紅月見聞録(東京湾内釣行記)

今シーズンは釣り物悩みます・・・

たまには釣果報告以外も・・・その9 手軽に高級魚が狙える中深海スロージギング! 2020/7/3

2020-07-03 19:51:28 | タックル・ルアー・タイラバについて
2020年 7月 3日 金曜日 雨

梅雨ですね~
今週は土日もお仕事・・・まー週明けの月火が休みだからいいけどね('ω')
土日は混んでるから平日のほうが好きです!

さて、久しぶりに『たまには釣果報告以外も・・・』シリーズ更新しますかね~
今回は中深海スロージギングです。

中深海というと難しいとか場所が遠いとか結構手が届かない釣りって思われがちですよね?
釣り場としては神奈川県周辺でいうと相模湾とか伊豆のほうがメジャーですかね。
深い水深で電動リール使ってやる結構ヘビーな釣りってイメージでしょうか('ω')
でも、東京湾の中で手軽にできる釣りなんですよね~



メインは水深150m~200mと比較的浅めですからジギング用のパワーのあるベイトリールなら手巻きでも結構楽にできます。
スロージギングですから普通のジギングみたいにジャカジャカしゃくらないでいいですし小型の電動リール使えば回収も楽々(´▽`)
そんな簡単な釣りなのに高級魚のアカムツ・クロムツ・アラが狙って釣れます!
今回はそんな中深海スロージギングのタックルについて紹介しますね~
いつも通り、自分の個人的な見解ですので参考程度に見てくださいね(*‘∀‘)

メインターゲットとしては次の魚種でしょうかね。



ここ最近、超高級魚として知られるようになったアカムツ。
ノドグロのほうが知られてますかね?



ムツ&クロムツ
ムツは大きくても50~60cmらしいですが伊豆の方や南方で釣れることの多いクロムツは1mクラスも居るとか。
東京湾内ではそこまで大きいのは居ないでしょうが小さいときは混成しているうえに見た目はほぼ変わらず、歯の本数や側線上のうろこの枚数で分かるそうですが・・・めんどくさいんで自分は総称してクロムツって言ってます(=_=)
美味しいのは変わらないですからね~



幻の魚といわれるアラ。
西の方で有名なアラはクエやモロコのことを指しますがこちらは標準和名アラ。
その見た目からオキスズキなんて言われることもあるとか。
深海魚なのにその身は脂っぽくなく、淡白な白身は寝かせば寝かすほど旨味が増すそうです(*‘∀‘)

他にもシロムツ、ドンコ、ギス、オニカサゴやウッカリカサゴ、ユメカサゴなどのカサゴ類なんかが釣れます。
あと、クソマズイアジとサバですかね・・・

タックルとしてはスロージギング用のロッド+ジギング用ベイトリールがメインとなります。
自分は・・・



標準用でオシアジガーインフィニティB652+オシアジガー1500HGにPE1.2号、リーダーはフロロの6号です。
250gぐらいまでのジグを使用して200m前後を攻めるときに多用します。



浅場用でオシアジガーインフィニティB651+オシアコンクエスト300HGにPE1号、リーダーはフロロの5号です。
200gまでのジグで150m前後を攻めるときに使う他、タチウオなんかにもそのまま使用できます。



深場用でオシアジガーインフィニティB63-4+オシアジガー2000NRPGにPE1.2号、リーダーはフロロの6号です。
300g以上のジグで250mを超える水深で使用しています。

ハンドル1回転で1mぐらい巻きとれるのが回収も速くおススメです。
あと、ラインを巻くときはスプールエッジぎりぎりになるように巻くといいですね。
ラインが出ていくとハンドル1回転当たりの巻き量が減りますから。
ハンドルノブもT型の方が力が入れやすく使いやすいです。
オシアジガー1500HGはハンドルを夢屋のパワーハンドルに変えています。



これに変えてから巻き上げがもの凄く楽になりました('ω')

小型の電動リールでも全然オッケーですが一つだけ注意が・・・
ハンドル1回転の糸巻量がジギング用ベイトリールの半分ぐらいですからそれを考慮してしゃくらないといけません。
ちなみにダイワの電動だと直接リールに挿せますが自分はタックルが重くなるのが嫌なんでバッテリーは腰のベルトにぶら下げてました。

ラインは・・・



自分のおすすめはサンラインのPEジガーです。
低伸度ですし通常のPEと違い1色20mなんで深場でも水深が判断しやすいです。

使うジグは・・・



自分はシーフロアコントロールのクランキー、アーク、メサイアセミロングとダイワのTGベイト、FKジグTGをメインで使ってます。
ベイトが小さく、狙う水深も浅めであればTGベイトの独壇場ですね~
他にも・・・



シマノのスティンガーバタフライシリーズのサーディンウェバーとウィングなんかもシルエット小さ目でおススメです。

フックは・・・



ムツ系メインならレーシングスペック中深海かJAMフックライトを。
かなり細軸ですがライン細いですし刺さりとバレにくさを重視したいので多用しています。



アラ狙いの時は少し太軸のホールドかJAMフックライトの4/0です。
何気に強くて8kgのブリも獲れてますから全然問題なしです。

これらのフックをケプラーでツイン仕様にしています。
なぜケプラーかというと・・・



深海の魚、歯が鋭いのが多くて・・・
クロムツ釣り続けるとこうなります。
この状態でもまだ切れないですからね~

最後は釣り方ですが・・・
こればっかりはやってみないと分かりづらいでしょうね~
ざっくり分けるとこんな感じ。

アカムツ
⇒遅めの動きに反応がいいです。
ほとんどボトムに居るので誘っても底から3mぐらいまで、1しゃくりに対してハンドルの回転を1/2とか1/4にして底から離さずに誘うイメージ。
意外とストップが効くことがあり5秒ぐらい止めていてもアタルことがあります。
とはいえ気まぐれな魚なのでその日のパターンを見つけることが数釣る近道でしょうか・・・
砂地のかけ上がりに居るみたいなので広く探る方がいいかもです。

クロムツ
⇒速めの動きに反応がいいです。
基本はボトム付近に居るっぽいですが底から10mぐらい浮いていることもよくありますのでクロムツメインなら広く探ったほうがいいかと。
1しゃくりに対してハンドルの回転を1とか1/2にして速めに動かしピタッと止めるようなメリハリのある動きに好反応なことが多いです。
とはいえアカムツ同様気まぐれな魚なので日によって超スローな動きやストップが効くこともありますから色々試してみるといいでしょう。
根周りのかけ上がりにいることが多く、マズメ時になると浅場に寄ってきて活性が上がりますが日が高くなると深場に移動するようです。

アラ
⇒アカムツとクロムツの中間的な動きがいい気がします。
なにせ数が少ない魚なので明確には分かっていませんがしゃくり上げでも落とし込みでも反応します。
ボトム近くに居ることが多いので誘っても底から5mぐらいまででしょうか。
居ても口を使わないことが多いようで潮の効きはじめや潮止まり直前などに急に喰いが立つようで1匹釣れると連発することが多いです。

こんな感じですかね~
釣れた場所は魚探にマークすることをお勧めします。
釣れたということは魚が居る場所ですからなにかしらの変化があるんだと思います。
自分の魚探は出力が低いんで150m超えちゃうと全然分からなくなるんで等深線見ながら流して釣れた場所周辺を探りまくるスタイルです。

釣れる魚は高級魚ぞろいですし初夏は浅場に魚が寄りますので練習にはちょうどいいです。
興味ある方はぜひやってみることをお勧めしますよ~


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