リアルタイム・メヒコ その後

2015年7月から。en Mexicoメヒコ。
2017年7月帰国

「ネイティブの感覚で冠詞が使える」

2020-06-26 | 
「冠詞」ナゾ・・
なので、

英語の、だけど、まあ、冠詞がない日本語から見たら、
英語もスペイン語も「冠詞」大差ない・・し。

どうやって世界を切り分けているか、その切り分け方の問題なので、
極めて認知的。
それを意識化していく、のは面白い(けど、多難、は多難・・)。

そういう楽しみがなければ、いわゆる外国語学習なんて、
実用化されつつある、日々進化している
翻訳ソフトで十分、じゃないですか。
(非難?してません。ちゃんと使ってますし。)

「ことば」は世界の見方なので、
母語で意識に上らない「冠詞」、
どんどん、来い!
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「犬を愛した男」

2020-06-15 | 
レオナルド・パドゥーラ。


いやあ、超大作。
暑さ5cmくらいだし、昔の文庫みたいなポイントだし。

「100人の作家で知るラテンアメリカ文学ガイドブック」(寺尾隆吉)が素晴らしく、
しかし、100冊は控えているわけで・・どこからいこうか、ですが、
まずは、同時代同世代から。

ソ連崩壊、そしてカストロ死去後のキューバから、
メキシコで暗殺されたトロツキーを巡る、ホントに超大作。
歴史小説的、といえば、そうだし、
結末が分かっている推理小説、とも言えるし。
本読み、ならどなたも堪能されるかと(お勧め)。
(それにしても、よくこれ出版されたものです・・キューバで・・)

フリーダ・カロの青い家、コヨアカンのトロツキーの家、も
もう一度、そういう目で。


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「サブリナ」

2020-06-12 | 
いつ予約したか、忘れた頃にやってくる、のがチョイチョイある。
これは、なんだ???
いつ、なんで、予約したんだ???


「グラフィックノベル」?初
ブッカーにノミネートされた、
と書いてある。ので、
そんな書評がどこかにあり、予約したのか???

確かに、漫画・・とすると・・怒る?不満な?人がいっぱいいそう、
確かに体裁はノベル、じゃない・・

確かに、
形式は内容を規定する、



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「ババ・ドゥンヤ 最後の愛」

2020-05-29 | 
アリーナ・ブロンスキー。

(装幀は???ですが・・それは、まあ、気にしないで・・)

やっと県立が開いて、たまたま手にした新着本。
チェルノーヴォ(と、表記されている)に戻ったおばあちゃん、の語り体。
ステップの軽い偏屈も質素で丁寧なごはんも素敵。
(という意味で、この装幀は、わざと?(かなあ?)にしても反映していない・・ような・・)

調べたら、県立に彼女の本がもう2冊ある。
若干、40代。
楽しみは続く。

感謝いたします、県立図書館さま。
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「私の名はリゴベルタ・メンチュウ」

2020-05-09 | 
どうしてこの本にたどり着いたか、忘れた。

名前を知っていたとか、でも全然ないので・・。

グアテマラ生まれのインディヘナ。 ’92、ノーベル平和賞。
ほぼ同年代、だと思う。
インディヘナの生活、ひどい搾取、これ(23歳くらい?)までの活動、について「語り」書きなのだけれど、

10歳のお祝いで両親から教わること。
ーこれからいろいろ希望を抱くこともあるだろうが、
そうしたものを手に入れる望みはないこと。
生活は変わらず、仕事と苦しみがこれまでと同じように続いていくことー

同じく、大きくなると
ーお前は女だから母親にならなければいけない。
いろいろと望みはあろうが、それはお前の手には届かないものだ。
どんな望みを抱いたところで、実現する可能性は全くない、と懇々と諭されました。ー・・・

中々書き尽くせない。

もう1回「ROMA」を見よう。







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ギリシャ悲劇、または喜劇

2020-04-16 | 
縁あって、前から気になっていたヤツ、



朝日選書の「ギリシャ悲劇」
「オイディプス王」(劇書房)
「メディア」(れんが書房)

上演したい、とは今思わないけど、
読み物として、面白すぎ。
解説、がついていて、それがとにかくワクワクする。

「エレクトラ」(劇書房)も物色中・・
まあ、中々手に入らない・・

一体どういう精神が、このように神話を口伝え、
よし、じゃあ劇にしてコンテストしよう、って考えたの??弥生時代?位に?・・

山形治江さま、ありがとうございます!

