「親ガチャ」と言う言葉を聞いた時、上手いこと言うなと思った。
確かにガチャだ。
外れた子供には、虐待や貧困や最悪の場合は「死」も待っている。
私の知人に本物のお嬢様がいるのだが、ガチャ大当たりでも不満はあるらしい。でも、私が生まれた環境と取り替えてと頼んだら、きっと嫌だと言うだろう。
たとえ、ガチャでハズレくじを引いても、大人になることで逃げることができる。
この絵は田中光。陽の長男である。この子は父親の翔と3歳の頃からバトル。身体が小さい時は負け続き。
6歳の時に力関係が逆転。翔を脅迫するようになります。
翔は、この息子が薄気味悪くて距離を置くようになります。
6歳の子供に「殺すよ」と言われた事は夢だったのかもしれないと思っていました。その後、10年以上、関わりは薄いものの翔を父親として普通に接して来ていた光は
無表情に「焼き殺すって言ったの忘れたの?」と17歳の時に再度、翔に凄みます。
次男の海斗は、兄の凶暴性を知ってるので兄と父の調整役として、明るく冗談を言っていますが、この子も父親を憎んでいます。
家族のふりをしている家庭。陽は普通のお母さん。男3人は本心を隠しています。全ての秘密を知っているのは祖父だけです。
娘になった姪の陽を影になり日向になり守っています。