高島城公園内には小鳥達が水浴したり水飲み場になっている
小さなせせらぎがあります。
この水飲み場になっているせせらぎに来れば、必ず何かしらの野鳥に会えるのですが
せせらぎの源になっている滝から水が流れ落ちていないので
池に流れているせせらぎが干上がってしまって居ます。
公園の池は浄水場から送られた水道水が貯められており、
滝やせせらぎ・池に水が循環する様に設計されていますが
この処の熱射の日々続きで池の水が蒸発して水位が下がっているので
滝に、水が循環していないのです。
小規模ではありますが、本来ならば、ある程度の水量の滝が流れています。
23.6.15写
これでは、小鳥達が水飲みに来れないばかりか、水浴も出来ません。
せせらぎから池に流れ込む水が無いので、池の水面が狭くなって
アメンボウが集合しています。
★ネットからお借りしています
浅くなった池で、カルガモとアオサギの幼鳥が遊んでいます。
アオサギの下の嘴が黄色いので幼鳥と判断できます。
アオサギの幼鳥と殆ど同時位に孵化したと思われるゴイサギの幼鳥は
水辺には飛来せず、薄暗い垣根の縁を歩いています。
ゴイサギの幼鳥は羽に白い斑が在るので、夜空の星に見たてて
『ホシゴイ』と呼ばれています。
先日ご紹介したササゴイに酷似していますが、
ササゴイは、羽の縁が白いので、区別できます。
今回、公園に来た目的は小鳥達もですが、環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類の
水辺で咲く、オオアカバナ(アカバナ科)を観察する目的もありました。
オオアカバナは湿地が好きな植物ですが、地面が乾燥しているので
あまり瑞々しい咲き方ではありませんでしたが、見る事が出来ました。
草丈・1m前後 花幅1.5㎝程
2022.8.6写す
小鳥は何時も見かけるヒヨドリとムクドリだけでした。
石の上の小鳥はヒヨドリの親子でしょうか? 親鳥から虫を貰ったのでしょう。
右側のヒヨドリは動きが緩慢で見るからに幼鳥の様に見えます。
ムクドリの群れの中にも、羽が茶色い幼鳥が数羽見られました。
ムクドリの幼鳥 23.6.10写
通路に咲いて居るオシロイバナ。ペチュニア(ナス科)
kazuyoo様に教えて頂きました。
シロシキブの花・別名シロミノコムラサキ・コシロシキブ(クマズラ科ムラサキシキブ属)
コムラサキの花・別名コシキブ(クマヅラ科ムラサキシキブ属)