ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

まだ助けられる

2018-11-02 | アメリカ事情

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私が駐車場を歩いている時、思うことはただ一つ、私がさっき患者のジミーに下した悲惨な診断、すなわち膵臓癌、と伝えたことだった。 ふとその時、ひとりの老人が故障した車の下で修理している誰かに工具を渡しているのに気づいた。その車の下の誰かはジミーだった。 「ジミー! な、なにをしているんですか?!」と私は叫んだ。 ジミーはズボンの汚れを払いながら言った。 「私の癌は、他人を助けないように、とは言いませんでしたからね、ドック。」 彼が助けた老人の車のエンジンは生き生きと轟き、老人はジミーに感謝し、手を振りながら去っていった。 そしてジミーも自分の車に乗って、走り去った。


適用できる教訓:親切には制限はなく、制約もない。


ーフロリダ州ゲインズヴィルのモハメッド・バシャの話から。

コメント (2)
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