零士の旅行記にようこそ。
6月2日は横浜開港記念日。市民参加型で横濱の開港を祝うお祭りなのだそうです。そんなイベントに自分の所属の高校がボランティアで今年も参加することになりました。2日間にわたってボランティアを行うわけなのですが、初日はスタンプラリーをやって盛り上げました。本当は夕方に出て夕日を見ながら、のんびり巡りたかったのですが、欠席者が多すぎるのと帰ってしまう人が出るのを防ぐため、みんなで同じ時間に集合して固まって巡ることになり、10時集合となってしまいました。都合悪すぎる・・・
スタンプラリーは、パシフィコ横浜前のメイン会場を中心に、みなとみらい地区
横浜コスモワールド
臨港パークなどの計6か所あり、クイズに答えるともらえる仕組みになっていました。
中学生以上は参加できない、という旨があったのですが、どうもぼくらは参加しなければならないもよう。ボランティアですもの。
ほかの子からは、「早く終わらせて帰りたい」との声が。そうと決まったら仕方がない。早く終わらせて、ぼくも旅しよっ!ということで即席計画を立てていましたが・・・、道に迷った人がいて開始時間が遅れたため、乗ろうと思っていたスーパービュー踊り子には間に合いませんでした。
ラリーが終わって、横浜駅に着いたのは12時すぎ。速攻で湘南新宿ラインに乗車し新宿に向かいました。
そして伊東先周りから新東名経由で修善寺先周りに変更。高速バス、三島エクスプレスに乗車しました。来たのは小田急箱根高速バスのエアロバス。新型のエアロエースの方が良かったのですが、まあいいや。
車窓からは、富士山が見えました。
三島エクスプレスは三島駅は北・南口どちらにも止まりました。ぼくは降りる場所を間違えてたどり着くのに苦戦しました。そして、やっと夕飯の駅弁にありつけたのでした。
三島からは伊豆箱根鉄道駿豆線に乗車しました。車両は7000系。2編成のみの貴重な新型車両でした。
修善寺駅で下車しました。乗り継ぎのバスまで時間があったので、バスで修善寺温泉に立ち寄ることに。
紅い和的な橋に小さいスケールながら温泉街がひしめき合っていてまた美しかったです。
修善寺駅に戻り、東海バスで伊東温泉に向かいました。顔面エアロバスのエアロミディが付けられました。
伊東温泉に着いた頃にはもうすっかり日が沈んでいたころでした。時間があったのでぶらりとしてみました。
川の両端にやなぎが植えられてあり、壮大なスケールを醸し出していました。
柵にある噴水に手を入れてみたら、ぬるかったです。温泉だったのでしょうか。
古くからある温泉旅館が表していた威厳に、ぼくは驚くしかありませんでした。
初めて見た夜の古の温泉旅館は、今までの疲れをサラッとぬぐってくれました。
帰りは伊東から上野東京ラインで帰りました。
三島駅で店の方がおすすめしてくださった桜えびめしをいただきました。
桜エビの炊き込みご飯に、サバと鶏の照り焼き、卵焼きや煮物のほかに、桜エビのかき揚げやキスと昆布のてんぷらがあり、まるで懐石料理のような弁当ながら1000円というお手頃価格に格別な味は、ぼくを驚かせてくれました。
てんぷらやかき揚げは抹茶塩をつけていただきました。
今回は、開港祭ボランティアのようすと、その疲れをとる鉄道旅をしましたが、今回の鉄道旅は驚きの連続ながら、癒しのひと時を過ごすことが出来、すっかり元気でした。翌日先生から連絡があり、スタンプラリーのボランティアのシフトを延長してほしいと頼まれましたので、元気な体があってよかったです。
零士の旅行記、ごきげんよう。