生きている頃は
好き勝手に生きているオヤジと思っていたのに
亡くなってからは、
父のことをことあるごとに思い出すから不思議です。
コロナ自粛をはじめてからは
生死について考える時間が増えたせいか
よく思い出しました。
小説を出版した後
第2の人生と思い
大学事務のアルバイトや
週末は結婚式場のスタッフをはじめました、
式場の床磨きからはじめましたが
働くことが楽しくて仕方がありませんでした✨
ちょうどその頃
仕事帰りに
「ちょっと」
と声をかけてきた女性がいました。
昼間ではなく夜
「あやしいものじゃないんですけど」
と一枚の名刺を渡されました。
易者さんでした。
私の背中というか、背景のあたりを見ながら
「おそらくあなたのおばあちゃんからのメッセージなんですけど。
おばあちゃん、あなたの幸せを願ってますよ。
もう幸せになっていいって。
今日か明日あたり、命日じゃないかしら」
とだけ言うと、その女性は去っていきました。
家に帰り、祖母の仏壇の位牌をひっくり返してみると
あらま!
祖母の命日でした。
その後私は、その易者さんに連絡をすることはありませんでした。
祖母は私を見守ってくれているとわかり、うれしかったです。
出会った頃の君でいて(S.E.N.S.).mov