エドヴァルド・ムンクが1893年に制作した、彼の代名詞とも言える油彩絵画作品の「叫び」は、そのもだえ苦しむ表情が印象的で不安の象徴ともされる絵だが、この絵をCGでアニメーション化し、ピンクフロイドの楽曲、虚空のスキャット(The Great Gig In The Sky)でカバーした映像が公開されていた。
とにかくなにやらすごく激しく動いている「叫び」の人を見ることができる。
Tribes of October - Concept Art
色調や構図はエドヴァルド・ムンクの世界観だ。
そして激しくうごめきどよめきもだえるのだ。
私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。
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