零士の旅行記 Reiji's travel diary

ブログの筆者、零士が列車やバスなどの乗り物を使った旅行をレポートするブログです。主に一人旅ですが友人などとも出かけます。

お寺と温泉と海! 盛りだくさん伊豆修善寺宿泊旅行1日目①(零士側往路編)

2021-08-08 11:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。前回までは山中心でしたが夏といえばやっぱり海ですよね。今回から夏にぴったりな、母と祖母と行った伊豆修善寺方面への旅行をレポートします。旅した時期は冬でしたが、海がきれいに撮れましたよ~

初回の今日は伊豆に着くまでの行程を記しますが、私と母・祖母は別行程をたどっていますので、まずは私から。小田急線・御殿場線に乗車して三島まで向かいました。

しばらくは住宅地を走っていましたがだんだん山がちの景色になってきて、都心を走る私鉄とは思えない風景が広がり始めました。

御殿場線の車両は少し長めの4両編成で到着。向かい合わせのボックスシートから富士山を見ながら発車しました。

丘の上にある松田山ハーブガーデンではたくさんの草花が咲いていました。いつか大雄山線とセットで訪れてみたいものです。

御殿場駅を通り越して裾野に入ると、富士山が大きく見え始めました。

御殿場線はその昔、今の東海道線の国府津~沼津間が開通するまでは東海道線の一部でした。しかし丹那トンネルができてからはう回路のような存在になったと言えましょう。東海道線は海、御殿場線は山。どちらの景色も甲乙つけがたいですね。

そして三島からは伊豆箱根鉄道駿豆線で修善寺へ。追加料金無料で特急踊り子に乗るか、それともラッピング電車に乗るか迷ったのですが、修善寺駅に着いたらそれらが並んで撮影会状態になりました。

特に踊り子の車両は引退間近だったためかなりの人が撮影に訪れていました。

左の普通列車はアニメ「ラブライブサンシャイン」とのコラボ車両で、Aquorsのメンバーや声優さんのサインがラッピングしてありました。

今回は鉄道やアニメ色が濃い目になってしまいましたが、次回は母と祖母のたびが旅行記に花を添えてくれると思うので、満足いかなかった方はそちらにご期待ください・・・

零士の旅行記、次回までごきげんよう。


大河ドラマとネギのまち 深谷の偉人ゆかりの地を巡る旅⑤ (2021.7.28発)

2021-08-07 11:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。今回は深谷に着くまでと深谷からの行程をレポートします。まずは八王子から八高線に乗車して寄居を目指しました。

八高線は八王子から高崎までを結ぶ路線ですが、高麗川から先は電気が通っていないのでディーゼルカーに乗り換えて進みました。

寄居からは秩父鉄道で武川に進み、深谷市内に入りました。

秩父を舞台にしたアニメのラッピング電車が到着。「空の青さを知る人よ」や「あの花の名前を僕はまだしらない」などの作品のキャラクターや作画がラッピングされていました。

武川駅では秩父から石灰石を積んでやってきた貨車が止まっていましたが、この光景は秩父鉄道ならではと言えます。

武川駅から歩いて10分の所にコミュニティバス「くるりん」の乗り場がありましたが、その途中に深谷で栽培された夏野菜の無人販売がありました。深谷はネギだけでなく多くの夏野菜が収穫できる農業に適した土地のようです。

前回も紹介した花園観光バスが運行するくるりんにはふっかちゃんのラッピングがしてあり、バスもかわいらしい小型の車でした。

車窓のあちこちに深谷ねぎの畑が見え始めました。

バスは25分ほどで深谷駅に到着。レンガの生産が盛んな深谷の駅は、東京駅の八重洲駅舎に似た雰囲気の駅舎でした。

深谷からは高崎線でとある場所に向かった後、この日は私はすでに授業が無かったのですが、1期最後の授業日だったためなんといつも仲良くしていただいている大学の先生とお疲れ様の会を兼ねた夕食にでかけました!先生は最近研究室が異動になったばかりで周囲のことは何も知らなかったので、途中バスで大学によってから東武東上線でおばの家がある川越の焼き鳥屋、ひびきに案内しました。

川越の焼き鳥は「焼き鳥」というよりかは「焼き豚」に近いもので、もちろん普通の焼き鳥もありましたが中でも決定的に違うのは「辛みそをつけていただくこと」。唐辛子、にんにくなどを調合したお味噌は大変よく似合っていました。

 

こちらが川越の焼き鳥。ご当地の黒豚などを使ったおいしい逸品でした。

そしておつまみにはこちらの川越ポテトフライをいただきました。じゃがいもではなくさつまいもなのが川越らしいですね。

そして雷に遭いながらも、本川越駅前から西武新宿線と池袋線を乗り継いで帰りました。道中楽しくお話をしながら、1期のシメとなる楽しい旅にできました。

零士の旅行記、次回までごきげんよう。


大河ドラマとネギのまち 深谷の偉人ゆかりの地を巡る旅④ (2021.7.28発)

2021-08-06 11:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。皆さんはこちらのキャラクターを知っているでしょうか。

観光案内所でお仕事をしているこの子は深谷ねぎをモチーフにした「ふっかちゃん」です!

生まれは平成22年、ウサギと鹿に似た「ふっか」という生き物だそうです。ゆるキャラグランプリでもいくつか優秀な成績を収めているこの子は市内様々なところにいるので、今回はふっかちゃんを探しに行こうと思います。

まずは駅前のこちらの時計台。ここでは中でふっかちゃんがいつもぐるぐる回っていました。

しかし毎時ちょうどになると時計のからくりが動き出し、人形とともに渋沢栄一の姿が現れました。

なぜ栄一が人形を抱えているのでしょうか。実は日米関係が悪化していた両国の親善に尽くした米国人宣教師の孫のシドニーギューリック博士が日本に青い目の人形「メリーさん」を贈り、答礼人形として日本人が日本人形を贈ったことに関わっているからだそうです。深谷駅の駅舎は大変美しい作りとなっているので、次回詳しくレポートしようと思います!

