こんばんはATです。
先週末の金曜日の夜から土曜日にかけて宝満山にて歩荷をしてきました。
というのも、日曜に部で歩荷の予定だったのですが、雨の可能性が高かったので、降る前にしようと思い立ったからなんです。
ただ、金曜日の夜8時までバイト、土曜日も昼3時からバイトという制約があったため、題名の通り、夜歩荷となりました。
行動時間の概要は以下の通り。
21時2分自宅出発
21時40分天神出発
22時24分太宰府着
23時13分竈門神社出発
01時13分キャンプ場着
05時30分起床
06時10分キャンプ場発
07時00分三郡山頂
09時30分竈門神社下山 (2日目の時間はおおまかなもの)
今回の重りは22kg。自宅から背負っていきました。こんな時間にこんな大荷物でどこに行くんだという視線の中電車で太宰府まで向いました。
もちろんバスは走っていないため、竈門神社まで歩き。タクシーがたくさん待っていましたが^^;太宰府天満宮内では1匹のホタルと遭遇。1匹というのが意味ありげでした。境内から一瞬だけセブンイレブンが見える場所があるのですが、そこで急に人恋しくなり、帰りたくなりました。真っ暗闇と背中にのしかかる重りが精神的な弱みを浮き立たせたんだと思います。真っ暗なトンネルをヘッドラひとつで歩くときは背中になにかの存在を感じ、鳥肌が立ちました^^;
竈門神社までの登りでは、今風?の車が行ったり来たりしていました。ある意味デートコースでもあるのかもしれません。
竈門神社に到着したころには体も温まり、気分ものってきていました。さらに蚊がうっとおしいのもあり、そのまま宝満を登ることにしました。これが一番の選択ミスになったのですが…
登り始めて、鳥居が見えなくなったころから無性に帰りたくなりました。とにかくさびしくなりました。自分でも意外なほど一人というのは心細いものでした。人家のあるところからたった数百メートルなのに完全にひとりぼっちになった気分でした。まさか普段騒音にしか感じない車の音が頼もしく感じられるとは…
とにかく帰りたいという気分のまま、それでもこのままおめおめと帰られるかというプライドを引きずりながら歩き続けました。自分はこんなにも弱いのか、いっそ山をやめてしまおうとも考えてしまうほど弱っていました^^;
何度か寒気と全身に鳥肌が立つのを感じながら、7合目あたりまで登りました。そこまで来ると帰ることよりもさっさと登って明日を迎えることに夢中になり、とにかく歩きました。8合目あたりからガスってき始め、視程は5mほど。山頂に行ってもしかたがないと、まっすぐキャンプ場を目指しました。キャンプ場では2mほど先しか見えず、階段を登りきった瞬間そこがどこだか一瞬つかめないほどでした。
山小屋には既に先客がいたらしく、6名ほどの存在を感じました。静かにシュラフを敷き、すぐに就寝。
翌朝その先客たちに起こされることになりました。5時半ごろ各々のアラームがなり始め、ごそごそと準備する音が。どうやら大学のワンゲルの人たちのようでした。男性が4名、女性が3名のPTでした。その人たちの準備を脇目に朝食のパンをもふもふ。外で準備運動をし始めたころに私の朝食も終わり、同時に出発する形になりました。朝になり気分が良くなったのと、別のPTが縦走をしそうだという雰囲気からなぜか私も三群あたりまで行こうという気に。
再びいやなプライドが現れ、絶対に抜かれんぞと急ぎ足で歩きました。すぐにそのPTの姿は見えなくなり、三群まで50分の看板が現れました。
「ほう…50分ね…」と手元の時計をストップウォッチにして歩き出しました。15分、30分、40分…たしかに50分かかりました(笑)
帰りまで歩荷する気力がなくなり水をすべて捨て、空荷で下山開始。私の持ってるマットのせいか、すれ違う人々から「泊りですか~」と何度も声をかけられました。
下山後は再び山に登る気になりましたが、まさかこれほど暗闇と一人が答えるとは思っていませんでした^^;
オススメはしませんが、これを読んで「そこまではないだろ~」という方、ぜひNight Bokkaお試しあれ。
夜間の登山、ましてや一人は大変危険ですので、くれぐれも慎重に行ってくださいね^^;
*写真は三群山への縦走路にて。朝の陽射しがちょうど登山路に入り込み神秘的でした。
