佐賀ログ   <by 不動産相談センター佐賀 https://www.recsaga.jp/>

不動産鑑定士運営の相談センターのブログ。佐賀での身の回りの出来事、発見、珍事など備忘録を兼ねて、遊び心でつづっていきます

佐賀県の不動産を取り巻く状況をちょびっと考えてみた

2012年06月29日 | 日記
6月のウィークデーは今日でおしまい


で今週、佐賀県が今月発表分の主要経済統計をリリースしてます。

それをのぞいてみると前年同月比で

新設住宅着工戸数(4月)は7ヶ月連続で上回ったと。

意外と景気のよさげな話です。

ほかにも

乗用車新規登録台数(5月)は7ヶ月連続で

有効求人倍率(4月)はナント26ヶ月連続で

オォー イェーイ アゲアゲェ


んが、


大型小売店販売額(4月)は全店販売額が9カ月連続の

鉱工業生産指数(4月)は5カ月連続で


そしてコレ、


金融機関(銀行)貸出金残高(5月)が5カ月連続で


参考までに、九州沖縄の動きはってーと

4月の貸出残高は住宅ローンや法人向け貸出を中心に前年比

ですと。

佐賀県内の資金需要が落ちてんのか

県内BKの貸金競争力がなのか分らんですが

なんでか佐賀の置いてけぼり感が・・・



クルマと住宅についてはエコポイントなんかの影響が

どれほど含まれてるのかです。

ちなみにサブプライムローンがバキュンした後の

県内の2008年4月の新設住宅着工戸数は463戸

リーマンがバタンキューした後の

2009年4月の新設住宅着工戸数が374戸

なので

今はその間の水準を脱してないとみることもできます。

(サブプラ前の2007年4月は544戸)


あと、よく目や耳にする話だけど

1軒当たり単価がサイズしてるみたいね。


そうそう、

有効求人倍率が2年以上モードだけど

全国平均0.79より小さく

九州平均0.65より大きい

っていう少し複雑なポジション。

でも佐賀県内をも少し細かくみてみると

佐賀・鳥栖管轄が0.70・0.71なのに

唐津・伊万里が0.60・0.64と九州平均を下回り

武雄・鹿島がどっちも0.53と

ほとんど2人に1件の求人数レベル。

まぁ そもそも有効求人の中味として

正規雇用でかつベース給与がどんな内容なのかが

明らかじゃないので詳細は???ですけど。


これだけじゃないけど

あれこれ観察してると

県内の

住宅にしても事業用不動産にしても

そっちに回っていきそうなお金の余裕がどんだけあるのか

少なくとも積極姿勢を感じるデータは

少ない気がする。
コメント
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