(Photo: Christine Burchard/WZZM)
ゼイヴィアは稀な足の障害を四歳で診断された。
九月上旬のある日、合衆国陸軍特殊技能兵ラリー・ハリスはミシガン州グランド・ラピッズで七歳のゼイヴィア・ブシャード・ミースと彼の両親と歩道で出会ったとき、コミュニティサービスを行っていた。
特殊技能兵ハリスは彼の陸軍の制服を着ていて、そして、ゼイヴィアは憧れの気持ちだったー 彼はいつも兵士になりたかったのである。 ゼイヴィアはハリスに、自分が「ビルドーアーベア」(手作りのクマのぬいぐるみチェーンストア)のぬいぐるみをを見つけてくるまでそこで待ってもらうよう頼んだ。そのクマはハリスと同じような陸軍迷彩服を着ていたので、ゼイヴィアは彼に見せたかったのだ。
「この少年は彼の人生の夢が兵士になることであると私に言ったんです、しかし彼の足が奇形で、決して兵士にはなれないだろうと。」とハリスはテレビ局WZZM-TVに語った。 「たいていの子供たちは、いつか何かになりたいと願い、そして二週間後には何か他のものになりたいと言うものです。 でもゼイヴィアの目を見れば、これは彼がやるべきだという高いレベルの動機を持っている、と私は言えます。」
ゼイヴィアの足は二歳のときに痛み始めた。 五歳までに、彼は屈曲拘縮と呼ばれる変形性膝関節症と診断され、それは生まれつき右足が本質的に曲がったままであることを意味している、と、彼の母親はWZZM-TVに語った。五回の手術の後でさえ、それはハンディキャップとなって軍人のキャリアにとって深刻な障害となる。
ハリスはこの少年を助ける方法を探し始めた。 「宣誓をしたとき、私は国内外の(人々の)保護を誓いました。そして、それを言うとき、私はいつも戦争に行くことや、あるいは白兵戦(接触戦)についてだけ話しているのではありません。」と彼はWZZM-TVに言った。 「もし私が彼を助けないなら、私は兵士ではない、ということです。」
特殊技能兵ハリスは十月十四日金曜日にゼイヴィアのためのあるイベント開催を計画し始めた。少年の両親であるクリスティン・ブシャードとアンドリュウ・ミースもその計画に乗った。ほんの数週間の通知で、彼は米国陸軍予備軍、ミシガン州警察、ウォーカー市警察、そして数人のグランドラピッズ市当局者および高官からの約束を得た。このイベントはゼイヴィアにとっては非常な驚きだった。
この大きな計画の日の午後2時30分ごろ、パトロール・カーと陸軍ハンビー(軍事車両)の集団がストッキング小学校へ向かった。その小学校でゼイヴィアは教室にいた。ハリスはその教室へ赴き、ゆっくりとドアを開けた。 「どうなっているの、君?」と彼はショックを受けているゼイヴィアに言った。 「君は今私と一緒に車に乗りたいですか?」
Courtesy WZZM-TV
ゼイヴィアはハイ、と言い、ハリスと二人で学校を出て、待っている車のうちの一台に乗り込んだ。車の列は一連の裏道を走行してから町の大通りに到達し、そこではゼイヴィアとハリスの乗る車両を初め入れんの軍用車両は、赤信号を通過し、と他の車両の前を通る権利があった。この車両グループが陸軍予備軍センターに到着したとき、ハリスはこれからの驚きに備えて、ゼイヴィアの用意をしたーゼイヴィア は名誉兵士になることになっていた。
センター内では、家族、友人、軍関係者と警察関係者が出席していて、式が始まった。
「過去四十年間、私は何人かの兵士たちの宣誓を行うという名誉なことを行ってきました。そのうちの何人かは将軍になりました」と表彰台のメルビン・バウマン中佐は言った。 「私はあなたの年齢の若い少年の宣誓をしたことは一度もありませんが、それをすることは名誉なことです。」
バウマン中佐はゼイヴィアに右手を上げるように頼んだ。 「私の後に繰り返してください」と彼は言った。二人は「入隊」の宣誓を唱えた。
「十月十四日のこの日、あなたは名誉ある兵士になりました、」とバウマン中佐はゼイヴィアに言った。満場の拍手が沸き起こり、ゼイヴィアの母親は表彰台に立った。
「皆さんすべてに私は感謝致します。息子のためにこれをしてください、息子になんでも可能であることを知らしめ、今日彼を輝かせ、そして決してあきらめないように彼に教えてくださってありがとうございました。」と彼女は言った。 「このような出来事によって、ゼイヴィアは努力し続け、戦い続けることを知っています。そして今、彼は一人ではないことを知っています。彼は今、外の世界に自分を気遣って下さる方がいらっしゃることを知っています。」
頬に涙を浮かべてゼイヴィアは同意してうなずいた。特殊技能兵ハリスは少年に近づいて、握手をした。 「ようこそ、陸軍へ」と彼は言った。
Courtesy WZZM-TV
ゼイヴィア
陸軍特殊技能兵 ハリスは重要な任務を展開ー七歳の少年を合衆国陸軍に入隊させた。