猛暑が続いて外出もままなりません。
八ヶ岳自然植物園では、今頃真夏の花が最盛期を迎えて咲き乱れていると思います。
過去に写しためた真夏の花々をフォトアルバムにして見ました。
画面右下の『拡大マーク』をクリックすると画面が拡大してご覧いただけます。
https://blog.goo.ne.jp/photo/459196
猛暑が続いて外出もままなりません。
八ヶ岳自然植物園では、今頃真夏の花が最盛期を迎えて咲き乱れていると思います。
過去に写しためた真夏の花々をフォトアルバムにして見ました。
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夏が来れば思い出す~♪の続きは『遥かな尾瀬~♪遠い空~♪』ですが・・・
私の場合はすぐ近くの、山野草が咲く山岳地帯。
現在は行動力の欠如で行かれませんが、過去に移した真夏の時期の
印象深い花々を花を集めてみました。
その他の植物
諏訪湖周辺は、夏は冷涼な気候で知られていますが
朝晩に比べると日中はかなり気温が上がり、ここ数日30度越えの日もあります。
うみかぜは在るものの、湖にさす太陽光線が反射して熱射となり、
日中の湖岸は想像以上に暑く感じます。
水陸両用バスや諏訪湖一周の白鳥丸も毎日運行され
白鳥型の小型ボートが夏には大人気です。
一見、涼し気な光景とは裏腹に湖には『菱』が繁茂し湖岸の水溜まりには
『アオコ』も発生して居り、湖岸に近付けば少々残念な景観です。
何と、こんな中にカルガモの親子が居ます!
菱が繁茂して居て、雛にとっては安全地帯なのかもしれません。
合計6羽の幼鳥が、親鳥につかず離れず浮遊して自力で採餌しています。
トリミングしてみると幼鳥の可愛らしい事!
雛の大きさはヒヨコを少し大きくした位ですから
孵化してそう月日が経って居ない印象です。
家族で陸地にも上がって採餌して居る光景が可愛らしいのなんのって!
ドンドン陸地に上がっていく幼鳥が居て、親鳥がたしなめている様に見えます。
湖岸には細葉ウンラン(ゴマノハグサ科ウンラン属)や
クサフジ(マメ科ソラマメ属)が群生している場所もあります。
クサフジ(マメ科ソラマメ属)
イヌゴマ(シソ科イヌゴマ属)
ヒルガオ
用事で市役所に出向いた際、玄関脇にタイサンボク(モクレン科モクレン属)
別名・ハクレンボク・トキワモクレンの樹に蕾が付いて居るのを見ました。
既に開花し終わった花からは甘い良い香りがして居ます。
タイサンボクは白亜紀の生き残りの樹木で、花の命名については諸説ありますが
タイサンボクを漢字で表現する場合は『泰山木』『大盞木』ですネ。
泰山とは中国山東省の雄大で神聖な山を指しているとの事。
大盞とは大きな盃の形容です。
タイサンボクは北米南東部原産で、日本には明治初期に鑑賞用・漢方薬として輸入され
牧野富太郎博士は大きな盃型の花なので『大盞木』と名付けられたそうです。
タイサンボクは自然の成長に任せておくと20m~30mもの高樹に育つそうですが
市役所のタイサンボクの樹高は3m程で、市民が観賞しやすい様に、名札が付いており
高樹に育ち過ぎないように強剪定されているのではないかと思われます。
既に開花している花弁の中には、上段に咲いて居る花から
オシベが散り落ちて、受け皿になっています。
タイサンボクの花の中央には円錐状に集まったメシベが立ちあがり
メシベの周囲を沢山のオシベが囲んでいます。
受粉が終わり、花が枯れだすとオシベが落下し、オシベが付いていた軸が(赤色)残っており
覗き込むと花芯の様子がよく判ります。
花は甘く佳い香りなので『マグノリア』と呼ばれているアロマになり
香水や化粧品に利用されています。
また、興味深いので、漢方薬としての薬効を調べてみました。
花は上段から咲き始めるので、木の頂上付近には花弁が散った花芯が幾つも見えます。
この花芯は秋には袋果・集合果(自然に裂けて種を放出する)になります。
私は未だ、タイサンボクの袋果を見た事が在りません。
秋には確かめて記録に残したいと思って居ます。
★袋果(ネットからお借りしています。)