ブラジル自動車販売業者連盟(Fenabrave)は5日、2009年の自動
車販売台数が前年比12.7%増の300万9482台だったと発表した。新車の工業
製品税(IPI)減税や、金利低下に伴うローン利用の拡大が奏功し、販売実績は
3年連続で過去最高を更新した。
前年比伸び率においては、中国(52.1%)、インド(28.3%)、ドイツ
(25.3%)、韓国(23%)に次ぐ世界5位。不況の影響でマイナス4.2%となった
世界平均を大きく上回り、中国、インドとともに新興国の勢いを見せつけた。
統計をとったジャト・ダイナミック・ド・ブラジル社のアウグスト代表は、BR
ICsの中でも「中国のブームはいつまで続くかわからず、社会が未成熟なインド
も先が読めないため」、伯国がもっとも先見性があるとしている。
ただ人口における車両所有率では、インドは78人につき1台、中国は29人に1台
で、7.4人に1台の伯国と比べて将来性は大きい。ちなみに、09年は1043万台
の新車販売で、トップの座を初めて中国に譲り渡した米国は、1.2人につき1台と
いう高所有率だ。 伯国内のシェアは、Fiatが24.5%で前年に続きトップ、フ
ォルクス・ワーゲン(22.7%)、GM(19.8%)、Ford(10.1%)が続いた。
日本のスバルは販売実績を1.4倍に伸ばし、シェア拡大率では首位に立った。
Fenabraveは、今年は5%の経済成長率が見込めると想定し、今年の伸
び率を9.7%と予想。販売台数は約330万台に達すると予測している。需要喚起
で 年 月から続けられているIPIの減税期間は3月までだが、「市場は既に通
常通り」(同連盟会長)のため、最後の駆け込み需要が予測される第1四半期以降
も順調に伸びるという見方だ。
2010年1月8日付
車販売台数が前年比12.7%増の300万9482台だったと発表した。新車の工業
製品税(IPI)減税や、金利低下に伴うローン利用の拡大が奏功し、販売実績は
3年連続で過去最高を更新した。
前年比伸び率においては、中国(52.1%)、インド(28.3%)、ドイツ
(25.3%)、韓国(23%)に次ぐ世界5位。不況の影響でマイナス4.2%となった
世界平均を大きく上回り、中国、インドとともに新興国の勢いを見せつけた。
統計をとったジャト・ダイナミック・ド・ブラジル社のアウグスト代表は、BR
ICsの中でも「中国のブームはいつまで続くかわからず、社会が未成熟なインド
も先が読めないため」、伯国がもっとも先見性があるとしている。
ただ人口における車両所有率では、インドは78人につき1台、中国は29人に1台
で、7.4人に1台の伯国と比べて将来性は大きい。ちなみに、09年は1043万台
の新車販売で、トップの座を初めて中国に譲り渡した米国は、1.2人につき1台と
いう高所有率だ。 伯国内のシェアは、Fiatが24.5%で前年に続きトップ、フ
ォルクス・ワーゲン(22.7%)、GM(19.8%)、Ford(10.1%)が続いた。
日本のスバルは販売実績を1.4倍に伸ばし、シェア拡大率では首位に立った。
Fenabraveは、今年は5%の経済成長率が見込めると想定し、今年の伸
び率を9.7%と予想。販売台数は約330万台に達すると予測している。需要喚起
で 年 月から続けられているIPIの減税期間は3月までだが、「市場は既に通
常通り」(同連盟会長)のため、最後の駆け込み需要が予測される第1四半期以降
も順調に伸びるという見方だ。
2010年1月8日付