こちらも次回レポートしますが、深谷市を走るコミュニティバス「くるりん」にもふっかちゃんの姿がありました。


深谷大河ドラマ館、昼食場所となった道の駅おかべにはふっかちゃんの限定グッズが入ったUFOキャッチャーが置いてあり、1回500円と割高だったのでやめましたが、あとで取れるまでプレイできることを知り後悔したのでした・・・

渋沢栄一が故郷深谷に帰る度にいつも食べていたという煮ぼうとう。冬の郷土料理ですが、道の駅おかべでは夏場はつけめんにアレンジしたものを食べることが出来ました。

また隣の物産館では深谷ねぎが3本200円で売っていたので、深谷めぐりの最後にお土産に買うことにしました。帰ってから深谷ねぎを実際にかき揚げやお味噌汁にして食べてみましたが、甘い味わいで食べやすかったです!

今回まで4回にわたり深谷での観光をレポートしてきましたが、現地ではこちらの「論語の里 循環バス」を使用して観光地を効率よくめぐることが出来ました。大河ドラマ館や尾高惇忠の生家、渋沢栄一記念館、中の家、そして道の駅おかべをめぐるバスで、この日は平日だったのでありませんでしたが、土日は自動運転の実験も行っているので、深谷を観光の際はぜひどうぞ。(バスのラインのせいで側面のマークがローソンに見えてしまうんですよね)

深谷に着く前も着いてからも、道中では今回も楽しい列車やバスの旅が出来たので、次回はそれをレポートしてから深谷の旅行記を終えたいと思います。零士の旅行記、次回までごきげんよう。


大河ドラマとネギのまち 深谷の偉人ゆかりの地を巡る旅③ (2021.7.28発)

2021-08-05 11:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。今回はいよいよ渋沢栄一のアンドロイドとご対面です!前回たずねた鹿島神社から歩いて12分ほどのところに渋沢栄一記念館があり、ここに70歳の渋沢栄一がよみがえりました。

レンガ造りのがっちりした洋風な建物が渋沢栄一記念館。入館は無料ですが、予約をしておくのが無難と言えますね。たまたま予約なしで入れましたが、アンドロイド講義は定員が少ないので予約をしておくのがおすすめです。

講義時間は写真撮影と係の方の話を含め含め20分から30分ほど。栄一先生のお話は8分ほどにまとめられていましたが、タイトルは「道徳経済合一説」。金儲けばかりにばかり走るのではなく、商売は常に人のためになければならない、というお話でした。全くその通りだと思います。果たして今の日本では実現できているでしょうか。

講義室の外では、大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルの由来となった栄一自身の漢詩の拓本が展示されていました。

青空を突き刺す勢いで肘をまくって登り 白雲を突き抜ける気力で手に唾して進む

という意味が込められているそうです。

講義を聴き終えた後は渋沢栄一の生家「中の家(なかんち)」に向かいました。

ここが入り口。「青淵(せいえん)」というのは栄一の雅号でした。

入るとすぐに若き日の渋沢栄一の像がありましたが、大河ドラマのキャスティングがいかに的確だったかが良く伝わる凛々しい表情でした。

池の横を通ると栄一の生家にたどり着きました。

生家の外観はこんな感じ。中には80歳になった栄一のアンドロイドが座っていました。

外に出ると竹林が広がっており、涼しげな印象でした。

今回までが渋沢栄一の功績を名所でたどる旅でしたが、深谷の旅行記はまだ続きます。次回は深谷のねぎ、そしてあのゆるキャラの登場です!零士の旅行記、次回までごきげんよう。


大河ドラマとネギのまち 深谷の偉人ゆかりの地を巡る旅② (2021.7.28発)

2021-08-04 11:30:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。前回から渋沢栄一の功績について深谷の名所を旅しながら学んでいますが、今日は栄一にとっては学問の師あったいとこの尾高惇忠について学びます。大河ドラマ館からバスで少し行ったところにあるのが尾高惇忠の生家。

木造の長屋でしたが、内部や蔵などにはレンガが使用されていました。深谷はレンガの生産も盛んだったようです。

渋沢家では藍玉の製造販売を家業としていたため、藍玉が展示されていました。非公開ですが、この家の2階には栄一たちが密議を交わしたという特別な部屋があるのだとか。興味深いですね!

さてこちらが屋外にあるかまど。ここで先ほどの大河ドラマ館のように、藍の葉を煮詰めて染め物の原料となる藍玉が作られていたのでしょうか。

屋外にあるレンガ造りの倉庫。かなり洋風なつくりでしたが、家の中の風景に溶け込んでいました。

屋外には松などの様々な木も植えられており、夏らしい景色が撮れました。

続いて向かったのが、惇忠と栄一がたびたび向かったと言われている鹿島神社。二人は神社の御神木の下でよく会話したり遊んだりしていたようです。

惇忠ゆかりの地であるこちらの神社には、徳川慶喜によって彫られた彼の偉業をたたえる記念碑がありました。

一見すると小さな普通にある神社かもしれません。しかし、背景をよく見てみると見方も変わり、面白いものですね。次回はいよいよ渋沢栄一記念館で実際に彼の講義を聴き、深谷の名物についても触れていきます!零士の旅行記、次回までごきげんよう。