で、噂の?zoom満喫中というか奮闘中・・・
太古?から時は流れている・・
どこへ向かうんだ・・・

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旅の友1「ヌヌ」

2019-03-09 | 
「ヌヌ 完璧なベビーシッター」(2018集英社)


何といっても、待ち、やらが長い。ので友が必要。
作者はレイラ・スリマニ。
謳い文句的には、心理スリラー、という?ジャンル?(かも・・)。

「ヌヌ」はフランスでのベビシッターの愛称(というのか、親しみ?をこめた言い方?)。

完璧なベビーシッターである主人公が、雇い主の二人の子供を惨殺した場面から始まり、
行きつ戻りつしながら、なんとなく背景が浮かんでくるようにできている。

音楽プロデューサ-と弁護士の夫婦に雇われている。
多分そういう位置づけなんでしょう。

ベビーシッターとか、お手伝いさんとか、日本で実際に接したことがない。
どこかにいるのかもしれないけど、全くない。

パラグアイでステイした家のルーシーをまず思い出した。
多分パラグアイ滞在中に、気分的に一番親しかった、けど、
仕事だもんね。

メキシコ滞在中、だから、5年後?6年後?その家を訪ねた時には
もう年をとって仕事できなくなったから辞めたよ、ということでいなかった。
そうだよね、仕事だからね。友達じゃないもんね。

焦がした鍋、仕事から帰ってきたらぴっかぴか、とか。
トイレとか、え、ここ黙って(って思います・・)掃除してくれたの?
勝手に(って思います)入ったのかあ??
やら、細かい恥ずかしいこと、全て知られてる、んじゃないか??

プライバシー、とか大切?ということになっていながら
そういうのは平気、でびっくりした。
お手伝いさんは透明人間なんかなあ・・と当時も思いましたことです。
透明人間の当事者はどう透明人間であればいいん?

映画化、される?か?どうだろう。





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「彼女は頭が悪いから」 / 「木こりの娘」

2018-12-22 | 
忘れたころに、予約資料が届いております、とのことで、
「彼女は頭が悪いから」(姫野カオルコ)



わあ、この装幀・・。気になること・・気になること。

読み終わってから調べた「木こりの娘」。


オフェーリアで有名な(というか、「オフェーリア」しか知らなかった・・すみません)ミレイの1851年。
日本なら幕末あたり。ミレイのイギリスで第1回万博(だそうです)。
彼女の笑顔があまりにストレートで、悪い出会い感プンプン。

装幀の方は、空を切ってより閉鎖的で、「木こり」も半分切られて、
まあ「木こり」は完全に比喩だから。
「彼女は・・・」は悲劇というより、
あまりに残虐、あまりに空虚。

2020年はオリンピック、次は大阪万博。




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「教室で使うみんなのことば」

2018-11-29 | 
やっと少し身の回りを片付けた。
うれしい。

で、図書館に行きましたら、新着図書に
「教室で使うみんなのことば」


心ある人(って変な言い方・・だろうか)が頑張っている。
こどもたち!しあわせになろうねえ。


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そして、これも来ました「白墨人形」

2018-09-23 | 
いつ頼んだかも忘れたんですが・・


来ました!「白墨人形」。

しかし、タイミング悪い、かなあ・・・
時間があるのか??

お好きな方、いつの日か、語り合いましょう?!
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