早いもので、オオバンの雛の観察を始めてから約1か月が経ちました。
オオバンの雛は額や嘴の色は未だ白色では無く幼鳥ですが、
親鳥の力を借りず、自力で採餌しており、かなり逞しく成長しています。
鳴き声を発し、首を前に突き出し速度を速めて泳いでいる様子は親鳥そっくりです。
身体の大きさも親鳥に近い大きさ迄育って居り
もう外敵からの標的にはならない程の成長ぶりです。
この処、親鳥と共に巣作りを始めています。
鳥の世界は、一人立ちせねばならない時期が来ると
親鳥が子供を近付けない行動をとると言われていますが
仲良く巣作りしていると言う事は未だ自立は難しいのでしょうか。
そう言えば冬季渡りをするオオバンは集合していますが
諏訪湖や河川で見かけるオオバンは殆ど1羽で行動しています。
オオバンの巣作りしていている5m程上流で、
今度は、カイツブリのカップルが巣作りをして居ます。
もうすでに抱卵している様にも見えます。
カイツブリの孵化には約3週間かかるそうですから、何事も無ければ
約1か月後には雛の姿が見られるかも知れません。
オオバンと同じ様に、雛の様子を観察して見たいと
今から楽しみにしています。
川岸ではミソハギやドクゼリ・ナガバオモダカ類が繁茂し始め、
諏訪地方も、本格的な夏到来です。
ミソハギ(ミソハギ科) ・・・茎に蜜毛が無い
ドクゼリ(セリ科)
一柄に球形の花が集合しています。
ナガバオモダカ(オモダカ科)