年末の買い物に 昔と今の買いもの事情

今日の空。

あさ空は日の出が見えましたが、あとは雲が多い上に強風が吹いて

かなり寒い一日。少しあたたかくなって喜んでいたのに。

薄い三日月が見えました。

そして、いつもの高い高い街路樹…ん？

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、このシュロの木の幹のツタも

かすかに紅葉？　目視ではかなりあざやかだったのですけれど。

お正月準備の買い物に出かけました。先日、「買い過ぎ」とのご指摘で

買ったのは里芋とタケノコだけだったので、それでおせちはできません(笑)

銀行などに立ち寄ったあと、安売りのお店まで出かけました。

お墓やお仏壇用のお花が外にも中にもいっぱい。

お正月用セットもたくさんありましたが、ちょっと悩む。

いつものように葉牡丹と千両と菊などを組み合わせました。

野菜が安いので見ていたら、いちごが…ひゃー。安売りで1000円ですって。

いやいや。クリスマスのときに、800円で買えなかったのに、

1000円なんて、びっくり価格です。でも、売れているんですよね。

先日まで、もっと、お手軽なお値段だったのに。今回も私は買いません。

おせちにいちごは不要なので。

そして、私には安売りのりんごがございます(笑)

ひる空はちぎった綿花みたいな雲がぎゅうぎゅう詰まっています。

ぎゅうぎゅうの空を目で追って行くと、端は青空に。

帰りにはぎゅうぎゅうがバラバラになって行きました。

いつもおせち用の食材を買う時に、作るか、買うかでとても悩みます。

ひとり分だと、買った方が圧倒的に安くつくんじゃないかと。

きちんと精算したら、もちろん、作った方が安いのですが、ひとり分だと

量がいらないのに、少ない量のものがないので、その分が高くなる。

全量をちまちま食べていけば、トータルとしては安くなる気はするのですが、

うーん。どうかなー。迷うなーと。

でも、やっぱり、作るのがお正月を迎える行事という気がするので、

なんとかなるべく安い材料で作ろうと思っています。

それにしても、おせち70人分を作っていた買いものは半端なかった。

今の時代だったら、ネットスーパーや冷凍などをして、負担を減らせること

も全部、自分で足を運んで、大量に買い物をして、30日、31日で作り、

その間に年末の年越しのごちそうなども作り、泊り客の世話もしなければ

ならず。母も私も朝から深夜まで働き続けて、

一度も、紅白歌合戦なんて見たこともない子供時代から40年以上の暮らし。

母の言うがままにやっていたものの、今の私だったら、

どうすれば、負担が少なくできるかを提案してあげられただろうなあと。

当時も、母が手がかかることばかりするので、心の中ではそこまで、

こだわらなくてもいいのにと、いつも思っていました。

手を抜くことが母のプライドでできなかったというのなら全く問題ないの

ですが、もてなしが終わった後、泣き叫び、自分だけが苦労していると

当たり散らされるのが、本当に大変だったのです。母はとにかく終われば、

翌日からは寝込んで何もしなくていいのですが、こちらは学校や仕事やと、

翌日からもふつうに生活をしなければならず。へとへとで学校や仕事を

しなければならないのですから、いやいや、母だけが大変だったということ

ではないのではないかと思いつつ、何も言えず。

小さいころから、お盆もお正月も何ひとつ楽しく遊んだ思い出はなく。

いつも辛い労働ばかりだったけれど、そのおかげか、仕事をすることが

「あたりまえ」になったのは、よかったことだとは思っています(笑)

今だったらなあと。田舎の家に冷凍庫を買わせていますね～。

あれだけの人数の料理を作るのに、冷蔵庫が1つだけ。材料が入らない。

作ったものも入らないので、常に作り立てを提供しなければならず、

そのために一日中作らなければならず。いやあ。業務用の厨房設備

くらい必要でした。

お盆の夏なんて、天ぷらをずーっと揚げてました私。

祖父の家のリフォームを全額父が出して行ったのですが、まーったく

あれだけのもてなしをするような設備をしなかったのは不思議でした。

間取りプランを私が行いたかったな～(笑)

きっと動線がうまくいけば、あれだけの重労働にはならなかった気がします。

今はいい時代ですね。