零士の旅行記にようこそ。今回は大船渡線の旅の続きです。前回BRTを気仙沼で降りたぼくがこれから乗車するのは、イベント列車のポケモントレイン気仙沼号。名前からして子供向けの列車なのですが、今回はそれに旅好きの高校生であるぼくが乗車するという奇行?を行うこととなりました。
なぜ乗車することになったのかはちゃんと理由があり、
・全車指定席なので座席の確保が事前にできる
・終点での乗り換え列車の待ち時間が減らせる
・イベント列車なのでとりあえず乗ってこの旅行記で魅力をPRしよう
ということで乗車が決定したのです。小さなお子さまから大人の方、ご高齢の方まで幅広く末永くご覧いただくためにはやはり層を狙うことも大切だと考え、取材だということを頭に入れていざホームへ。その前に、駅に立っていたピカチュウの写真を撮ってから乗りました。
キハ100のトップナンバーが改造されたポケモントレイン。車内から早速賑やかでした。
しかし目がちかちかしてしょうがないですね~
前の車両はプレイルームになっており、子供たちが遊べるようになっていました。
列車は砂鉄川を渡り、猊鼻渓駅に到着しました。この列車は列車の行き違いの有無にかかわらず一駅の停車時間を長めにとっていました。スタンプが設置してある駅ではわかりますが、何もない駅でも停車駅だと長く停まるので、ちょっとした迷要素がある列車でした。
この列車のGoodポイントはなんといってもアイスの車内販売。今ではすっかり少なくなった、列車で食べられるスジャータの通称「シンカンセンスゴクカタイアイス」が売られていたのです。
列車は北上川を渡り、いよいよこの路線最大の特徴であるドラゴンレールを走行。
線路が龍のように曲がっておりカーブが多い路線であることから、ドラゴンレール大船渡線の愛称で親しまれていました。
列車は2時間弱で終点の一ノ関に到着し、アテンダントの方から「お疲れ様でした」と労い?の言葉をかけられました。
列車旅が退屈なお子さまにぴったりなこの列車。家族旅行におすすめです!
たくさんの楽しみに触れた日本一周も、いよいよ次回が最終回となります。無事東京へ帰ることができるのか・・・!?零士の旅行記、次回までごきげんよう。