いまどこ ―冒頭表示2
キーボードの2段めと3段目はなぜ互い違いになっていないの - 教えて!goo:
に答えてってな形で部分統合しようかナとも思う。
http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/c11db5b33d4a1d67900e568ab0dc6273ではちょっとスレ違うと思う。
http://www6.atpages.jp/~raycy/Q/ を http://www6.atpages.jp/raycy/blog2btron/door やらの作業経過を取り入れつつ、ふくらませるようなかんじで、、
http://www6.atpages.jp/~raycy/Q/ を http://www6.atpages.jp/raycy/blog2btron/door やらの作業経過を取り入れつつ、ふくらませるようなかんじで、、
自律分散協調系という、生命体を表現する概念があります。心臓や肝臓といった臓器は体内に分散して存在しそれぞれ自律的に動いていますが、総体としては協調的に機能し、生命の営みがなされています。
自律分散協調系 生命体
日々の研究 house-keeping
2007-08-13 月曜日CommentsAdd Star
朝、ノートに赤入れ。抜けているのをうめて、論旨のダブりをとる。結果だけでなく説明も美しくなったので間違いないだろう。基本的に使うのは、次のふたつ。(1) Hatano-Sasa 等式からの不等式、および、その等式成立要件 (2)Speck-Seifeld によるhouse-keeping に関する FT のvariant。 ((1) は昔の復習;(2) は、一応新しい形ではあるが、Thomas (Speck)なら命題をみた瞬間に示せる類のもの。)そのvariant は、Komatsu-Nakagawa の僕なりの解釈から自然に予想されるものだが、その具体的な形は「田崎さんによるKomatsu-Nakagawa の簡潔な導出」がなければ思いつかなかっただろう。..... 自分が汗水流した感じではないな。
8-9年前に流した汗が報われているのかもしれないが。
2007-08-11 土曜日CommentsAdd Starkapiyvakapiyvakapiyva
定常状態間遷移の第2法則(Hatano-Sasa)では、熱を「きれいに」分解するのがみそなのだが、残念ながら、その分解は操作的ではない。つまり、その時点では、示唆的ではあるけれど、使いものにはならない。そこで、現象論の整備をする方向にのめりこんでいった。[この日記の最初の方(2000年12月)にも書いてある。]その間、僕は、第2法則関係は、基本的には休憩していたのだが、ヨーロッパの方でぼちぼちと「house-keeping に関する知見」が追加されていた。僕は知っていたものも多いけど、そういう風に複数の人によって、論文に書かれはじめると、それをみて僕も意識化されてくるのでよいことだ。
で、 Komatsu-Nakagawa および、Sasa (LD) の刺激で、機は熟したので、今日しかない、と思っていた。想像したとおり、非平衡度の3次以上をみない範囲では、非常にきれいな操作的な関係式が成り立つようだ。Komatsu-Nakagawa の核心部分を僕の言葉でいうと、「house-keeping の消し方」にあることを(休暇をとった)木曜日に理解したので、あとはその思想をHatano-Sasa にもちこんで、追加された知見などをちょい利用すればいいだろう、というまでが昨日の夜までにほんわかみえていた。
で、今日、畳の上に紙を何枚もひろげて、のたくたと書いていた。紙の上のラフな清書までしたが、さてと...あっているかな。(結果として、Komatsu-Nakagawa は使わない。)
2007-08-02 木曜日CommentsAdd Star
少しは手と頭が動くようになった。やはり、9月-10月のParis 滞在のとき、鹿児島学会の話もインフォーマルにすることにした。岩田さんにもらったノートやら資料やらをひっぱりだして、頭にリロードしはじめる。
「house-keeping heat 批判」論文を読んでいる。まだ雑談っぽくて内実がまだないのだが、ここに書かれていることに答えられないようでは話にならない。近日中にこれに回答するつもりでいよう。10月会議にむけて、よいとっかかりかもしれない。
2007-06-03 日曜日CommentsAdd Star
朝、大学院講義の準備。 大学院講義情報 も更新する。格子模型を例題にして、相互作用ががちがちにある多体系における線形応答の公式を導く。格子模型はモデルの定義とか位置づけを説明していると長くなるので、予定をかえて、ミクロ多体系の話を先にしようか、、と途中で迷ったりして、おたおたした。結局、定義とか位置づけを丁寧に説明するのが核心であることにやっと気がついた。そりゃ、そうだ。もう、モデルさえ与えられれば、Green-Kubo は一瞬で導出できる材料は講義でそろえているではないか。ミクロからの話をさっさとしたくなってきたのは、気分的に焦り気味なのかもしれない。
午後、みやま論文と鹿児島学会論文は後回しで、Genova に向けての 「Harada-Sasa + α」試行錯誤で気になっていたことを「がっ」と集中する。先週、線形応答領域でも変な恒等式がでてきて、何やこれは..? でつまっていたのだが、これは例のいつものやつで出せるに違いない、、と式を書くが、ちっともでない。まてよ、NESS の場合だと、ますますわからんぞ、、とうなっていた。あ、そうか、これは Hatano-Sasa を使うんだな。久しぶりなので導出から。おたおたして終了。で、定常状態のまわりでぱらぱらとゆすったときの応答を書き下すと、なるほど瞬殺で Speck-Seifeld type の FDR がでた。(というか、これははるか前にやったことあるはずだぜ。)そりゃ、彼らは(Hatano-Sasa の)house-keeping 使っているから、そっちにいくのは自然か。。[ちなみに、彼らの導出は、Fuchs-Cate + Culiangolo-Kurchan-Parisi を経由していて、Hatano-Sasa の恒等式そのものは使わない。] Speck-Seifeld と Harada-Sasa の関係は時間反転対称性の議論でつながっていることはわかっているので、 Hatano-Sasa --> Harada-Sasa へのパスが綺麗にとおったことになる。
2007-04-20 金曜日CommentsAdd Star
今学期の時間割りでは、金曜日がいちばん自分の時間がとれる。会議等は定期的にはいるけれど。)今日は、たしかに時間がゆったりしていたはずなのに、記憶がはっきりしない*1 。
*1:あ、そうだ。朝、Seifert に手紙を書くために、彼らによる(Hatano-Sasa style) house-keeping から測った過剰速度のFDRをHarada-Sasa からだしていた。昔出した記憶はあるが、ほぼ自明に出せるのでノートを書いていない。しかし、最近、記憶力が弱りつつあるので、こまめにtexノートを書くか、あるいはreview を書かないといけないのかもしれない。FT 以降の新関係式がらみのreview は結構でているが、満足すべきなのはない。でも、今の段階で書いてもいいのはできない気もする。もうちょっと理解がすすまないと。