国内の消費市場を主力に、工業界の回復が急速に進んでいる。耐久消費財市場にこ
の兆候が明瞭で投資も回復基調。このため10月には前月比で資本財市場も含め、全
分野で2・2%の生産増、前月比では10か月連続の増産を記録した。昨年10月比で
はまだ3・2%下回ってはいるが、危機以降での前年同月比では最も落込みが少な
くなった。落込みが少なくなったということは回復ということでもあると発表した
地理統計院IBGEのヌーネス調査担当。
今年10月は昨年12月末比で19・5%伸び、回復成長している工業界だが、10月の
生産は危機が始まった昨年9月よりもまだ5・7%下回っている。そのため、まだ
回復はしているものの、強化はされていない、まだ07年10月の水準だと評価する。
ただ、危機の最中の昨年12月には04年の水準に落ちていたことも付加している。
工業開発研究院Iediのエコノミスト、ソウザ氏は工業界の反発が多様化して
いる点を挙げる。調査27分野のうち、21分野までが9月比で増産を記録した。全般
的な動きで工業回復はより安定していると表現している。
資本財の生産が強力な投資の反発を示している。昨年12月以降、危機で落ち続け
ていたものである。用途別に見た10月の前月比の生産伸び率をみると、資本財が
5・9%で1月以降で最高となった。それでも昨年10月比は16・8%落ちている。
ただ、1月以降では前年同月比での落込みが最も少なくなっている。
用途別の分野で見たのが別表であるが、工業生産全体は前月比2・2%の増産、
資本財は前述通り5・9%で、中間財が1・2%、耐久消費財も5・9%と高く、
半・非耐久消費財は1・3%の増産である。しかし、10か月間では工業生産全体は
10・7%の減産だし、過去12か月間も10・6%の減産となっており、資本財(マイ
ナス19・4%)、耐久消費財(マイナス15・4%)が目立つ。
の兆候が明瞭で投資も回復基調。このため10月には前月比で資本財市場も含め、全
分野で2・2%の生産増、前月比では10か月連続の増産を記録した。昨年10月比で
はまだ3・2%下回ってはいるが、危機以降での前年同月比では最も落込みが少な
くなった。落込みが少なくなったということは回復ということでもあると発表した
地理統計院IBGEのヌーネス調査担当。
今年10月は昨年12月末比で19・5%伸び、回復成長している工業界だが、10月の
生産は危機が始まった昨年9月よりもまだ5・7%下回っている。そのため、まだ
回復はしているものの、強化はされていない、まだ07年10月の水準だと評価する。
ただ、危機の最中の昨年12月には04年の水準に落ちていたことも付加している。
工業開発研究院Iediのエコノミスト、ソウザ氏は工業界の反発が多様化して
いる点を挙げる。調査27分野のうち、21分野までが9月比で増産を記録した。全般
的な動きで工業回復はより安定していると表現している。
資本財の生産が強力な投資の反発を示している。昨年12月以降、危機で落ち続け
ていたものである。用途別に見た10月の前月比の生産伸び率をみると、資本財が
5・9%で1月以降で最高となった。それでも昨年10月比は16・8%落ちている。
ただ、1月以降では前年同月比での落込みが最も少なくなっている。
用途別の分野で見たのが別表であるが、工業生産全体は前月比2・2%の増産、
資本財は前述通り5・9%で、中間財が1・2%、耐久消費財も5・9%と高く、
半・非耐久消費財は1・3%の増産である。しかし、10か月間では工業生産全体は
10・7%の減産だし、過去12か月間も10・6%の減産となっており、資本財(マイ
ナス19・4%)、耐久消費財(マイナス15・4%)が目立つ。