零士の旅行記 Reiji's travel diary

ブログの筆者、零士が列車やバスなどの乗り物を使った旅行をレポートするブログです。主に一人旅ですが友人などとも出かけます。

セブンアイランド虹 最終航海へ 式根島旅行復路編(2020.7.12発)

2020-08-25 19:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。今回は式根島を離れ、高速ジェット船を乗り継ぎながら帰路につくまで、式根島旅行最後のレポートです!

温泉を堪能し・・・

エメラルドに輝く海水浴場を眺め、帰る時間が来てしまいました。

今回は高速ジェット船セブンアイランド虹・愛を乗り継いで熱海に上陸するルートに決定しました。セブンアイランド虹はこの日が最後の航海。港についてしばらくすると、遅れてやってきました。ジェット船は時速80キロの速度で船体を浮上させて航行するのが特徴で、この日もいつも通りの高速進入でした。

セブンアイランド虹は1981年製で、老朽化のため引退が決定したのだそう。

待合所の方に見送られ、乗船しました。

式根島を出港し、船は神津島多港湾三浦港へ近づきました。

地元の方が船を見送りに来ていました。最終航海である旨が告げられ、横断幕も掲げられていました。

船はかなりの遅れをもって走行していましたが、セブンアイランド愛へは無事乗り継ぎできました。お昼ご飯に式根島で買った名物、たたき揚げバーガーをいただきました。たたき揚げはいわしのつみれのさつま揚げのこと。地元の商店で買った安くておいしい絶品でした。揚げパンがおいしいと評判の店でしたが、朝にはすでに売り切れてしまったようです。

食べたかったですね~

船は定刻通り無事熱海港に到着しましたが、時刻はまだお昼の2時。やたらに暑いし人はごちゃごちゃいたので、仕方なく熱海から東海道線で帰りました。

さるびあ丸で前日に出港し、今回は式根島を旅しました。新造船でゆったりとした船旅に加え、温泉や海水浴場といった自然の力を堪能することが出来、リラックスできる旅になりました。気候もかなり涼しかったです。下田行のフェリーあぜりあが欠航してしまいましたが、熱海経由でセブンアイランド虹のラストランも堪能できたので満足できました。

零士の旅行記、次回までごきげんよう。


エメラルドの海水浴場と海が生んだ宝の土産物 (2020.7.12発)

2020-08-22 10:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。前回は式根島の温泉をたずねましたが、式根島にはもちろん海水浴場などほかにもたくさん見どころがありました。今回は見どころと合わせて式根島で買ったお土産もレポートします!

野伏港を出て少し歩くと、信号機が見えてきました。現地の交通手段は徒歩か宿の送迎車だけで交通量も少ないためか、信号機はここが式根島で唯一のようです。

最初に向かったのは大浦海水浴場。松ケ下雅湯の近くで、比較的磯遊びに適している気がしました。

式根島には泊神社という神社もあり、白い鳥居が印象的でした。その近くには式根島の観光地の中で一番知られている海水浴場があったので見に行くことにしました。

ここが、日本の海水浴客が夏場にたくさん集まる海水浴場の中では屈指の有名スポット、式根島泊海水浴場。波は穏やかでエメラルドが美しく、人気の訳がよくわかりました。

先ほどの信号機の近くにお土産を扱う商店があり、式根島土産に小鯛の浜焼きを買いました。小鯛の開きをそのまま丸々食べることが出来るお手軽おやつだったのですが・・・あぶったら母が焦がしてしまったのです。

おととし大島で買ったくさや、式根島にもありました。くさや文化は新島・式根島がある新島村が始まりで、くさやガールと呼ばれる観光大使がいたり、くさやーマンと呼ばれるヒーローもいたりと、くさやでの町おこしは活発でした。(元くさやガールの方には零士の旅行記Twitterでいつもお世話になっております。)

参考までにおととし買ったくさやの写真を・・・

次回は高速ジェット船で式根島を離れ、乗り継ぎながら帰る復路編です。この日が最終航海の船に途中まで乗船します!零士の旅行記、次回までごきげんよう。


医療効果抜群!式根島の温泉探し (2020.7.12発)

2020-08-17 19:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。前回島内放送を聞いてえらい目を見ましたが、入港した式根島野伏港の待合所の方と相談した結果、ジェット船セブンアイランド虹と愛を乗り継いで熱海港から帰ることになりました。待合所の係員さんに「せっかく来ていただいたので申し訳ございません」と謝られました。

式根島には世界で10体しかない実物大ミニオンが存在していました。歩いて式根島の一番の自慢である温泉を探してみると、20分ほどで松ケ下雅湯に到着。

式根島には公衆浴場が多数存在し、水着着用でいつでも入浴することができるようになっていました。水着はないので、足だけ入れてみることに。かなり温度が高めでしたが、慣れた後は気持ちよかったです。

