラドーナ監督就任後のW杯予選は2勝2敗と苦しみ、得点6よりも失点8が上回る。敗戦はいずれも高地というハンディはあったものの、プレーオフに回る5位に付けたエクアドルに勝ち点2差まで迫られた。同監督は「選手は求めたことをすべてやった。戦術、メンタル面に問題はないが、サッカーはそんなもの」と淡々と話すが、内心穏やかではないはずだ。
 佳境の南米予選は残り4節。一気に出場を決めたいブラジルと、後がないアルゼンチンの両雄は9月5日の次戦に、アルゼンチンのホームで直接対決を迎える
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