香川県は22日、公募で選ばれた読み句の表現が不適切との指摘でいったん中止した「うどんかるた」の販売を、句を差し替えずに26日から再開すると発表した。内容をあらためて検討した結果、悪意や問題はないと判断した。
県によると、「あ」から「ん」までの全46作品のうち、「つ」の「強いコシ色白太目まるで妻」の句が「悪いイメージで受け取られる可能性がある」と外部に指摘され、15日の一般発売を延期。
県職員や有識者ら5人でつくる選定委員会の再検討で「作者の意図は、大好きなうどん同様に妻をいとしむ気持ちをうどんの特長に込めたもの」などの意見があり、全員一致で当初の選定を維持することを決めた。
かるたは22日から「年明けうどん」の公式サイトで無料ダウンロードできるほか、26日から同サイトと高松空港で計1800セット(1620円)を販売する。