近隣に足付温泉もあり、そこは内科治療の効能が多数含まれているために「内科の湯」とばれている場所でした。

歩みを進めると、湯加減の穴を発見。お湯の温度が確かめられるのでしょうが、食べられそうで怖かったのでやめておきました。

地図を見ながら歩くと、断崖絶壁の場所に到着。怖くて降りるのに時間がかかりましたが、ここが地鉈温泉です。

内科の湯と呼ばれている足付温泉に対しこちらは外科の湯。医療効果はどちらもかなりあるようです。

この奥のお湯に実際に浸かれるようになっていましおり、すぐ横は海。潮の満ち引きによって湯壺の温度が異なるようです。

ここまで式根島の温泉を見てきましたが、きりきずやすり傷、筋肉痛など、様々な効能がたくさん詰まった温泉に無料でいつでも入れる場所。日本でも数少ない名所をたどることのできた面白い散策になりました!次回は式根島の海水浴場をレポートします。

零士の旅行記、次回までごきげんよう。(この後上るのめんどくさかったんですけど・・・)


ついに式根島上陸!東京諸島の海で迎える朝 式根島旅行往路編②

2020-08-14 07:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。おはようございます!船は多少の動揺を伴いながら大島岡田港を目指して航行中でした。現地では雨が降っていましたが、雨にぬれずに観光できるのでしょうか・・・

大島を出港したら次の寄港地は利島。しかし「天候状況によっては接岸できない場合がございます」と予告されたうえでの条件付きでの航海となっていました。港の数などの多くの理由からか接岸はかなり難しい島なのだそう。無事にできるのか!?

※しかもそのときはかなり波がうねっておりかなり不安な状況でした。しかもこんな状況にも関わらずツイッターで景色をつぶやいていたせいか知りませんが酔ってしまったので、ふかふかのベッドに再び横になって回復を待ちました。揺れているときはじっと電子機器や本などを読むのはやめましょうね・・・

(東海汽船に関する投稿は、零士の旅行記ツイッターVer.の中ではではかなり人気なんですよ)

汽笛を鳴らして接岸成功!!せっかくなのでデッキに出て眺めてみました。利島はイルカと遊んだり触れ合ったりできる島として有名で、伊勢海老やさざえなどのお魚も豊富。接岸確率の高い時期に遊びに行きたいものです。

利島を出たらレストランに朝ごはんを食べに行きました。

おいしそうなメニューがいっぱい並んでいましたが、島の香りを楽しめる島海苔塩ラーメンをいただきました。島旅の気分がさらに高揚しました。

利島を出ると次に寄港するのは新島。メインの前浜港に着岸しました。ジェット船に乗るとときどき渡浮根港接岸になるときがあり(おととし新島へ旅したら行きにそうなりました)その場合は前浜までの連絡バスが出るようになっていました。

新島からは20分ほどでいよいよ目的地の式根島へ。各港への寄港の際には島ごとのプロモーションビデオが放映されるようになっており、式根島一番の見どころである温泉がPRされていました。

さあ到着!!下船しました。しかし歓迎ムードの中島内放送が聞こえてきて・・・

「本日の下田行 フェリーあぜりあは、全島欠航となりましたので・・・」

なんと帰りの船の欠航が決められてしまいました。さあどうする!?

続きはまた次回。零士の旅行記、次回までごきげんよう。


Island blueを感じて 新さるびあ丸で行く式根島旅行往路編①(2020.7.12発)

2020-08-12 19:00:00 | 旅行

零士の旅行記にようこそ。今回は最近就航したばかりの新しい東海汽船の大型客船、新さるびあ丸に乗船し、Island blueが輝く伊豆諸島を目指しました。選んだのは温泉の島、式根島。おととし旅した新島と同じ村の管轄で、東京諸島の中でも一番面積の小さい島でした。

やってきたのは竹芝客船ターミナル。新しく待合所が改築されており、多くの乗船客がいました。密にならずに座れる場所がなかったので、仕方なく東京諸島に生息するイルカのモニュメントを見たら上の展望デッキへ。芝地区の夜景がきれいに見えました。

さるびあ丸は去年乗船して八丈島流しを食らった橘丸の後ろにつけられていました。デザインは東京オリンピックのエンブレムもデザインしている野老朝雄さんが担当しており、東海汽船の新時代を映し出していました。

いよいよ乗船!今回はいつもの通り、特等船室を予約。トイレ、シャワー、ツインベットがついた部屋に学割を利かせて乗船しました。

アメニティや浴衣まで備え付けられており、ビジネスホテルにいるかのようでした。夏場の浴衣は特にうれしいものです。

銅鑼の合図と藤井恵さんの「Island Blue」のBGMで出港!窓からは、レインボーブリッジやお台場の明かりが見えました。レインボーブリッジの下を夜間に通過するのは東海汽船の大型船だけ。波静かな東京湾をゆったり進んでいきました。

この日は東京湾を出たら電気を消してベッドへ。翌朝まで誰にも邪魔されずに一人きりの部屋で寝ることが出来ました。次回はいよいよ伊豆諸島内各港に寄港し、式根島を目指します!零士の旅行記、次回までごきげんよう。