BY KAREN HART/FEB. 21, 2020 5:16 EST
mashed.com
ハリウッド人たちが、好む政党、政治家、話題、流行などは、ほとんど関心が持てない私だが、最近面白いパンを試して、調べてみたところ、次のような記事をfoodforlife.comで見つけた。
題して、「エゼキエルパンが非常に健康的である理由」である。
エゼキエルパン:とても健康的な理由
Ezekiel 4:9 Breadエゼキエル書第4章9節パンは、ヴィクトリア・ベッカムやキャリー・アンダーウッドら有名人が健康的なパンと賞賛している発芽穀物パンである。何がそんなに健康的なのだろうか?
エゼキエルパンは小麦、キビ、大麦、スペルト小麦、大豆、レンズ豆から作られており、砂糖は含まれていない。エゼキエルのパンのウェブサイトは、「これらの6つの穀物と豆科植物が発芽して結合すると驚くべきことが起こることを発見しました。牛乳や卵に見られるタンパク質とほぼ同じ完全なタンパク質が生成されるのです。」とある。スライス一枚は80カロリーでオーガニックという認定を受けている。言うまでもなく、この栄養素の詰まったパンには18種のアミノ酸が含まれており、シナモンレーズン入り、亜麻入り、ゴマ入りがある。
しかし、人は発芽穀物が何であるか、それが何故エゼキエルパンをアメリカ人の子供の頃のお気に入りのワンダーブレッドを健康的にしのぐのか、不思議に思うかもしれない。
発芽穀物パンはより栄養価が高い
カリフォルニア州ロスアンジェルスにあるシーダー・サイナイ病院のウェッブサイトにある、The Science of Eating食科学というブログによると、穀物の種子が発芽または発芽成長すると、栄養素が放出される。これにより、最終的には、発芽穀物を材料とするこうしたパンは、健康を心がける人々が恥ずかしくて避ける白い小麦粉で作られたよく見かけるスーパーマーケットのパンよりも、タンパク質とビタミンを豊富に含むそうである。
国立バイオテクノロジー情報センターは、発芽した穀物の栄養素が実際に増加していると認められる研究を実施した。調査によると、「一晩水に浸した穀物を最長7日間発芽させると、遊離アミノ酸と総糖が大幅に増加し、乾燥重量と澱粉の含有量が減少すると言う。発芽成長した穀物のタンパク質含有率は、発芽成長していない穀物よりも高いそうだ。
エゼキエルパンは、Whole Foodsホールフーズ店の冷凍セクションまたはアマゾンのオンラインで見つけることができる。コスコやウォルマートにもある。なぜ冷凍なのか? それは、このパンが防腐剤を含まないため、パンを新鮮に保ち、カビを防止するためである。
私のお気に入りが、バターで覆われた外側がパリッとしたフランスパン(特にサワードウ)のバゲットかもしれないが、エゼキエルのパンは明らかに健康的な選択肢であるのを忘れまい。
ちなみにコスコで買える10の健康的な食品の一つにこのパンは入っている。(残りの9品は一番下、おまけに。)
foodforlife.com
たとえ、このパンの名前の由来が旧約聖書エゼキエル書第4章9節から名づけられているとは言え、このパンを買い求め、食すことで、誰もキリスト教徒やユダヤ教徒に自動的になるわけではない。又390日間食べ続けなくともいい、もし好まなければ。もし好めば、誰にいわれなくとも、人は395日でも食べ続けることだろうと私は思う。
その聖句とは:あなたはまた小麦、大麦、豆、レンズ豆、あわ、はだか麦を取って、一つの器に入れ、これでパンを造り、あなたが横になって寝る日の数、すなわち三百九十日の間これを食べなければならない
ちなみに私は、Dave's Killer Bread/21 Whole Grains and Seeds Organic Breadの「全粒穀物と種子の入ったディヴのキラー(悩殺、とでも訳そうか)オーガニックパン」も好きだ。こうした系統のパンが自分の好みか調べるのに、私は、ピーナッツバターとジェリー(いちご、あるいはグレイプ)のサンドウィッチで試す。ハムやターキー・ハム、チーズ、レタス、トマトをマスタードとマヨネイズで作ったサンドイッチでもよろしいが、ピーナッツバターとの相性が良ければ大抵好きなパンである。そしてゆで卵をマヨネイズや細かく切ったピクルスと混ぜてつくるエッグ・サラダ・サンドウィッチでもおいしい。
おまけ:コスコの健康的な10品
- アヴォカド
- エゼキエルのパン
- トレイルミックス・アーモンド・ナッツ
- プロテイン(粉末・液体)
- 健康的な調理油(2 リットルのオーガニック・エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイルは20ドル以下である。他にココナッツオイルもオーガニックである。)
- アーモンドミルク
- キヌア(キノア?)
- チアシード
- 缶詰(大抵はオーガニック)
- 瓶詰め(大抵はオーガニック)
ここ20年ほど前からアメリカ国民の食生活が少しずつ変化しナチュラルオーガニックスーパーマーケットも急増中といいます。
日米における全ガンの死亡率は、1990年から2000年に掛けて10万人当たりで日本(177人から236人)へアメリカ(203人から197人)でその差ひろがっつています。
アメリカでは、病気を治療するのでなく食事・食習慣の改善によって予防への取り組みが行われています。特に、野菜、果物、ハーブなどを食生活の中で積極的に摂取し、病気を予防しようという試みです。医療や保険に費やす膨大な費用の抑制に繋がると経済的な効果への期待があります。
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米国農務省の2016年認定オーガニック調査(NASS 2017)によると、米国ではオーガニック生産に500万エーカーが使用され、その内訳は、270万エーカーは有機作物栽培、230万エーカーは有機牧草地または放牧地です。
2017年の調査によると、50州すべてにオーガニック農場または牧場があり、オーガニック商品の売り上げの38%はカリフォルニアの2,713農場からのものでした。
テキサス州立大学キャンサー・センターの研究誌による記事には次のように書かれています。
有機野菜、果物、穀物は農薬や除草剤なしで栽培され、こうした化学物質は、害虫や雑草を殺すために従来の農業で使用されています。 したがって、これらの化学物質なしで栽培された食物が人にとってより良いことは明白に思えるかもしれません。
しかし、がんのリスクを減らすということになると、オーガニックの食事が違いを生むかどうかは明らかではありません。
知られていることは、さまざまな果物や野菜(有機かそうでないかに関わらず)を毎日食べると、がんのリスクを減らすことができます。
そして、その利点は農薬に関連するリスクをはるかに上回ります。どうしても気になるならば、そうした果実や野菜を十分に洗うことです。
アメリカではオーガニック食品の大手グローサリー店が多くあり、Whole Foods, Trader's Joe, そしてSproutsなどが代表的ですが、コスコやウォルマート、ターゲットあるいはチェーンのスーパーマーケットにも必ずオーガニック商品・農産物のコーナーが設えてあります。
次回行った時に覗いてみますね‥(^^)