
陽(あかり)15才。

18才。
物語全体の構成は18才→15才→25才→38才と進みます。
18才の話には葵は出てきません。従兄弟の翔が陽を守るために尽くします。
たった一つの出来事が運命を変える。
陽の頭に残る一つの言葉「我の愛おしき妻」
主役も周りも成長して、結婚、出産。親になり、子供も思春期になっていく。親は早世する。翔とあかりもそうです。
ただ、1人田中家で長生きのあかりと翔の叔父、晃は2人の養父になり100歳くらいまで生きます。
彼のお役目は「記録」すること。
彼には、起こることの全体の流れが分かっています。最初の計画から外れていっても介入はご法度で記録し続けます。
葵は田中家の人間ではないので還暦を過ぎても生き続けます。
大人になっていく、歳をとっていくキャラクターを描くのは面白い。
歳をとっても中身は大して成熟しない。身をもって分かるわ〜。