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「五味隧道」旧魚梁瀬森林鉄道遺産〔高知県馬路村〕

2024-06-22 19:01:00 | 魚梁瀬森林鉄道
以下は、前回と同じ説明文です

旧魚梁瀬森林鉄道施設 国指定重要文化財

五味隧道(ごみずいどう)


建設年:明治44年

構造様式:石造隧道


馬路村中心地への玄関口とも言える場所にあり、垂直に立つ側壁に半円のアーチがのる形式である

全長は36.5m

川下からの順番を示す刻印「Ⅶ」とある

現在、南坑口は自動車道を通すために土砂が充填されており、北坑口のみが確認される

村の景観を構成するうえで欠かせない遺構となっている


(魚梁瀬森林鉄道 森の駅やなせ にあった写真の説明・説明板から)



(撮影:2023年12月)

安田川に架かる「馬路橋」から


ズームしてみました

五味隧道の南側は埋め戻されています

カープミラーの下は埋め戻されています

説明板



隧道は北側(上流側)の5.5mが残っています
隧道上部の公園から隧道内に降りることが出来るようですが、しっかり固定されて立ち入り禁止となってます
かつては、降りれたみたいですね


隧道の北側(上流側)には、ガーター橋がかかっていますが、橋脚や橋台の跡は石積みなので、かつては別の形式の橋梁がかかっていたと思われる
路面には枕木と線路が敷いてありますが、これは本来のものではなく、平成9年に隧道跡を活用して機関車を展示する際に、レールは支線のものを、枕木はJRのものを利用して敷いたという
機関車を夜は隧道内に収納し、昼は隧道から出して対岸から見ることができるようにした展示は5年ほど続いた
その後はJA馬路村曲げわっぱ工作教室前に移して展示し、平成18年魚梁瀬へ移した

(以上は、高知県中芸地区森林鉄道遺産調査報告書より)

機関車は、静岡県の東京営林局水窪営林署の水窪森林鉄道で使われていたもので
森林鉄道が廃止後に、静岡県立天竜林業高校で静態保存されていた酒井工作所製3.5tディーゼル機関車です
平成10年に鉄道保存ボランティア団体の「けいてつ協会(現在:NPO法人足尾歴史館トロッコ部)」の仲介によって高知県の馬路村へと寄贈された

以下のサイトを参考にしてます

道路から

路面へ降りてきました


ついでなので「五味隧道」に近づいてみます

禁止はされていませんが、当然ですが「自己責任です」

川下から7番目の隧道を示す「Ⅶ」の刻印があります


暗いので、フラッシュを炊いてみました


奥にハシゴがあります
この梯子の上が、6枚上の写真の「黄色のパイロン」の所に繋がっています



場所が変わります


「ゆずの森 ゆず製品直販所」「うまじのパン屋」の裏手に線路があります




(撮影:2023年3月)

手前が「うまじのパン屋」です
この裏手に線路があります


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ここからは、リンク集です


下の動画は、「明神口橋」「オオムカエ隧道」そして「バンダ島隧道」を通る森林鉄道の廃線跡の町道を通った車載動画です





以下は、春に訪問時のブログへのリンクです


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