私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

耐震強度偽装問題

2005年11月29日 | 本音の話し
今日の昼間、耐震強度偽装問題に関する参考人質疑が行なわれ、テレビで中継されていました。
昼間なのでVTRに録画し、先ほどすべて見たのですがここまで来ると「魑魅魍魎」
みんなそれぞれ自己保身に走った話しばかりでそれぞれの職責における責任逃れの話しばかり。
正直言って「冗談じゃないぞ」言葉が悪くて申し無いですが、「馬鹿やろう」と言いたくなる内容でした。
結論から言うと、被害者と言われている住民は度外視で、加害者側がそれぞれに責任を回避するための発言ばかり。
呆れて物を言えなくなります。

デベロッパーも今回は被害者側とヒューザーの社長が別の番組で語っていましたが、デベロッパーは分譲の総責任者。
設計や建築に問題があっても総責任者であるデベロッパーがその責任を回避する事は出来ません。
誰に責任があるか?といえば、はっきり言って連帯責任。
木村建設の東京支店長の話を聞いていると、「社長より東京支店長のほうが発言権がある」と思ったのは私ばかりでは無いでしょう!
木村建設東京支店長はもしかしたら元国土交通省のキャリアかも?
と思えたVTRでした。

これまで日々二転三転ありましたが、今日の国会質疑応答でなんとなく本質が見えたような気がします。
ただいずれにしてもこのような事が起こったということは冷静に受け止め、ヒューザーの小嶋社長を攻めるだけでは無く、行政がしっかりと再発防止に向けての施策を実施する事が最優先だと思うのは私だけでは無いと思います。

延々と約3時間国会中継を見たのですが、見れば見るほど「魑魅魍魎」信頼とは何でしょうか?
これからの世界を生きていく為には、信頼感というものを本質で見抜く力が必要があります。

あまり言い例えでは無いかもしれませんが、石原都知事がユーザー啓蒙という観点からも興味深い発言をしていたようです。
私が直接聞いたわけではないので又聞きですが、「5カラットのダイヤモンドが100万円で売っていたら絶対に怪しいと思え」ということを言ったらしいのですが、責任の押し付けばかりでなく、最終的には消費者も無過失・無負担ではないということをしっかりと理解し、最後は自己責任で判断する事が必要だということです。

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