先週末の金曜日の夜から土曜日にかけて宝満山にて歩荷をしてきました。
というのも、日曜に部で歩荷の予定だったのですが、雨の可能性が高かったので、降る前にしようと思い立ったからなんです。
ただ、金曜日の夜8時までバイト、土曜日も昼3時からバイトという制約があったため、題名の通り、夜歩荷となりました。
行動時間の概要は以下の通り。
21時2分自宅出発
21時40分天神出発
22時24分太宰府着
23時13分竈門神社出発
01時13分キャンプ場着
05時30分起床
06時10分キャンプ場発
07時00分三郡山頂
09時30分竈門神社下山 (2日目の時間はおおまかなもの)
今回の重りは22kg。自宅から背負っていきました。こんな時間にこんな大荷物でどこに行くんだという視線の中電車で太宰府まで向いました。
もちろんバスは走っていないため、竈門神社まで歩き。タクシーがたくさん待っていましたが^^;太宰府天満宮内では1匹のホタルと遭遇。1匹というのが意味ありげでした。境内から一瞬だけセブンイレブンが見える場所があるのですが、そこで急に人恋しくなり、帰りたくなりました。真っ暗闇と背中にのしかかる重りが精神的な弱みを浮き立たせたんだと思います。真っ暗なトンネルをヘッドラひとつで歩くときは背中になにかの存在を感じ、鳥肌が立ちました^^;
竈門神社までの登りでは、今風?の車が行ったり来たりしていました。ある意味デートコースでもあるのかもしれません。
竈門神社に到着したころには体も温まり、気分ものってきていました。さらに蚊がうっとおしいのもあり、そのまま宝満を登ることにしました。これが一番の選択ミスになったのですが…
登り始めて、鳥居が見えなくなったころから無性に帰りたくなりました。とにかくさびしくなりました。自分でも意外なほど一人というのは心細いものでした。人家のあるところからたった数百メートルなのに完全にひとりぼっちになった気分でした。まさか普段騒音にしか感じない車の音が頼もしく感じられるとは…
とにかく帰りたいという気分のまま、それでもこのままおめおめと帰られるかというプライドを引きずりながら歩き続けました。自分はこんなにも弱いのか、いっそ山をやめてしまおうとも考えてしまうほど弱っていました^^;
何度か寒気と全身に鳥肌が立つのを感じながら、7合目あたりまで登りました。そこまで来ると帰ることよりもさっさと登って明日を迎えることに夢中になり、とにかく歩きました。8合目あたりからガスってき始め、視程は5mほど。山頂に行ってもしかたがないと、まっすぐキャンプ場を目指しました。キャンプ場では2mほど先しか見えず、階段を登りきった瞬間そこがどこだか一瞬つかめないほどでした。
山小屋には既に先客がいたらしく、6名ほどの存在を感じました。静かにシュラフを敷き、すぐに就寝。
翌朝その先客たちに起こされることになりました。5時半ごろ各々のアラームがなり始め、ごそごそと準備する音が。どうやら大学のワンゲルの人たちのようでした。男性が4名、女性が3名のPTでした。その人たちの準備を脇目に朝食のパンをもふもふ。外で準備運動をし始めたころに私の朝食も終わり、同時に出発する形になりました。朝になり気分が良くなったのと、別のPTが縦走をしそうだという雰囲気からなぜか私も三群あたりまで行こうという気に。
再びいやなプライドが現れ、絶対に抜かれんぞと急ぎ足で歩きました。すぐにそのPTの姿は見えなくなり、三群まで50分の看板が現れました。
「ほう…50分ね…」と手元の時計をストップウォッチにして歩き出しました。15分、30分、40分…たしかに50分かかりました(笑)
帰りまで歩荷する気力がなくなり水をすべて捨て、空荷で下山開始。私の持ってるマットのせいか、すれ違う人々から「泊りですか~」と何度も声をかけられました。
下山後は再び山に登る気になりましたが、まさかこれほど暗闇と一人が答えるとは思っていませんでした^^;
オススメはしませんが、これを読んで「そこまではないだろ~」という方、ぜひNight Bokkaお試しあれ。
夜間の登山、ましてや一人は大変危険ですので、くれぐれも慎重に行ってくださいね^^;
*写真は三群山への縦走路にて。朝の陽射しがちょうど登山路に入り込み神秘的でした。
そうか、night bokkaなら…