一昨日、電話しながらコピー用紙でラクガキしたアオイ。
いいんじゃないの。。。と思ってペン入れして、コピー用紙なので久しぶりにコピックで色をつけてみた。
アオイというキャラクターは、どこか気弱で優しい雰囲気で直ぐ泣く。でも、内面は嫉妬深く、執念深い。
人間から「在る者」にするには、在る者の中でも強力な力を持つものしか出来ない。
陽は、遠い昔にカケルを。そして、葵にもその力を行使する。
人間から変化する時、髪の長さと色が変わる。年齢は大体20代の見た目になる。
髪は力を表す。人間から変化した者は、肩くらいで止まる。
葵は、生まれつきオレンジ色に近い赤毛。でも、召し上げの時には65歳。白髪の方が多い。
髪が伸び続けているので、陽は不思議に思うが、時間がかかりそうだと部屋を出る。
戻ってきたら、アオイが姿見の前に立ち呆然としている。
振り返ると、全然違う容姿のアオイがいた。一瞬で陽は全てを理解する。
本当は、そんな顔だったのね。あなたはどこから来た在る者なの?完全に人間になっていたなんて聞いたこともない。
人間の早川葵の年齢別の基本容姿は、大体決まっているんだけど、この召し上げの瞬間は、試行錯誤中。
その後の顔も試行錯誤中。長いウェーブの真紅の髪。目つきも冷たい目。コレがイメージなんだけど、人間早川は、泣いたり笑ったりが激しくて。かなり、性格も変わる。
まぁ、根っこは同じで、外では冷まして内面は、殆どお笑い。
描き直し中の「葵の花」は、陽と向かい合って歳上の葵が人生相談してたり、いじけて寝転がったり。
キャラ立て最初の頃のアオイ。
キャラクターや物語の設定を考えるのは面白い。
陽は、不実な人間を嫌います。理由があったとは言え、65歳になるまで葵を放置し、人間性を見極めます。好きだから、直ぐに召し上げ側にいてもらうことも出来たのですが、結果的に長い時間離れる事を選択します。
陽は「愛ではないものを愛という人間」が大嫌い。葵が一度でも、この行いをしたら、葵も老いてゆくまま放置しようと思っていました。
葵の方も自分が寂しいからと言って代わりの人を探したりしないと決意を持って1人の人生を歩きます。